作者 : 高谷智裕
卒業への路… 感動の最終巻!! 大学4年、10月最後の日曜日。 晴れて凪子と付き合うことになる湊。 明けて1月のランフェスに向け 身が引き締まる思いに。だが年の瀬、 ストックしていたアカハタが全滅する。 これまでプロジェクトに携わった 仲間の努力が水の泡に!? 卒業も近づく中、最大の試練!! さらに未だ湊の進路は決まってなく… 4年間の集大成、焼き付けよ!!
大学4年、愉しき苦難の道! アカハタプロジェクトのサブリーダーに 任命された湊は皆をまとめるのに手一杯。 ようやく目指すべき目標を定め、 走り出せることになったが問題は山積み。 ただ、茨の道を進むのは悪くない。 話し合い、解決する、その楽しさに あらためて自分の未来を重ねていく… 「こうゆう感じで仕事ができたら面白いだろうな…」と。 一方、凪子と父があらぬところでつながり… 劇的な展開を迎える芳醇の23巻!
研究対象は高級魚!? 4年になり漁撈研に入った湊は“海洋牧場”に興味を抱く。環シナセンターの曽矢野教授を紹介され、早速会いに行くと…… 「君はアカハタをやりなさい」と指示される。初めて聞く魚の名前にキョトンとなるが釣り名人岳崎を誘って早速アカハタを釣ってみることに。知れば知るほど、その魅力にハマっていく湊。そして、蒼々たる面々が集められた会合で湊にある大役が任されたのだ…!?
凪子に訪れる数々のドラマ! 野生の赤ちゃんスナメリが保護された。 誰かが見てあげないと今にも消えてしまう命。 凪子はこのサポートをするため、 長大水産学部・漁撈研の先輩・大浦佳と 佐世保の水族館[海きらら]へ。 世界でも例を見ない野生のスナメリの人工哺育。 24時間体制でスタッフが命と向き合う事に。 連載時、凪子と佳の関係性、二人のドラマに沸いた [海きらら編]を完結まで完全収録! 【編集担当からのおすすめ情報】 心が締め付けられます。
大学生活四度目の春! 潜木と見た水産の未来を明るくする夢。 それに近づけると湊は、凪子と同じ 漁撈研に所属することに。 同じ学び舎で過ごす日々--- 入学前に描いていたキャンパスライフがやっと送れる かと思いきや、先輩についていくので大忙し。 湊は鮑の陸上養殖のサポートで島原へ、 凪子は佐世保の水族館へ。 交差する青春が歯がゆくも美しい最新20巻!!
3年秋、研究室選びがスタート! 航海実習が終わり船は長崎にへと帰港。 生徒と教員の間に確かに培われた絆ーーー 生徒らは出港前より、確実に逞しくなっていた。 湊は4年次のゼミをどこにするかで迷っていた。 秋も深まる中、思いも寄らぬ報せが… 凪子が4年の春から長大でお世話になる!? 同じキャンパスを歩くことを夢見て始まった 湊の長大ライフ。なんと凪子が帰ってくる!! だが、彼女の進む研究室は曰く付きで!? 二人の青春模様から益々目が離せない!!
航海実習マグロはえ縄、嵐の中で!! 実習船は太平洋を赤道付近まで南下。 はえ縄漁でマグロを狙っている。 ついに群れと遭遇。 “シャチ回し”まで始まり大漁の報せかーー!? 時を同じく、 熱帯低気圧の影響で海は大時化に。 しかも夜!! 甲板に波が叩きつけられる過酷な環境の中 学生達が取った選択はーー? 海の上は何故こうも人を成長させるのか。 胸が熱くなる嵐の操業に刮目せよ! 湊の父親の回想話からも目が離せない!
航海実習編、快調! 次はマグロだ! 黒潮がもたらす未来型エネルギーを肌で感じたり、 陸では絶対に体感できない経験に 生徒らの胸は高鳴る。 さらに、吉井船長から「無寄港」の命が下り… 船は日本の海域を離れひたすら南下。 生徒らには動揺が走るも、 なんと広い太平洋ではえ縄漁を行うことに! 狙うはマグロ! 投縄の総距離50キロ、 ほぼ一日がかりの作業に気力も体力も奪われる中、 珠玉の体験の数々が湊らを待ち受ける!
航海実習、貴重な講義の数々! 3年時の一大イベント航海実習。 湊たちは第3航目の実習に参加。 前の2航とは違って、堅物の吉井船長が 指揮を執る影響か、ピリッとした空気。 早速、体調を崩す者も現れ、先が思いやられる。 だが、船の上で用意された実習はどれもが刺激的。 初めて触る航海器機、海の絶景も拝めるワッチ、 珍しい魚と出会えるトロール操業に魚類分類学。 そして、日本のエネルギー問題に関する講義まで。 知識欲を刺激され、学びに歓喜する、第16巻!!
