夕焼けの詩(1)
昭和30年代の世界に現代の心のふるさとを追う、珠玉のメルヘン。
▼第1話/星を作った大工▼第2話/ふたりの魔術師▼第3話/泣くな!ジャリ太郎▼第4話/ラストタンゴ▼第5話/折れた刀▼第6話/トンボのくる日▼第7話/ユーレイ女優▼第8話/質屋▼第9話/天使の道▼第10話/猫をつれた漁師▼第11話/私小説▼第12話/二代目参上▼第13話/おにぎり女房▼第14話/帰ってきたSL▼第15話/火消し一番のり▼第16話/オモチャの王様▼第17話/デパート・ガール▼第18話/海の男の人生は…▼第19話/七色の煙▼第20話/ヌードの鬼▼第21話/魔法のカクテル▼第22話/六さんの梅▼第23話/旅の宿▼第24話/雨を売る男▼第25話/セールスマンの鏡▼第26話/花火エレジー▼第27話/日のあたる場所▼第28話/スター▼第29話/ふうりん ●あらすじ/ある場所に腕利きの大工がいた。その職人芸たるや、立てた柱に後光がさすといわれるほどのもの。だが、世の中は高層建築の時代に変わり、彼の腕を発揮する場所もどんどん無くなっていく。そんな彼の元に、ある依頼があった。なんと宇宙衛星を木造で作ってくれというのだ(第1話)。▼ある日、町にやって来た見せ物小屋。少年はその中で見た、生きたライオンを空中から出現させるという大魔術が忘れられず、手品の練習にはげむようになる。月日は流れ少年はマジック界の大スターとなっていた。だが、彼の追い求めるあの大魔術「ライオンの術」はいまだ実現できていない。「あのマジシャンは、本当の魔法使いではないだろうか…」。苦悩する彼は、ある日、場末で一枚の魔術団の公演チラシを見かけた…(第2話) ●本巻の特徴/大工、魔術師、子役タレント、キャバレーのホステス、刀鍛冶、カメラマン…さまざまな場で活躍する”プロフェッショナル”たちの姿をコミカルに、またペーソスあふれるタッチで描いた、現代のメルヘン集。
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昭和30年代の世界に現代の心のふるさとを追う、珠玉のメルヘン。 ▼第1話/夢野平四郎の青春▼第2話/レモンティーの見た夢▼第3話/狂った映像▼第4話/斬り込み▼第5話/最後の休暇▼第6話/妖剣▼第7話/夕日のフライングマン▼第8話/狐塚▼第9話/鬼女の影法師▼第10話/異聞不知火小僧▼第11話/真夜中のミシン ●あらすじ/夢野平四郎は人気マンガ家。とはいってもそれは昔の話で、現在はアパートの経営者として悠悠自適の毎日である。だが、初老となった今も、マンガへの意欲は決して失ってはいない。そんな彼の元に、ある出版社から単行本発行の依頼がある。喜びいさんで新作の原稿を持っていった夢野だが、それは昔のヒット作の復刻版の発行依頼だった。その晩、複雑な思いで酒を飲む彼の前に、学生時代の親友が現れた…(第1話)。▼フルーツパーラーのボーイ・広平の趣味は、スポーツカーと輸入雑貨。とはいっても今の彼に出来る事といえば、車雑誌の切り抜きを寮の壁に貼って眺め、デパートの家具売場をひやかす事ぐらい。いつかは同僚のウエイトレス・ユキをスポーツカーに乗せ、彼女と幸せなマイホームを築くこと…それが広平の夢だった。だが、ある日彼はユキがエリートの若者と結婚してしまった事を知る…(第2話) ●本巻の特徴/現在のタッチとは少々異なる、劇画風の絵柄で描かれているのが第1〜第6話。ストーリーも”せつない”話が多く、作者の意外な作風が見られる。 1975/10/28 発売
昭和30年代の世界に現代の心のふるさとを追う、珠玉のメルヘン。 ▼第1話/鈴木家の人々▼第2話/やってきた力道山▼第3話/ナフタリン人生▼第4話/日の出ソロバン塾▼第5話/笹の葉さらさら▼第6話/街の灯▼第7話/麦わら帽子の夏▼第8話/カナカナ寺三代目▼第9話/すすき雲▼第10話/俺は風来坊▼第11話/日曜のキャンパス▼第12話/夕日台駅徒歩10分▼第13話/パパはお金持ち▼第14話/ゆく年くる年▼第15話/二丁拳銃のトム▼第16話/オーマイスイートホーム▼第17話/幻海紀行 ●登場人物/鈴木則文(鈴木オートの社長。働き者で子供には少々甘い)、鈴木トモエ(優しくてしっかり者のお母さん。時に怒ると恐い)、鈴木一平(鈴木オートの一人息子。ワンパクだが、気は優しい) ●あらすじ/今日も相変わらず鈴木オートは大忙し。昭和30年代に入り、国産車も様々な新型が登場しはじめ、町の修理工場も不勉強ではやっていけない。そんなある時、メーカー主催の研修会の誘いがやって来た。社長は、鈴木オート代表として従業員の六さんに参加してもらうことにしたが…(第1話)。▼一台の高級車が三丁目でエンストした。修理の間、後部座席に乗っていた車の持主は周辺を散歩することにした。彼は途中で一人のいじめられっ子と出会い、泣きつづける子供を抱き上げる。やさしく笑い、励ますその顔は、なんとあの力道山だった!(第2話) ●その他のDATA/昭和30年代風物誌〜新型車〔ヒルマン、トヨペットクラウン、ルノー日野、プリンスセダン 他〕(第1話)、力道山(第2話)、ソロバン塾(第3話)、三丁目の俯瞰全体図(第8話) 1978/07/28 発売
