作者 : 津久田重吾
国境のエミーリャ(12)国境のエミーリャ(12)
★始まりの物語。エミーリャ ビギンズ! 時は1963年。 冷戦まっただ中の世界にあって、日本は国そのものが二国に分断。 両国の境界線上に在る東京は強固な壁が聳える国境の街と化した。 杉浦エミーリャは東トウキョウで東から西へと人々を逃がす“脱出請負人”として生きる20歳。 彼女はなぜ危険を承知でこの仕事に従事するようになったのか。 それは溯ること6年の1957年。エミーリャが14歳の日々にきっかけがあったーーー エミーリャ ビギンズ! 彼女の始まりの物語!!
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