作者 : 磯見仁月
18世紀、パリ。王妃マリー・アントワネットの寵愛を受け、革命の波にのまれていった、ファッションデザイナーの物語。フランス王妃として権勢を振るい始めたマリー・アントワネットは苦言を呈する者を排し、偏った人事を行う。混乱が起きるその状況を商機と見て、新作を売り込むベルタン。王妃とモード商、二人の“命名癖”から生まれた新たなドレス“蚤の色風”の流行は、異様な熱を帯びてゆくーー!
ベルタンが手掛けた、大貴族パンティエーヴルの花嫁衣裳の評判は、ヴェルサイユまで轟いた。名声を得て、忙しく働くベルタンの耳に、オーストリアより輿入れする王太子妃専属のモード商を探しているとの情報が入る。後のフランス王妃マリー・アントワネットがいよいよ歴史の表舞台に立つ。世紀の結婚式が始まろうとするその陰で、陰謀が蠢く。ベルタンはルイ15世の公妾デュ・バリー夫人より秘密裏に仕立て依頼を受けるがーー!?
18世紀フランス革命前夜。平民の出ながら、ベルサイユ宮殿で貴族以上の権勢を誇る“仕立て屋”がいた。彼女の名はローズ・ベルタン。悲劇の王妃マリー・アントワネットの寵愛を受け、革命の波にのまれていった、ファッションデザイナーの祖と称される人物の物語。
少年棋士時空を超える!チェス×歴史ロマン フィリドールの試練に応え、さらに成長した黒六。 18世紀のフランスで対峙したのは、未来の宿敵!? 次々と明かされる事実に、黒六は覚悟を決めるが… そして運命が交錯し、未来と過去が反転する。 白熱必至のチェス歴史ロマン譚、ここに完結!!
少年棋士時空を超える!チェス×歴史ロマン 18世紀最強を誇る棋士・フィリドールに 敗北を喫した黒六。だが、ある思いを胸に秘め、 フィリドールに弟子入りすることを志願する! レベッカとのコンビ指しという難題を課され、 黒六はチェスのさらなる高みを目指すが…!?
少年棋士時空を超える!チェス×歴史ロマン 自動チェス人形に入って対局する天才チェス少年・黒六の 次なる相手は… あの天才作曲家・モーツァルト!! 彼の心の中の旋律は、対局中に何を奏でる…!? そして、それぞれの感情が交錯する物語の核心へ…
少年棋士時空を超える!チェス×歴史ロマン 18世紀にタイムスリップした天才チェス少年・黒六は、 発明家・ケンペレンの発明した人形タークの中に入り、チェスを指すことにーー 緒戦に挑んだタークと黒六。 勝負の行方は? そして、黒六の身に思わぬ事態が発生する!!??