昭和30年代の世界に現代の心のふるさとを追う、珠玉のメルヘン。 ▼第1話/黒マントと夕日▼第2話/終電車▼第3話/波止場▼第4話/あいつ▼第5話/親友▼第6話/麻雀の星▼第7話/パチンコ人生▼第8話/殺意のバラード▼第9話/ふたり▼第10話/正義の味方▼第11話/怪談▼第12話/時効▼第13話/就職▼第14話/兄と妹▼第15話/透明人間▼第16話/先輩▼第17話/疑惑▼第18話/ホワイトクリスマス▼第19話/星空▼第20話/俳優▼第21話/彼と…▼第22話/日曜日のゴジラ▼第23話/ミステリー▼第24話/災難▼第25話/グリーングラス▼第26話/運命▼第27話/怪人七面相▼第28話/白い殺意▼第29話/火星人▼第30話/蜃気楼▼第31話/望郷▼第32話/甘い生活▼第33話/SHIKISOKUZEKU▼第34話/影絵の部屋 ●登場人物/青木五郎(独身サラリーマン)、ヨー子こと山本洋子(五郎の恋人)。 ●あらすじ/独身の若手サラリーマン・五郎はある週末、バーのホステス・ヨー子と一夜を共にする。翌朝、五郎の部屋でくつろいでいた彼女は、自分が“いつでも空に虹を出す力”を持っていることを明かす。それは子供の頃にひとりの黒マントの怪人に授けられた能力だという。実は五郎も子供の頃にその怪人に出会っていたが、彼はそのことを忘れていた…(第1話)。▼だらしなく眠る酔っぱらい、いちゃつくアベック…終電車の中で繰り広げられるいつもの風景。そんな中でサラリーマンの五郎は悩んでいた。今日、昔のジャズ仲間が、またバンドを結成しないかと誘ってきたのだ。順調に出世コースにのっている会社を辞めてまで、昔からの夢を追いかけるべきかどうか。同僚で恋人の洋子は励ましてくれるのだが…(第2話) ●本巻の特徴/主人公はサララリーマンの五郎、そしてその恋人の洋子。すべてのストーリーをこのキャスティングで展開し、メルヘンあり、サスペンスあり、SFあり、はては時代劇ありと、全34話のショートショートに挑戦した、シリーズ中でも異色の1冊。 1978/08/28 発売
昭和30年代の世界に現代の心のふるさとを追う、珠玉のメルヘン。 ▼第1話/さよならジェームスディーン▼第2話/正月八景▼第3話/喫茶店スワン▼第4話/フランケン先生▼第5話/別れ道▼第6話/夜明けのランナー▼第7話/キンタロウ文庫▼第8話/イナズマ五段▼第9話/五月の風▼第10話/マネービル▼第11話/日真田氏飛び出す▼第12話/星はなんでも知っている▼第13話/招かれざる客▼第14話/出席シマス ●登場人物/鈴木則文(鈴木オートの社長。働き者で子供には少々甘い)、鈴木トモエ(優しくてしっかり者のお母さん。時に怒ると恐い)、鈴木一平(鈴木オートの一人息子。ワンパクだが、気は優しい) ●あらすじ/単調な毎日に不満を感じている女子事務員の広美は、ゴーゴー喫茶で不良がかった若者・敬一郎と知り合う。堪え性がなく、職を転々とっする敬一郎は「太く短く生きる」が身上。妙に意気投合した二人はやがて同棲を始める。給料が入れば毎晩二人で遊びまわり、金が無くなるとパンの耳をかじる。そんな自堕落な生活も、二人にとっては楽しい日々だったが…(第1話)。▼門前の日の丸や松かざり。ヤッコ凧を揚げる子供たち。三丁目にも新年がやってきた。いつもは男まさりなミッちゃんも、今日は着物姿であすまし。鈴木オートでは一平が獅子舞にかじられて大慌て。だが、年賀状が一枚も来ない駄菓子屋の茶川さんは、ちょっと寂しいお正月…三丁目の元旦の風景をスケッチした心温まる小編(第2話)。 ●その他のDATA/昭和30年代風物誌〜貸本屋(第7話) 1979/08/29 発売
昭和30年代の世界に現代の心のふるさとを追う、珠玉のメルヘン。 ▼第1話/ミッちゃん海へ行く▼第2話/サンマータイム▼第3話/線香花火▼第4話/発車オーライ▼第5話/赤とんぼ▼第6話/おかしの国▼第7話/ケセラケセラ▼第8話/紅葉(もみじ)の街▼第9話/お富さん▼第10話/クリスマスツリー▼第11話/ハッピーニューイヤー▼第12話/白銀は招くよ▼第13話/涼子の不思議な力▼第14話/僕たちの青春 ●登場人物/鈴木則文(鈴木オートの社長。働き者で子供には少々甘い)、鈴木トモエ(優しくてしっかり者のお母さん。時に怒ると恐い)、鈴木一平(鈴木オートの一人息子。ワンパクだが、気は優しい) ●あらすじ/お父さんと二人暮らしのミッちゃんは、実はまだ一度も海へ行ったことがない。だが、今年の夏は海水浴に連れて行ってくれるという。大喜びのミッちゃんは水着や浮袋を買い、お弁当のおにぎりもたくさん作って用意万端。そして翌日…初めて見た海は歌のとおりにとても大きかった。熱い砂、海の家で飲むラムネ、砂で作ったお城…初めての海水浴はあまりに楽しく、そしてあっと言う間に時間は過ぎてゆく…(第1話)。▼焼けつくような夏の昼下がり。三丁目である不可思議な密室傷害事件が起こった。薬局の2階で探偵事務所を営む日真田氏が、その名推理で見事に謎を解く!?(第2話) ●その他のDATA/昭和30年代風物誌〜海水浴(第1話)、粉末ジュース(第2話)、縁日のくじ引き(第3話)、バスガール(第4話)、駄菓子のいろいろ(第6話)、ハエ取り器(第7話)、煉炭(第10話) 1979/09/28 発売
