病室で念仏を唱えないでください(2)
坊主が上手に病院で患者の命を救う!?
あおば台病院救命救急センターを、法衣でうろつく迷惑な医者がいた。 彼の名は松本照円。僧侶でありながら救急医として働く“僧医”である。 生死をさまよう患者のほかにも、医療には問題が山積みだ。 手術に同意しない家族、問題発言を繰り返す研修医、 カツラであることを妻に隠したまま結婚した中年男、 母とケンカしたまま事故に遭った娘、 3か月で病院を追い出される高齢者、 そして児童虐待… 医療でも仏教でも、人は救えない…のか? 松本は悩み、迷いながら、“いのち”を考える…!!
【編集担当からのおすすめ情報】
「千手観音の腕って、どうやってついてるの?」 そんな疑問にもお答えしちゃう僧医・松本が、 救急医療の現場で葛藤し、怒り、だいたいは反省します。 --医療も、仏の教えも、いま生きている人のためのものです。
しなくていいです 前編………3
しなくていいです 後編………25
脱ぐとき………………………53
ハッピーに……………………81
おかげ様………………………109
線引き…………………………137
怨み……………………………165
鬼子母神………………………193
関連マンガ
僧侶にして救急医・”僧医”が駆ける!! 「縁起が悪い!!」 「まだ生きてるよ!!」 なんて物を投げられたりしますが、 仏の教えは、よりよく生きるために役立つはず… そう願う坊主が、救急病院にいます。 お肉も食べます。お酒も飲みます。 残さずおいしくいただくのです。 遅刻もします。つい怒っちゃいます。 なんでしたら、頭を丸めてお詫びいたします。 患者の命を救い、仏の教えを説き、ときに弔う。 生と死の「あっち側」も「こっち側」も、 僧侶にして救急医・松本照円におまかせあれ…!? 【編集担当からのおすすめ情報】 救急車で運ばれた先には、お坊さんがいた…!? 病院内を法衣でうろつく迷惑な医者が、 救急医療という生死の狭間で”いのち”を見つめ、苦闘する…!! 〔相棒ーたった二人の特命係ー〕のこやす珠世氏が挑む新境地!! 医者はどこだ、坊主じゃなくて。…5 患者の耳に念仏…41 蒔いた種…69 病院で会いましょう・1…98 病院で会いましょう・2…135 病院で会いましょう・3…159 病院で会いましょう・4…183 無量…207 2013/04/30 発売
救命救急という生死の狭間で、何ができる? 僧侶でありながら救急医として最前線に立つ“僧医”・松本。 彼は患者の家族を殴り、謹慎処分を受けてしまう。 因果応報、自業自得。 僧侶としても、救急医としても、 自分の未熟さを思い知るのだった。 すべての執着を捨てるのが仏の教え、 生に執着して命を救うのが救急医。 その境界で「あるべき姿」を追い求め、 道を見失いそうな彼を動かすのは…… 「目の前の命を救えなかった悔しさ」だけである。 【編集担当からのおすすめ情報】 超イケメンで技術は完璧、そのうえ金持ちでモテモテの どこから見てもいけすかない心臓外科医。 偏屈で小うるさく人の気持ちはわからないが、 スケベ心ではガッチリ通じ合える整形外科医…… 個性豊かな同僚たちが、僧医・松本の煩悩を刺激します。 <目次> ありのまま……………………3 念仏君の決意………………33 迷いの中………………………65 野蛮人……………………………95 魔……………………………………125 電影………………………………155 同伴者…………………………185 2016/02/29 発売
