マンガむすび | 風の大地(32)

風の大地(32)

風の大地(32)

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小学館

発売日

2003年2月28日 発売

ジャンル

▼第1話/勝利への想い▼第2話/風の魔力▼第3話/風のいたずら▼第4話/遊び心▼第5話/弱い人間▼第6話/闘争本能▼第7話/変調▼第8話/暗黒の領域▼第9話/忍耐の人●登場人物/沖田圭介(鹿沼カントリークラブ初のプロゴルファー)、ウォーレン(アメリカのプロゴルファー。知性のゴルフ)、アベル(ポルトガルのプロゴルファー。神の子と呼ばれる)●あらすじ/ドバイ・デザート・クラシック3日目、コースにはドバイ特有の突風が吹き荒れていた。ヨーロッパの天才と呼ばれるアベルの激しくむき出しの闘志に触れて、自分のゴルフを顧みた沖田は、多くの人の導きに感謝しつつ、あらためてトーナメントを制することを誓うのだった。強力なライバルたちがひしめくなか、果たして沖田は……?(第1話)▼第1ホール、鋭い目つきでパットを決めようとするアベルに、突然突風が襲いかかった! 普段なら入っていたパットだったが、ドバイの風の勢いにボールは流されてしまった。この現象に怒り狂うアベルだったが、キャディのドゥガンに諫められ、冷静さを取り戻そうとしていた。一方、沖田はこの風に正面から立ち向かうことを決意していた…(第2話)。●本巻の特徴/強風に翻弄される沖田たち!! 己のゴルフを制し、ドバイの風を制するのは誰だ…!?

関連マンガ

風の大地(2)風の大地(2)

ゴルフに全てを賭けた男・沖田圭介の青春を叙情豊かに綴った物語 ▼第1話/球の重さ▼第2話/イップス▼第3話/神様とのラウンド▼第4話/研修会・▼第5話/研修会・▼第6話/研修会・▼第7話/研修会・▼第8話/研修会・▼第9話/研修会・ ●登場人物/沖田圭介(鹿沼カントリークラブの研修生。プロゴルファーを目指す24歳)、宇賀神正行(研修生の食事の世話などをしているセカンド・チーフ。沖田のよきアドバイザー)、笠崎孝(沖田の先輩。通称夜這いの孝ちゃん) ●あらすじ/プロテスト間近の4月中旬、いつものように愛用の7番アイアンで練習をする沖田。だが最近、打球の1打1打がやけに重く感じることに疑問を抱いていた(第1話)。▼5月上旬、プロテストの予行演習が悪天候の中で行なわれた。テストを前に気を引き締める笠崎だが、笠崎の1打目、突然の雷が彼のすぐ後ろの木を直撃した(第2話)。 ●本巻の特徴/第2巻では、沖田はプロテストの第一関門である研修会に挑む。ここでは沖田のロングヒッターとしての才能や、運の強さについてが描かれている。 ●その他の登場キャラクター/長谷川博(第1、2、5、7話)、支配人(第1〜4、6、7話)、石原建(第1〜4、6〜9話)、小針春芳(第3、7〜9話) 1991/07/30 発売

風の大地(3)風の大地(3)

ゴルフに全てを賭けた男・沖田圭介の青春を叙情豊かに綴った物語 ▼第1話/ガラスのグリーン▼第2話/休日▼第3話/賭けゴルフ▼第4話/ペナルティ▼第5話/魔法のクラブ▼第6話/揺れるボール▼第7話/滑るグリップ▼第8話/たかがゴルフ▼第9話/夢のショット▼第10話/無理な願い ●登場人物/沖田圭介(鹿沼カントリークラブの研修生。プロゴルファーを目指す24歳)、宇賀神正行(研修生の食事の世話などをしているセカンド・チーフで沖田のよきアドバイザー。肝臓癌を患っている)、笠崎孝(沖田の先輩。通称夜這いの孝ちゃん) ●あらすじ/沖田の弱点はパットである。弱点を克服しようと、練習に励む沖田だが、鹿沼の重いグリーンでは、思うように球が進まない。その様子をみていたグリーンキーパーの小平は、グリーンの芝を改造してしまう(第1話)。▼休日も、一人練習に励む沖田。しかし、最近、本来の当たりが少なく、調子が思わしくない。人前では練習する姿を見せない笠崎に出会った沖田は、笠崎からのアドバイスを受ける(第2話)。 ●本巻の特徴/第3巻で、沖田は2度目の研修会で優勝し、プロテスト参加資格を得る。また、沖田のよき理解者である宇賀神が、肝臓癌を患い、余命3か月であることがわかる。 ●主な登場キャラクター/小平(第1話)、支配人(第1、4、6、10話)、小針春芳(第1、3、5、9話)、長谷川博(第3、4、8、10話)、石原建(第3、4、6話)、依田先生(第10話) 1991/11/30 発売