昭和30年代の世界に現代の心のふるさとを追う、珠玉のメルヘン。 ▼第1話/いたずら教室▼第2話/春の足音▼第3話/雛まつり▼第4話/仰げば尊し▼第5話/糸でんわ▼第6話/夜の訪問者▼第7話/ヒーローの詩▼第8話/短編小説▼第9話/卯の花の咲く頃▼第10話/てるてるぼうず▼第11話/水中花▼第12話/海岸通り▼第13話/夕涼み▼第14話/私だけが知っている●登場人物/鈴木則文(鈴木オートの社長。働き者で子供には少々甘い)、鈴木トモエ(優しくてしっかり者のお母さん。時に怒ると恐い)、鈴木一平(鈴木オートの一人息子。ワンパクだが、気は優しい) ●あらすじ/ガリレオこと大原さんは、一平のクラスの級長。真面目で熱心すぎて、みんなの反感をかうが、なぜかいつも級長に選ばれる。今日も一平はち悪ガキは、先生の目を盗んではいたずらに励み、大原さんに言いつけられる。いわば、一平たちの天敵である彼女だが、ある日から大原さんが学校に来なくなった。聞けば結核で入院してしまったという…(第1話)。▼保険外交員の松子さんは、鈴木オートのお父さんの親戚。だが、得体の知れない健康食品や新興宗教の入信を勧める彼女だが、鈴木さんたちはどうも苦手だ。でも、信仰のおかげで幸せだという松子さんの生活に実体は…(第2話) ●その他のDATA/昭和30年代風物誌〜アルミサックのロケット、鉛筆に彫った戦艦、かんしゃく玉の地雷 他(第1話)、ひな祭り(第2話)、糸電話(第3話)、しょうぶ湯(第8話)、暗い夜道(第9話)、きもだめし(第13話) 1980/08/28 発売
昭和30年代の世界に現代の心のふるさとを追う、珠玉のメルヘン。 ▼第1話/松の湯の客▼第2話/熱帯魚▼第3話/霜ばしら▼第4話/元旦の客▼第5話/真冬の帰り道▼第6話/鬼さんこちら▼第7話/日なたぼっこ▼第8話/正義の味方▼第9話/春風吹いて▼第10話/わたしの青空▼第11話/飛べ!伝書バト▼第12話/後楽シーズン▼第13話/緑の風▼第14話/時の記念日 ●登場人物/鈴木則文(鈴木オートの社長。働き者で子供には少々甘い)、鈴木トモエ(優しくてしっかり者のお母さん。時に怒ると恐い)、鈴木一平(鈴木オートの一人息子。ワンパクだが、気は優しい) ●あらすじ/銭湯は人と人が裸で付き合う場所。三丁目の松の湯は今日もお客さんで一杯だ。一番風呂に集い、都都逸をうなるのは近所のおじいさんたち。やがて日が暮れると、家族づれの時間。鈴木さん一家や、ミキちゃん一家が集まってきた。夜が更けると刺青のおじさんや学生、夜勤前のお巡りさんなど、いろんな人がやってくる…(第1話)。▼中学生のマサオとキヨシは熱帯魚に夢中。乏しいこづかいをやりくりしても、高価な熱帯魚にはなかなか手が出ない。でも、熱帯魚の養殖家のおじさんと知り合いになり、格安でわけてもらえるようになって二人は大喜び。しかし、なにかと病気がちになったおじさんのスキをみて、二人は熱帯魚を盗むようになる…(第2話)。 ●その他のDATA/昭和30年代風物誌〜銭湯の一日(第1話)、TVのヒーロー(第8話)、ブリキのおもちゃ(第10話)、伝書バト(第11話) 1982/12/17 発売
昭和30年代の世界に現代の心のふるさとを追う、珠玉のメルヘン。 ▼第1話/雨に唄えば▼第2話/朝顔▼第3話/ユースホステル▼第4話/湘南電車▼第5話/海の動物園▼第6話/最後の夏▼第7話/一番星みつけた▼第8話/家庭電化時代▼第9話/我が良き友よ▼第10話/青春図書館・ライバル▼第11話/青春図書館・敗北者▼第12話/青春図書館・星野友男の場合 ●登場人物/鈴木則文(鈴木オートの社長。働き者で子供には少々甘い)、鈴木トモエ(優しくてしっかり者のお母さん。時に怒ると恐い)、鈴木一平(鈴木オートの一人息子。ワンパクだが、気は優しい) ●あらすじ/三丁目にもじめじめした梅雨の季節がやってきた。だが子供たちは遊びの天才。車の泥はねやぬかるみを避ける行為でさえも、忍法に見立てて大はしゃぎだ。一方、土砂降りの雨のなかでも働かなければならない大人たちは大変。鈴木オートの社長はカッパをかぶって出張修理にかけずりまわり、六さんはオート三輪を運転していてぬかるみにはまって困り果ててしまう(第1話)。▼駄菓子屋の茶川さんの元に一人の男の子がいる。名前は淳之介。ヒロミの友人のストリッパーが蒸発してしまい、その子供を預かっているのだ。こんな境遇にありながらも、淳之介は素直に育ち、学校の成績も良く、時には茶川さんの小説の清書をするまでになっていた。そんな淳之介を茶川さんは目の中にいれても痛くないほど可愛がっていたのだが…(第2話)。 ●その他のDATA/昭和30年代風物誌〜ユースホステル(第3話)、ストレプトマイシン(抗生物質)(第4話)、水族館のゾウアザラシ(第5話)、当時の電化製品(第8話) 1983/11/30 発売
昭和30年代の世界に現代の心のふるさとを追う、珠玉のメルヘン。 ▼第1話/おとそ気分▼第2話/家庭教師▼第3話/異常乾燥注意報▼第4話/昨日・今日・明日(きのう・きょう・あす)▼第5話/牡丹雪(ぼたんゆき)▼第6話/おままごと▼第7話/夕日小学校▼第8話/春の歳時記▼第9話/自転車入門▼第10話/家庭の事情▼第11話/かっこうの歌▼第12話/ブリキの鉄砲▼第13話/金魚草▼第14話/蚊帳(かや)の中 ●登場人物/鈴木則文(鈴木オートの社長。働き者で子供には少々甘い)、鈴木トモエ(優しくてしっかり者のお母さん。時に怒ると恐い)、鈴木一平(鈴木オートの一人息子。ワンパクだが、気は優しい) ●あらすじ/いつものように忙しい鈴木家の大晦日。買い物に出かけたトモエさんは、商店街のくじで一等を当てる。賞品は大晦日から3泊の正月旅行。みんなで喜んででかけるのだが……(第1話)。▼中学生の陽一の新しい家庭教師がやってきた。一流大学に通う苦学生の相馬だ。勉強には厳しく、とっつきにくい相馬だったが、陽一に優しさや友情の大切さを教えてくれる、かけがえのない貴重な存在でもあった(第2話)。▼火事の恐さを熟知してえいる夕日町消防署の署長さんは、防災活動で大忙し。ところが、ある日、夫の超多忙ぶりにあきれた妻が子供を連れ、実家に帰ってしまう…(第3話) ●その他のDATA/昭和30年代風物誌〜ガスコンロ(第3話)、こたつ(第3話)ままごと(第6話)、電車ごっこ(第6話)、おもちゃのピストル類(第7話)、自転車(第9話)、百連発ピストル、コルク鉄砲、平玉使用ピストル、連発輪ゴムピストル(第12話)、氷のう(第13話)、井戸(第13話)、蚊帳(第14話)、ぶたの蚊とりせんこういれ(第14話) 1986/02/28 発売