あのとき救えなかった命が、原点なんだ。 目の前で失った小さな友、 なすすべなく消えていった命、 ふがいなかった自分。 どれだけ修行を積んでも、 どれだけ現場に立っても、 忘れられない「原点」がある。 僧侶を志した日、 救急医を志した日。 どちらもそばにいてくれた あの人の命が、尽きようとしている… 僧侶として、医師として、 今の自分に何ができるのか!? 【編集担当からのおすすめ情報】 安定した診療実績のために 救急患者の受け入れを拒否する心臓外科。 救急と心臓外科の対立が深まるなか、 実力を発揮できずにいる心臓外科の女医・児嶋は…? 僧医・松本、モテそうな気配も漂ってきてます! <目次> 心身一如…3 波濤…33 あの日…63 四門出遊…93 相知ること…123 縁なくば…153 苦しみの中…183 2017/06/30 発売
人が人を救うって、どういうことだろう。 僧侶でありながら救急医。 “僧医”・松本は、生死の境界をさまよう者を 受け入れる「救急」の最前線に立つ。 全ての執着を捨てるのが仏の教え。 生に執着して、命を救うのが救急医。 その狭間で悩み、考えながら、 松本は「命」に真っすぐ向き合い続けるーーー 誰にでも、大切な人がいる。 患者にも、その家族にも、 そして、もちろん医者たちにも。 人が人を救うって、どういうことだろう。 医者として、人間として「あるべき姿」を追い求める 最前線・救急医療ドラマ。 【編集担当からのおすすめ情報】 ”僧医”が、救急の現場を駆ける、本格医療ドラマの同作。 本集では、医者として、そして僧侶として、人を救う立場である松本が 松本と親しい立場の人間の「生」に向き合うことになります。 家族のように慕う人間に対しても、平常心でいつも通りの判断はできるのか。 人が人を救うって、どういうことだろうか。 そう葛藤し、悩む松本とともに、その答えをぜひ探してみてください。 2018/11/30 発売
TVドラマ化! 僧医を描く救急医療漫画! 誰だって、死にたくはない。 大切な人を、死なせたくもない。 だから人は時に、生への可能性を求めて、医者に心付けを渡してしまう。 それを技術への対価として受け取る医者がいる。 倫理に反すると受け取りを拒否する医者がいる。 どちらが正しいのだろう。 どちらも正しいのだろうか。 私たちは、どちらの医者に自らの、大切な人の命を託したいと思うだろう? 僧侶でありながら救急医。 ”僧医”松本は命を救うため、そして命を活かすため、今日も生死の最前線で悩み、葛藤し続ける。 【編集担当からのおすすめ情報】 僧侶でありながら救急医。”僧医”が救命救急の舞台で活躍するさまを描く本作も6集になります。 激化する松本の所属する救命救急と心臓外科の対立。そして松本を巡る二人の女性との間にも進展が…!? そして、2020年1月より、TBS系にて連続TVドラマ化も決定! 話題を呼ぶこと間違いなしの本作、この機会に是非手にとってみてください。 第38話 受諾 005 第39話 PM(ルビ:ペースメーカー) 035 第40話 雄羊 067 第41話 仕合わせ 097 第42話 母の心、子の心 129 第43話 大切なともだち 159 2019/12/26 発売
僧医が駆ける本格救急医療ドラマ、堂々完結 あおば台病院救急に運ばれてきた一人の患者。 その男は「連続通り魔殺人事件」の被疑者だった…! 医師としての職業倫理と、人間としての感情の狭間で揺れる松本。 そして、その患者受け入れを発端に、病院を揺るがす一大事件が起こることに。 「命を救う」とは何だろう? 僧侶でありながら救急医。”僧医”松本が、生死の最前線でたどり着いた答えとは!? 【編集担当からのおすすめ情報】 2012年よりビッグコミック増刊号で連載を開始し、2020年にはTVドラマ化もされた本作もいよいよ今回で最終巻となります。 常に命と向き合い、生死の最前線で葛藤してきた僧医・松本の生き様を、最後まで見守っていただければ幸いです…!! 第44話 人として、医師として1 3/第45話 人として、医師として2 29/第46話 人として、医師として3 55/第47話 人として、医師として4 81/第48話 死ぬ権利 107/第49話 大事な人だから 137/最終話 明るい方へ 167 2020/11/30 発売