風の大地(5)風の大地(5)

ゴルフに全てを賭けた男・沖田圭介の青春を叙情豊かに綴った物語 ▼第1話/わかれ▼第2話/イチョウの精▼第3話/せん別▼第4話/アジアサーキット▼第5話/フルスイング▼第6話/誤解▼第7話/グッド・ガイ▼第8話/アドバイス▼第9話/誘い ●登場人物/沖田圭介(鹿沼カントリークラブ初のプロゴルファー)、笠崎孝(沖田の先輩。通称夜這いの孝ちゃん)、チッタ(アジアサーキット第1戦での沖田のキャディ。フィリピン人) ●あらすじ/プロテストが終わってから2か月が過ぎた。沖田は、プロになったものの、まだトーナメント戦の出場資格は持っていない。そんな沖田に、資格を得る前に腕試しとしてアジアサーキット全戦に出場させてはどうかと、小針プロから提案があがった(第1話)。▼アジアサーキット間近のある日、沖田は歯の治療に行った。治療を待つ間に立ち寄った神社で、沖田は美しい女性に出会う。一方、凄みが増してきた沖田のプレーを見た笠崎と長谷川は、プロへの気持ちを新たにするのだった(第2話)。 ●本巻の特徴/第5巻では、沖田はフィリピンで行なわれたアジアサーキット第1戦で初陣を飾る。ここでも沖田の実力は遺憾なく発揮され、3日目を終えて5位に食い込む。 ●主な登場キャラクター/小針春芳(第1、4、6、8〜9話)、支配人(第1〜3話)、長谷川博(第1〜3話)、石原建(第1、3話)、物部麗子(第2話)、ロジャー・デービス(第4〜8話)、ボビー・ブロー(第4〜8話)、笠崎孝(第9話) 1992/12/19 発売

風の大地(10)風の大地(10)

ゴルフに全てを賭けた男・沖田圭介の青春を叙情豊かに綴った物語 ▼第1話/勝負の借り▼第2話/男鹿へ▼第3話/愛の気配▼第4話/日本プロ▼第5話/低い球▼第6話/嵐の前ぶれ▼第7話/風よ吹け▼第8話/風の癖▼第9話/一滴の不信 ●登場人物/沖田圭介(鹿沼カントリークラブ初のプロゴルファー)、長谷川博(鹿沼カントリークラブの研修生) ●あらすじ/鹿沼帰ってきた沖田は、彼に異様なまでの敵愾心を持つ研修生の長谷川博とプライドを賭けたホールマッチを行なう。どちらかが負ければ、相手のキャディをしなくてはならない。沖田に負けまいと、長谷川は日頃の練習の成果をここぞとばかりに発揮するが…(第1話)。▼ある日沖田は、彼の憧れの女性、物部麗子の家に笠崎とともに夕食に招待された。この突然の招待は、実は笠崎が気をきかせてこっそり手を回したものであった。日本プロゴルフを前にした沖田は、楽しいひとときを過ごすことができた(第2話)。 ●本巻の特徴/第10巻では秋田で行なわれた日本プロゴルフ選手権の様子を中心に描いている。沖田はここでジャンボ尾崎と再び対戦する。そしてそこには、物部麗子も応援に来ていた。 ●その他の登場キャラクター/笠崎孝(第1〜2話)、物部麗子(第1〜4、7〜9話)、高橋明美(第1〜2、4〜5、7、9話)、小平(第2話)、菅原治(第2〜9話)、ジャンボ尾崎(第4〜5、7〜9話) 1995/01/30 発売

風の大地(14)風の大地(14)

ゴルフに全てを賭けた男・沖田圭介の青春を叙情豊かに綴った物語 ▼第1話/ふたりの女▼第2話/熱い視線▼第3話/花火合戦▼第4話/経験浅き者▼第5話/風の形▼第6話/好きな人▼第7話/信じる道▼第8話/海霞▼第9話/老人の想い ●登場人物/沖田圭介(鹿沼カントリークラブ初のプロゴルファー)、河内俊一郎(かつてはシード選手であったゴルファー)、リリィ・マクガン(沖田のキャディ。キャディの家系に育つ)、クランプトン(元天才ゴルファー) ●あらすじ/沖田は9番ホールの第2打で、ミスショットをし、ボールをグリーン左の茂みの中に落としてしまったものの、第3打でグリーンの上に乗せた。トップの成績である河内は、順調にショットを決めていった(第1話)。▼10番ホールのグリーン上で、沖田はピンまで5メートルの所にボールを寄せた。一見簡単そうで、実は非常に難しいラインであったが、沖田は無事にカップに沈めた。一方、沖田のキャディであるリリィは、彼に好意を持ちながら、過去にプロゴルファーの男に裏切られた経験から、沖田に素直になれないでいた(第2話)。 ●本巻の特徴/第14巻は、全英オープン初日と2日目の様子を中心に描いている。初日、沖田は、一時は河内とともにトップまで躍り出るが、徐々に調子を悪くし、16番ホールで、小川に3個のボールを沈めるというミスを犯す。だが、2日目に巻き返し、予選を通過した。 ●その他の登場キャラクター/物部麗子(第1、2、4、7話)、木曽(第1、4話)、リリィの兄(第5、6話) 1996/09/30 発売