昭和30年代の世界に現代の心のふるさとを追う、珠玉のメルヘン。 ▼第1話/家を建てるなら▼第2話/春の雪▼第3話/風の中▼第4話/趣味の世界▼第5話/ピクニック▼第6話/鯉のぼり▼第7話/三丁目の夕ごはん▼第8話/走馬燈▼第9話/夏座敷▼第10話/浮草▼第11話/優曇華(うどんげ)の花▼第12話/蝉しぐれ▼第13話/結婚記念日▼第14話/道草 ●登場人物/鈴木則文(鈴木オートの社長。働き者で子供には少々甘い)、鈴木トモエ(優しくてしっかり者のお母さん。時に怒ると恐い)、鈴木一平(鈴木オートの一人息子。ワンパクだが、気は優しい) ●あらすじ/古くなり、手狭になった家を立て替えることになった川崎さん一家。ところが、家族それぞれが自分の希望を言うため、大工の三沢さんは大弱り。そんな折、奥さんの姉夫婦が無理して新築した家が原因で離婚する。これを知った川崎さんは、大工の三沢さんの人柄を信じて全てを任せることにする(第1話)。▼鏡荘に越してきた昌子と進一。二人は将来結婚することを約束したカップルだった。ある日、昌子は自分達の部屋に見知らぬ女性が居るのを外から見た。進一が浮気していると思った昌子は、急いで部屋に行くが、結局それは幻だった。しばらくして、隣人一家のご主人が事故で急死し、越していく。今度は誰も住んでいないはずの部屋の窓に、引っ越していった隣人一家の姿が見える…(第2話)。▼婿養子のナチュラル電気店の主は、奥さんと姑に頭が上がらない。そんなこともあり、テレビの修理で行った家の主人の関白ぶりをうらやましいと思う。ある日、その主人と飲み屋でバッタリ出会って話しているうちに、なんとその主人も自分と同じ婿養子だと分かる(第3話)。 ●その他のDATA/昭和30年代風物誌〜ガス湯沸かし器(第1話)、歌声喫茶(第2話)、電気掃除機(第3話)、HOゲージ(第4話)、メルクリン社鉄道模型(第4話)、てるてる坊主(第5話)、乗り物酔い防止法(第5話)、平均的な30年代の朝食(第7話)、朝食のおかず(第7話)、安あがりの夕食の例(第7話)、トースター(第7話)、走馬燈(第8話)、30年代の朝食(第7話)パンをふかしたお菓子(第7話)、すだれ(第9話)、迎え火(第9話)、夏座敷(第9話)、かや(第9話)、優曇華(うどんげ)(第11話)、わらぶき屋根の家(第12話) 1987/01/30 発売
昭和30年代の世界に現代の心のふるさとを追う、珠玉のメルヘン。 ▼第1話/いのち▼第2話/紙芝居(かみしばい)▼第3話/掘炬燵(ほりごたつ)▼第4話/障子張り(しょうじはり)▼第5話/クリスマスプレゼント▼第6話/父と娘▼第7話/六さんの成人式▼第8話/雪あかり▼第9話/遅い春▼第10話/なかよし▼第11話/祝辞▼第12話/お花見▼第13話/黄金の腕▼第14話/消えた遺産▼第15話/マロニエの花▼第16話/鈴木一平の冒険 ●登場人物/鈴木則文(鈴木オートの社長。働き者で子供には少々甘い)、鈴木トモエ(優しくてしっかり者のお母さん。時に怒ると恐い)、鈴木一平(鈴木オートの一人息子。ワンパクだが、気は優しい) ●あらすじ/鈴木一平の友達・三郎はハムスターを飼い始めた。学校にも連れて行くほど可愛がっていたある日、ハムスターが野良猫に襲われ、死んでしまう。かたきを取るため、三郎と一平たちは野良猫退治に向かうが…(第1話)。▼今日も紙芝居のおじさんは、病院にやって来た。様々な病気で入院している子供達に紙芝居を見せるためだ。紙芝居を終えたおじさんの所にマサルが、今日やった紙芝居の結末を尋ねに来る。1か月後に手術を控えているマサルは、自分と同じ名前を持つその紙芝居の主人公に励まされて病気と戦っているのだ。翌日、その物語の続きを業者から渡されたおじさんは困ってしまった。主人公の少年が死ぬところで物語が終わっていたからだ…(第2話)。▼犬飼さんの犬のチップは、家の中に入れてもらえる猫のタマが羨ましかった。冬の寒いある日、カゼをひいたチップはやっと家に入れてもらえる。そして、家族の留守をいいことにコタツに入り、その温かさを知る。以来、コタツが大好きになったチップがいつもの様にコタツで温まっていると、突然空巣が入ってくる……(第3話)。 ●その他のDATA/昭和30年代風物詩〜ハムスター(第1話)、紙芝居(第2話)、犬の順列(第3話)、堀ゴタツ(第3話)、プレゼント交換(第5話)、ヨーヨー(第5話)、電車ごっこ(第10話)、ベーゴマ(第13話)、マロニエ(第15話)、床下(第16話) 1994/03/30 発売