濃厚な3年時に突入! 3年生に進級した湊たち。 新入生を迎えるにあたり委員長に任命された湊は 亡き友のことを、静かに、熱く語り始める…… その潜木の一周忌が春の終わりに。 潜木の高校時代の親友・真砂と始めて 腹を割って話してみると、ある変化が…… そして夏、長崎丸での二週間に渡る航海実習が始まろうとしていた… 期待と不安を織り交ぜながら、海に思いを馳せろ! 濃厚すぎる水産生ライフが楽しい、第15巻!!
三角関係の始まり…? 長大祭で恋事変!? 再び前を向き始めた湊は 長大祭の準備に、ワムシの研究手伝いに奔走。 忙しいのは明らかなのに、文化祭準備に追われた奈津子を 家まで送り届けてくれる気配りも相変わらず。 そんな湊に、奈津子の想いは次第に高まっていき、 気付いたら、朝、湊は奈津子の部屋にいて……… 一方、湊の想い人・凪子はワムシを求め長大へ。 奇しくも長大祭初日、3人が交錯する…!! 湊の両親の運命の出会い編も必見、 恋模様が特盛りの第14巻!!
タイトルの意味が明らかに! 亡き潜木と向きあう為、再び海に戻った湊。 外洋帆船部の同期らと選んだ行き先は対馬・厳原。 途中待ち受けるのは難しいと言われる対馬海流。 潜木に頼ってばかりだった同期3人の力だけで ここを越えたい…! だが時化も重なり、船の制御は困難を極め…!! 荒れ、うねり、騒ぐ海を前に、 湊たちはある一枚の絵画の話を思い出す。 それは立ち寄った野崎島の島守・リチャード氏から聞いた 船乗りなら誰しもが奮い立つ希望の物語ーーー タイトル『第九の波濤』の意味を知る、記念すべき今巻。 雑誌掲載時に大反響、 湊と平瀬奈津の禁断の愛がたまらない、 稲佐山の横恋慕事変も収録! 【編集担当からのおすすめ情報】 青春の玉手箱。
長崎の街を越えて…遥か遠くへ船は往く。 新2年生になって、また、 熱い夏がやってくる… 海洋浪漫キャンパスデイズ!! 洋上風力発電が、次世代の漁業を 発展させる鍵になるかもしれない…! 長崎県五島市で、洋上風車を見学した潜木と 岩手県釜石市で、陸上風車を見学した湊は 互いの見たものを伝え合い、 明日の漁業へ夢を馳せる。 しかし、その矢先、海風薫るGWに 思いがけない事件が起こってしまうーーーー 急展開の第12巻……!! 【編集担当からのおすすめ情報】 雑誌掲載時、連載開始以降、もっとも反響が大きかった回を収録。
洋上風力発電の最先端…五島へ!! 先日ヨットレースで訪れた、五島。 そこは、今注目を集める再生可能エネルギーの一端である、 「洋上風力発電」の、研究の最前線だった!! 長崎大学水産学部の打ち立てた【洋上クラスター構想】について 実際の目で現状を把握するべく、 洋上風車の環境アセスメントについて、 研究を重ねている川辺教授に付き従い、 湊と潜木は、再び、五島へ…! そこで待ち受けていたのは、 堂々たる偉容を誇る、洋上風車【はえんかぜ】と、 風車を立てた男達の熱い生き様…!! 水産業の輝ける明日を追い求める2人に、 洋上から、強く風がふく…!!! 【編集担当からのおすすめ情報】 実際の取材を元に描かれた、骨太の内容! 志を共にし、いよいよ仲を深める、湊と潜木だけど… やっぱり一筋縄じゃ行かないトラブルも!? 凸凹コンビの熱い五島探訪記、是非お楽しみください!
五島ヨットレース編、始動! 外洋帆船部に所属する湊の相棒は、 高校時代、小型ヨットで 全国に名を馳せた男・潜木洋介。 漁師の家の子だけあって、 その風を読む力は天才的……!! そんな潜木の元相棒・真砂が、 いま再び、現れる。あの日から止まった船を 動かすがごとく…!! 波瀾の五島ヨットレース編、はじまるーー 【編集担当からのおすすめ情報】 元・ディンギー日本最強高校生コンビの進路は… 対照的。 かたや、地元で船を捨てて、今は船種のちがうものへ。 かたや、ディンギー(小型ヨット)日本代表は 間近というところまで。 しかし、人は、「足る」を知らない生き物…! 大学日本一どころか、プロアマ通じ、 国内最強に成り上がっってなお、 チャンピオン・真砂一輝の乾きは止まらない… 風をうしなった帆船のごとく、ただ潜木を想っている真砂…… 失われし日々を、海は与えうるのか。 海に向き合うことでしか、つけられない決着を今!!!!!