昭和30年代の世界に現代の心のふるさとを追う、珠玉のメルヘン。 ▼第1話/超能力▼第2話/通信簿▼第3話/ピンクの巨匠(きょしょう)▼第4話/夕焼けメルヘン▼第5話/宿題▼第6話/めぐり逢い▼第7話/秋の夜▼第8話/干し芋(ほしいも)の味▼第9話/ガラスの靴▼第10話/スパルタ教育▼第11話/寒い夜▼第12話/クリスマスプレゼント▼第13話/お年玉のゆくえ▼第14話/凧(たこ)▼第15話/やもりの唄▼第16話/お赤飯(せきはん)▼第17話/おばあちゃん子 ●登場人物/鈴木則文(鈴木オートの社長。働き者で子供には少々甘い)、鈴木トモエ(優しくてしっかり者のお母さん。時に怒ると恐い)、鈴木一平(鈴木オートの一人息子。ワンパクだが、気は優しい) ●あらすじ/慎太郎くんは英字ビスケットが大好き。しかし、一週間に2回10円ずつしかもらえないお小遣いでは、満足いくまで買うことができない。超能力があればもっとたくさん買えると思い、練習する慎太郎くんだが…(「超能力」)。▼待ちに待った夏休みが来るのはうれしいが、その前に気になるのが通信簿。今学期、一平は成績が下がりお母さんに怒られるのが恐くて、家に帰りたくない。恐る恐る家に帰る一平だが、両親は忙しく、通信簿のことを忘れている。夏休みに入っても何も言われない一平は、このまま思い出されないことを願うが…(「通信簿」)。▼子供向きの冒険小説を書きながら、お金のために官能小説も書いている茶川。彼のもとにピンク映画界の巨匠と呼ばれる監督がやって来た。大物女優を使い、芥川の小説を映画化したいというのだ。いざ、撮影現場にいくと、そこには…(「ピンクの巨匠」)。 ●その他のDATA/昭和30年代風物詩〜計り売り(第1話)、英字ビスケット(第1話)、風呂焚き(第2話)、ピンク映画(第3話)、カストリ雑誌(第3話)、肥溜め(第7話)、干し芋(第8話)、おしおき(第10話)、凧あげ(第13、14話)、 1998/06/30 発売
▼第1話/秋のコンサート▼第2話/追憶▼第3話/狸温泉▼第4話/お父ちゃんの癖▼第5話/晩秋▼第6話/猫の芸▼第7話/小さな恋▼第8話/正月休み▼第9話/おばあちゃんの綿入れ▼第10話/デジャブ▼第11話/二匹の猫▼第12話/紙粘土▼第13話/プラネタリウム▼第14話/夜桜▼第15話/三ツ星レストラン▼第16話/犬泣き山▼第17話/母の日●主な登場人物/鈴木則文(鈴木オートの社長で働き者。子供には少々甘い)、鈴木トモエ(優しくてしっかり者のお母さん。でも怒ると怖い)、鈴木一平(鈴木オートの一人息子。ワンパクだが、気は優しい)●あらすじ/木下清一君は、ホステスをしているお母さんとふたり暮らし。ある朝オネショをしてしまった清一君は、怒られるのが怖くて、布団をそのまま押し入れに突っ込んで学校へ行ってしまう。学校での清一君は、勉強も運動もできなくてクラスの笑い者だっだが、お父さんがくれたハーモニカを吹くのだけは上手だった。清一君が学校から帰ると、カンカンに怒ったお母さんが待っていて……(第1話)。▼平凡ながらも幸せに暮らす主婦・美和子。親戚を見舞うため都電に乗った彼女は、かつて東京のあちこちに都電が走っていたころのことを思い出す。当時女子大の学生寮で暮らしていた美和子は、都電に乗り、恋人のアパートに通っていた。今はもうなくなってしまった都電の線路近くのアパートで、ふたりは愛の日々を送っていたのだが……(第2話)●その他のDATA/昭和30年代風物詩〜都電(第2話)、綿入れ(第9話) 2002/11/30 発売
▼第1話/お父ちゃんの帽子▼第2話/釣忍▼第3話/星祭▼第4話/幽霊修業▼第5話/鰻の蒲焼▼第6話/トンボ釣り▼第7話/宿題騒動記▼第8話/転校生▼第9話/タクマ先生▼第10話/夜の音▼第11話/オート三輪▼第12話/フォロー・ミー▼第13話/今日は何の日?▼第14話/クリスマス イブ▼第15話/旅路▼第16話/抹殺指令▼第17話/コマ回し●あらすじ/昭和30年頃の男性は、外出するときによく帽子をかぶっていて、その種類もソフト帽、カンカン帽、山高帽、鳥打ち帽など多種多様であった。今日もソフト帽をかぶって出かけるお父ちゃんを、憧れのまなざしで見つめる息子は、ある日こっそりとその帽子を持ち出すのだが…(第1話)。▼花町母子は、釣忍のように日陰でひっそりと生きている女性。息子の雄太郎も、父親がなかなか家に帰ってこないことを疑問に思っていた。ある日、ご近所さんの立ち話を聞いてしまった母子は、「おめかけさん」と陰口されていることを知り…!?(第2話)▼七夕の日を迎え、フランケン先生の理科の授業で、彦星と織姫の星座について勉強した聡子。読書に飽きたという病気の弟・高志のために、竹やぶから竹を取ってきて飾り付けすることにしたのだが…(第3話)。●その他のDATA/昭和30年代風物誌〜ソフト帽(第1話)、釣忍(第2話)、ジャムパン(第8話)、オート三輪(第11話)、文鎮(第13話)、コマ(第17話) 2003/06/30 発売
▼第1話/ハムスター▼第2話/暴走都電▼第3話/大人になりたい▼第4話/生け花▼第5話/町の電気店▼第6話/ハイキング▼第7話/黒猫▼第8話/過去のある女▼第9話/猫に鈴▼第10話/残像▼第11話/番犬リンチン▼第12話/潮騒▼第13話/迎え火▼第14話/三丁目 スタンド・バイ・ミー▼第15話/9月のインベーダー▼第16話/巡り合い▼第17話/授賞式●あらすじ/娘が買ってもらったハムスターを前に、ため息をつく今日子さん。ネズミが嫌いなわけではないのだが、子どもの頃に友達にもらったハムスターを死なせてしまったことを思い出すと、未だに気分が暗くなってしまうのだ(第1話)。▼朝からカラスが騒がしかったり、タバコ屋のおばあちゃんの手鏡が割れたりと、不吉な感じの日曜日。鈴木オートのお得意様が事故に遭ったため、お母さんと一平君は都電に乗りお見舞いに行くことに。都電の運転手に憧れていた一平くんは大はしゃぎだったが…!?(第2話)▼お肉が食べたいのに、晩ごはんは魚ばかり。テレビのチャンネルはお父さんに取られてしまい、その挙げ句『子どもは早く寝なさい』と怒られてしまった一平くん。そこで『はやく大人になりたい』と考える一平くんだったが、クラスのみんなも同じことを考えていたようで…(第3話)。●その他のDATA/昭和30年代風物誌〜チンチン電車(第2話)、街頭テレビ(第5話)、迎え火(第13話)、ベーゴマ(第14話)、カストリ雑誌(第14話) 2004/01/30 発売
▼第1話/三丁目漂流記▼第2話/親の欲目▼第3話/オーバーコート▼第4話/三匹の幽霊(ゴースト)▼第5話/年越しそば▼第6話/〜宇宙からの侵略〜光る眼▼第7話/節分の客▼第8話/チョコレート▼第9話/パチンコ▼第10話/春眠(しゅんみん)▼第11話/スプリングハズカム▼第12話/ボート池▼第13話/五月の旅人▼第14話/コウモリ▼第15話/お姉ちゃんのお古▼第16話/相合い傘▼第17話/夏至●あらすじ/先生に怒られ、親友のサブちゃんとケンカして、隠していたテストの答案まで見つかって…。悪いこと続きの一平くんは、「みんないなくなっちゃえばいいのに…」と考えながら布団にもぐりこむ。すると翌朝、目を覚ました一平くんは、町中の人がいなくなっていることに気づき…(第1話)。▼三丁目に冷たい風が吹くようになった冬、木下家で心が温かくなるようなうれしい出来事があった。お父さんの病気が治り、さらには新しい勤め先も決まったのだ。でも、その仕事とは健康食品の訪問販売で、寒い中お父さんはオーバーコートも着ることなくセールスに出かけていく…(第3話)。●その他のDATA/昭和30年代風物誌〜オーバーコート(第3話)、年越しそば(第5話)、SF映画『光る眼』(第6話)、豆まき(第7話)、バレンタイン(第8話)、パチンコ(第9話)、一番鶏(第10話)、貸しボート(第12話)、コウモリ(第14話)、相合い傘(第16話) 2004/09/30 発売
昭和30年代の世界に現代の心のふるさとを追う、珠玉のメルヘン。 ▼第1話/思い出の渚▼第2話/肝試し▼第3話/飼育当番▼第4話/夜霧の街角▼第5話/ドングリと10円玉▼第6話/天高く▼第7話/拍子木▼第8話/秋のソナタ▼第9話/ヨイトマケ▼第10話/貧乏話▼第11話/僕の名は…?▼第12話/初夢▼第13話/雪▼第14話/霜焼け▼第15話/命知らず▼第16話/演歌の虎▼第17話/デビルちゃん●あらすじ/通学電車の中で声をかけて1か月。幾度かデートを重ねた石田くんと小百合さんは、夏休みに海へ出かけることになったが、彼はなんと“かなづち”だった! そのことを彼女に言えないまま悩んでいた石田くんだが、ある日、偶然再会した中学時代のクラスメート・歳子ちゃんから泳ぎを教わることになり…(第1話)。▼お盆を迎えたある夏の日、猫のチビ公のもとへ「野良猫のおじちゃん」と呼ばれる猫がやってきた。その猫はチビ公の家へよく来るのだが、遊びに来ているわけではなく庭にある「タマのお墓」へ墓参りにきているのだという。さらに、今年生まれた子猫が大人の仲間入りをする儀式として「肝試し」が行われていることを聞かされたチビ公は、自分のその儀式を受けようと翌日の晩、お寺に出かけるのだが…!?(第2話)●その他のDATA/昭和30年代風物誌〜肝試し(第2話)、霧・カストリ雑誌(第4話)、立体スライドビュアー(第5話)、荷馬車(第6話)、紙芝居・駄菓子・拍子木・無声映画(第7話)、ヨイトマケ(第9話)、 闇鍋(第10話)、宝船の絵・ブロマイド(第12話)、霜焼け・コッペパン・ももの花(第14話)、2B弾(第15話)、 レコード(第16話) 2005/09/30 発売
▼第1話/席替え▼第2話/心の唄(うた)▼第3話/連休サバイバル▼第4話/こどもの日▼第5話/雨▼第6話/某博士(ぼうはかせ)の大研究▼第7話/病院坂の美女▼第8話/野球嫌い▼第9話/水中眼鏡(すいちゅうめがね)▼第10話/行水(ぎょうずい)▼第11話/地底探検▼第12話/秋のエアメール▼第13話/おはぎと功徳(くどく)▼第14話/アップリケ▼第15話/黄昏(たそがれ)▼第16話/逆上(さかあ)がり▼第17話/ライスカレー ●あらすじ/友達とハイキングに出かけても、足の遅いユウちゃんを見ては「だからあいつと来るの嫌なんだ」と言ってしまう、ちょっといじわるなサブちゃん。新学期の席替えで、体が弱くて肌が白いために「ユーレイ」というあだ名の結城令子ちゃんが、そんなサブちゃんのとなりの席になっちゃって…!?(第1話)▼4歳の小森宇太郎君のお気に入りは、お母さんがホステスの仕事に行く前に歌ってくれる子守り唄。その唄を聞けば、いつでもスヤスヤ眠ることができた。だがある日、お母さんは火事で死んでしまい、宇太郎君は遠い親戚に引き取られることに。そして37歳になった今でも、彼の胸中には母を失った寂しさが残っていて…(第2話)。 ●本巻の特徴/三丁目だけでなく、産業界でも有名な博士の日常が描かれる「某博士の研究」や、小さいながらもきちんと家事をこなす父子家庭の女の子を描いた表題作「ライスカレー」などを収録。 ●その他のDATA/昭和30年代風物誌〜子守唄(第2話)、蚊帳・水中眼鏡(第9話)、ゴムのカエル・水鉄砲・天花粉(第10話)、ツクツク法師・オニヤンマ(第11話)、おはぎ(第13話)、アップリケ(第14話)、ライスカレー(第17話) 2006/06/30 発売