学部祭グルメバトル、完結!! 自称、神の舌を持つ男・川口とタッグを組み、 長崎大学水産学部の学部祭の出店バトルに 1年生ながら参加した、海老原湊! 魚介類の旨さを引き出すことを 日夜研究している、ゼミ生の先輩連の 実力に驚嘆しながらも、 持ち前の探究心と行動力で、 最高の【鯛めん】を 作り上げたふたりだったが… 不慣れな初出店、出足が遅れて、 売り上げにかげりが…!? どうなる、出店バトル!? さらに、この多忙極まる文化祭期間、 湊は平行して「小型船舶免許2級」の 試験勉強もしていたのだが… そちらの結果も見逃せない…!!! グルメの秋、勉強の秋、クライマックスな秋、深まる!!!!! 【編集担当からのおすすめ情報】 【おいしい】を科学しつくした、長崎大学水産学部上級生の 意地とプライドに、若さと勢いで体当たりする、ルーキーふたり…! 長崎大学水産学部版の、【究極】と【至高】のメニュー対決のゆくえを ご覧下さい!!!
水産学部の本気…鴻洋祭開幕!! 長崎大学水産学部の学部祭は、 なんと”味の見本市”だった!? 日頃の研究の成果を存分に披露するべく、 数多のゼミが、知識と設備をフルに使って 出店でガチンコバトル!! そんな中、1年生にもかかわらず 湊を誘って、自称・グルメ王の 川口が殴り込み…!? どうなる、メニュー開発!? 【編集担当からのおすすめ情報】 雑誌掲載時、大きな反響のあった 【鴻洋祭編】! 海の幸を、存分に楽しむために、 味の最先端を科学的見地から追い求める 長大水産学部の学生達が本気のバトルを 繰り広げます! うま味の波濤が押し寄せる一品を 開発するのはどこのチームか!?
長崎の祭りに参加! 長崎の味に挑戦!! 一目惚れした女の子の進学先と勘違いして 入った長崎大学水産学部だけど、 夏じゅう養殖のバイトをして、水産の面白さに ハマってきた湊。大学OBのツテで 長崎の精霊流しにも参加したし、 今度はなんと文化祭でも大暴れ…!? 大学生活フルエンジョイの秋、はじまる! 【編集担当からのおすすめ情報】 進路に迷う、潜木と木場には、新しい光明が。 そして、湊には新たな挑戦が。 もし違う大学に入っていたらどうなっていたのかな… と思いを馳せてしまうことまちがいなし! 大学をこれから選べる人には、水産学部の面白さが120%わかる、 オススメの今巻です!
大学一年生の夏がやってきた!!! 進級がかかった海洋訓練も、命からがらやり通し、ついにやってきた夏休み。 「ああ、もう早起きしなくていいんだ…」 と、思ったのもつかの間、教授のススメで、長崎大学水産学部OBの 養殖業者さんのところにアルバイトへいくことに! 人生初のアルバイトは、海辺で、泊まり込み。 わくわくの夏休み編、到来です! 【編集担当からのおすすめ情報】 東京育ちのもやしっ子が、徐々にたくましくなってきました。 陸では優秀と、期末後に教授に太鼓判をもらった湊ですが、 同じく、テストを最優秀でクリアした木場と一緒に、 「養殖業」の会社へ、アルバイトにいくことに。 はたして、「養殖」ってどんなお仕事なの!? もやしっ子ふたりにつとまるの!!? 漁業大国ニッポンの、 おさかな最前線を、湊たちの目線からレポートします!
進級には、10キロ完泳がマスト!? 一目惚れした少女を追って長崎大学に 入るも、彼女は東京の大学に入学しており、 恋心むなしくすれ違ってしまった海老原湊。 気を取り直して、水産学部の授業に前向きに なってきた頃、期末の「海洋訓練」で 10キロ泳げなかったら進級できない、 と聞かされ、大ピンチ…!!! 【編集担当からのおすすめ情報】 大学1年生の一学期なんて、 「高校と違ってなんと自由なことか…」と 受験後の燃え尽き症候群的に 拍子抜けする人も多いと思います。 が!!! 主人公達の一学期末はスーパーハードモード! カッター船の操船訓練や、救命訓練、ロープワーク、 などなど、洋上で必要な技術・体術を徹底的に仕込まれます! ハリがあって羨ましい? それともキツすぎる? 見る分にはたのしいキャンパスデイズを、海辺の合宿所からお届け!