▼第1話/サンタのプレゼント▼第2話/新年酒宴▼第3話/魔法のマッチ▼第4話/南極物語▼第5話/チャルメラ▼第6話/懸賞旅行▼第7話/羽衣(はごろも)伝説▼第8話/ランドセル▼第9話/ごはんですよ!▼第10話/三丁目観光ツアー▼第11話/消えた子猫▼第12話/トロリーバス▼第13話/虹(にじ)▼第14話/三丁目のドラキュラ▼第15話/下駄(げた)の一生▼第16話/縁台将棋▼第17話/終戦記念日 ●あらすじ/子供たちが心待ちにしているクリスマス。家が貧しいため、プレゼントをもらったことがないしげ子ちゃんは、友達から「枕元に靴下を置くとサンタさんがやって来る」と聞き、それを信じて楽しみに待っていた。そんな姿を見た兄の勝男は、自分がサンタになろうと決意して…(第1話)。▼三丁目の猫たちの一大イベントである恒例の新年会。今年の宴会場所はお酒もつまみもたっぷりある三河屋酒店に決まり、猫たちの楽しいひとときが始まる。だが、するめを食べたみんなが、突然腰が抜けたようになってしまい…!?(第2話) ●本巻の特徴/貧乏で母も失踪、嫌々ながらも酒飲みの父と弟の面倒を懸命に見ていたチエミだったが…表題作「虹」ほか、ゴールデンウィークに三丁目にやってきた不思議な観光客たちと、三丁目の人々との交流を描いた「三丁目観光ツアー」など、今回も心温まる全17話を収録!! ●その他のDATA/昭和30年代風物誌〜ミルクのみ人形・セルロイド製キューピー(第1話)、マッチ(第3話)、チャルメラ(第5話)、粉シャンプー(第6話)、ベーゴマ(第10話)、トロリーバス・日光写真(第12話)、神風タクシー(第14話)、下駄(第15話)、大道将棋(第16話)、戦争ごっこ(第17話) 2007/02/28 発売
▼第1話/名探偵登場▼第2話/としよりの日▼第3話/彼岸花▼第4話/道▼第5話/焼芋(やきいも)▼第6話/おでん▼第7話/エスパー(超能力者)▼第8話/クリスマスケーキ▼第9話/すすはらい(煤払い)▼第10話/不思議なお正月▼第11話/雪の犬▼第12話/必修単位▼第13話/確定申告▼第14話/上京物語▼第15話/再会▼第16話/あさり・はまぐり▼第17話/連休旅行●あらすじ/探偵事務所の日真田さんのところに、九州にあるデパートの社長秘書の男性が、社長の娘の素行調査を依頼しにやってきた。東京の女子大に入り、寮で暮らしているお嬢さんにボーイフレンドが出来たようなので調べて欲しい、とのこと。久々の依頼に張り切る日真田さんだったが…(第1話)。▼小学生のひろ子ちゃんは、耳が遠くて歩くのが遅いおばあちゃんと一緒にいるとついイライラ。そんな時、大事にしている人形をおばあちゃんが壊してしまい、つい「死んじゃえばいいのに」と言ってしまい…(第2話)。●本巻の特徴/純白の毛色が特徴のスピッツ犬“ユキ”は、夕方5時になると、大好きなお父さんを駅まで迎えにいく忠犬ぶり。だが、ある大雪の日に…? 表題作「雪の犬」ほか、六さんと同郷の女の子の訳ありの上京を描いた「上京物語」など、全17話を収録。●その他のDATA/昭和30年代風物誌〜蒸気機関車(第1話)、路面電車(第3話)、石焼き芋屋(第5話)、炭屋さん(第9話)、スピッツ(第11話)、集団就職(第14話) 2007/11/30 発売
▼第1話/洗濯日和(せんたくびより)▼第2話/梅雨怪談(ばいうかいだん)▼第3話/秘密基地▼第4話/糸瓜(へちま)美人▼第5話/花火大会の夜▼第6話/心の面影(おもかげ)▼第7話/魔物道(まものみち)▼第8話/屋上遊園地▼第9話/日舞の星▼第10話/ニセ茶川先生現る▼第11話/看板娘(かんばんむすめ)▼第12話/マイホーム犬(ドッグ)▼第13話/給料袋▼第14話/クリスマス嫌い▼第15話/寝正月(ねしょうがつ)▼第16話/出初め式▼第17話/鬼は内(おにはうち) ●あらすじ/年子の息子が3人いる一家のお母さんは、たらいに洗濯板で大量の洗濯物を洗うという重労働を毎日こなしていた。月日は流れ、息子たちは社会人となり、すでにたらいから電気洗濯機に変わっていたが、それでも大量の洗濯物と格闘していたある日、突然息子たちからそろって結婚すると言い出され…(第1話)。 ▼夫・2人の子供と、ちょっぴり苦手な姑と暮らす主婦・珠代は、幼なじみで許婚だった助清の夢を見た。だが翌日、その助清が死んだという知らせが届き、ショックを受ける。戦争中に離れ離れになり、別の人生を歩むことになった彼に、別れをいうべく家を出るが…(第2話)。 ●本巻の特徴/三丁目で理髪店を営む夫婦には自慢の一人娘が! 店の手伝いもよくする器量良しで、理容師試験も一発で合格、店も大繁盛していたが…? 表題作「看板娘」ほか、全17話を収録。 ●その他のDATA/昭和30年代風物誌〜たらいと洗濯板(第1話)、ヘチマ水(第3話)、屋上遊園地(第8話)、紙芝居屋さん(第10話)、給料袋(第13話) 2008/06/30 発売
▼第1話/約束の日曜日▼第2話/春が来た▼第3話/目覚まし時計▼第4話/あたりめ▼第5話/ぬりえ▼第6話/エスパー2▼第7話/家訓(かくん)▼第8話/三時のおやつ▼第9話/子猫の災難▼第10話/テーブルマナー▼第11話/桃(もも)の缶詰(かんづ)め▼第12話/幽霊博士▼第13話/ひとさらい▼第14話/九月の海▼第15話/柴栗(しばぐり)の味▼第16話/学校犬▼第17話/ジンクス ●あらすじ/接待上手な植木さんは、日曜日も接待ゴルフや案内など仕事にかり出され、子どもたちを遊園地に連れて行く約束を何度も破ってしまっていた。次こそはと心に誓い、接待の依頼も断って日曜日に備えていたが、土曜日の夜、上司から急に仕事を頼まれてしまい…(第1話)。▼27歳独身の高校教師・遠井春子は、卒業式間近のある日、教え子の女子生徒から、好きな男子への告白を自分の代わりに伝えてほしいと頼まれる。自分で伝えるよう諭した春子だったが、後日その男子からプロポーズされてしまい…!?(第2話) ●本巻の特徴/三丁目の天才科学者・某博士が幽霊に? 物価高の影響で少しでも生活費を浮かせたくて、自らを霊体にしたはいいが…!? 表題作「幽霊博士」や、夕日小学校の看板犬シロと子どもたちのふれあいを描いた「学校犬」ほか、全17話を収録。 ●その他のDATA/昭和30年代風物誌〜雪釣り(第1話)、二級酒(第4話)、ぬりえ(第5話)、フルーツの缶詰め(第11話)、学校犬(第16話) 2009/04/30 発売
▼第1話/温泉街の夜▼第2話/ものもらい▼第3話/遠い世界に▼第4話/福の神▼第5話/リリアン▼第6話/春のなごり▼第7話/二人の休日(ホリデー)▼第8話/ロカビリー▼第9話/ビックリ箱▼第10話/ロボット1号▼第11話/男の子、女の子▼第12話/御落胤(ごらくいん)▼第13話/カナリアの歌▼第14話/身の上話▼第15話/リョーコさん▼第16話/カタツムリ▼第17話/風呂敷(ふろしき) ●あらすじ/茶川先生に連れられて温泉旅行に出かけた淳之介。温泉街のいたるところに風俗店やストリップ劇場の看板があり、その中から淳之介は母の芸名である「ローズ星」の名を発見する。夜、飲みに出かけた茶川先生を見送った淳之介は、母の名前を掲げる店へ出かけるのだが…(第1話)。 ▼ものもらいになってしまった一平君。教室へ行くと、女子のミッちゃんもものもらいになっており、アベックとからかわれる始末。放課後、ミッちゃんは近所のおばあさんから、ものもらいが治るおまじないだからと、おにぎりを貰う。一方、一平君は、ホウ酸水を患部に浸して治療するが…?(第2話) ●本巻の特徴/ごく狭い生活圏で一生を過ごす雀。子雀のチュン太郎は、渡り鳥たちの話を聞いて、遥か彼方の地への憧れを抱くようになり…表題作「遠い世界に」ほか、進学と集団就職で離れ離れになった男女の遠距離恋愛を見守る「春のなごり」、自分の人生を小説にして欲しいと茶川先生に迫る女を描いた「身の上話」、時代の移り変わりを思い起こさせる「ロカビリー」など、全17話を収録。 ●その他のDATA/昭和30年代風物誌〜ものもらい(第2話)、リリアン(第4話)、文通(第6話)、パーカー51万年筆(第7話)、ロカビリー(第8話)、ビックリ箱(第9話)、カナリア、童謡歌手(第13話) 2009/12/26 発売
懐かしいけど新しい、『三丁目の夕日』第58集。 二度も映画になり、いずれも日本中が涙した『三丁目の夕日』の原作本。 竹やぶで見つけた女の子と老夫婦の絆を描いた『三丁目竹取物語』、小説家・茶川竜之介の心をざわつかせる気鋭の作家が登場する『ライバル』、鈴木オート社長の鈴木則文に隠し子が……『コウノトリのいたずら』ほか、1話12ページの短編を17話収録。 第1話:三丁目昆虫記 第2話:三丁目竹取物語 第3話:麻雀 第4話:ライバル 第5話:ギター流し 第6話:コウノトリのいたずら 第7話:結婚したい! 第8話:心模様 第9話:我が家の味 第10話:ハッピーニャーニャー 第11話:凧あげ競争 第12話:冬の音 第13話:イセッタに乗って 第14話:お富さんの恋 第15話:喜寿の桜 第16話:お相撲さん 第17話:三輪車 2010/07/30 発売
映画化第3弾決定『三丁目の夕日』第59集 2012年に三度目の映画化(『ALWAYS 三丁目の夕日 '64』)が決定し、ますます盛り上がる”三丁目の夕日ワールド”。第59集が満を持して発売されます。幼い頃事故で亡くなった弟が、ある妖怪になって姉を訪ねてくる「雨のレクイエム」、ツキに見放されてばかりの女性が持っていた、とてつもない力を描いた「運」、月夜の夕日町に起こった恐るべき怪奇現象・・・・・・「十五夜奇談」ほか、珠玉の短編17話を収録。 2011/03/30 発売
「三丁目の夕日」の世界、ますます広がる! 映画「ALWAYS」第3弾も大ヒットした「三丁目の夕日」の世界。この巻では……あの有名な宇宙に行ったライカ犬、その本当の行方は……?(星になった犬) 田舎から出てきたおばあちゃん、一人で憧れの百貨店へ……(おばあちゃんの冒険) カメラがまだ高級品だった時代、大切な写真は町の写真館で撮っていた。父が一念発起した写真の使い方は…?(家族写真) ほか、昭和30年代のあの時、あの日を想起する、あったかい読み切り全17編を収録。 ・「お匙が曲がる」 ・「おばあちゃんの冒険」 ・「誤解」 ・「おとぎ話」 ・「ワン公」 ・「ボディービル」 ・「家族写真」 ・「あした天気に」 ・「魔法の鏡」 ・「団扇」 ・「盆の客」 ・「早口言葉」 ・「十五夜相撲」 ・「箒」 ・「電気屋さんのミゼット」 ・「友だち」 ・「星になった犬」 2012/03/30 発売