風の大地(16)風の大地(16)

ゴルフに全てを賭けた男・沖田圭介の青春を叙情豊かに綴った物語 ▼第1話/野菊▼第2話/息子よ▼第3話/バンカー▼第4話/砂地獄▼第5話/夜の影▼第6話/夜明け▼第7話/最終日、1番ティ▼第8話/散った想い出▼第9話/運命、迅(はし)る ●登場人物/沖田圭介(鹿沼カントリークラブが生んだ初のプロゴルファー)、リリィ・マクガン(全英オープンでの沖田のキャディ。キャディの家系に育つ)、河内俊一郎(かつてはシード選手だったプロゴルファー)、クランプトン(かつて天才ゴルファーと呼ばれた男) ●あらすじ/12番ホールでの深いラフからの沖田のショットは、強い風に流され、フェアウェー横のラフの中に落ちた。ロストボールになるかも知れない状態であったが、野菊の花びらがかろうじてボールを支えており、見つけることが出来た。少しでも草が揺れるとボールが落ちてしまうような微妙な状態であったが、沖田は絶妙のショットを決める(第1話)。▼吹き続ける強風のため、スコアを伸ばせない選手が多い中、沖田は順調にスコアを伸ばし続けていたが、試合中に河内に叩かれた右手がクラブを支えきれない程痛み始めた。その河内は、離れて暮らす息子、龍志のことを思いながら渾身の一打を決めた(第2話)。 ●本巻の特徴/第16巻では、最終18番ホールがスタートする。沖田はトップであるノーマンと2ストローク差の2位に付けた。河内は、バンカーショットでの失敗が響き、一時は2アンダーの26位にまで落ちたが、その後持ち直し、8アンダーまでスコアを伸ばした。 ●その他の登場キャラクター/木曽(第1〜8話)、物部麗子(第2、3、8話)、河内の息子・龍志(第2〜4、9話)、ノーマン(第6〜9話) 1997/04/30 発売

風の大地(28)風の大地(28)

▼第1話/小川の意地▼第2話/善悪の対峙▼第3話/自惚れ▼第4話/一貫性▼第5話/強いゴルフ▼第6話/勝負師の運▼第7話/雨と風と雷と▼第8話/水中の感覚▼第9話/世界の練習▼第10話/雷運●登場人物/沖田圭介(鹿沼カントリークラブ初のプロゴルファー)、小針プロ(沖田の師匠。"那須の小天狗"の異名をとる)、小川(堀田と組み、賭けゴルフで荒稼ぎしている)、堀田(代議士ながらハンディ1の腕の持ち主)●あらすじ/16番ホールの小川の第2打は、グリーン手前のバンカーのあごに突っ込んでいた。計算通りの飛距離のはずなのにおかしいと、いきり立つ小川。沖田は、排水口の位置が移動したことを知らなかったから距離を誤ったのだと告げる。さらに、ミスショットが続く堀田が、賭けに負けた時の責任を小川に押し付けようとする。怒った小川は…(第1話)。▼17番ホール。小川の申し出で、賭けのレートはさらに上がった。調子づく小川は、第1打から豪快に飛ばしていく。そのショットは、小針を上回る飛距離を出していた。「30ヤードのオーバードライブだ」と小針を侮辱する小川に対し、愛弟子の沖田は…(第2話)。●本巻の特徴/三人組との賭けゴルフもいよいよ決着の時。その意外な結末とは…!? 2001/09/29 発売

風の大地(29)風の大地(29)

▼第1話/運命の影▼第2話/暗転▼第3話/告白▼第4話/光明▼第5話/決意▼第6話/一直線▼第7話/メッキ▼第8話/ドバイ▼第9話/一球勝負●登場人物/沖田圭介(鹿沼カントリークラブ初のプロゴルファー)、小針プロ(沖田の師匠。“那須の小天狗”の異名をとる)、笠崎(沖田の先輩。女好き)、物部麗子(宇都宮大学の学生。沖田の憧れの女性)●あらすじ/沖田あてにトーナメントのエントリーシートが届いた。これで沖田は国内全部の、そして海外のトーナメントにも出場できるのだ。その頃、沖田は板の上からロングアイアンでボールを打つ練習を始めていた。プロにとっても最も難しい練習をミスなくこなす沖田に、周囲は驚きを隠せない。その夜、笠崎と一緒に食事をした沖田は…(第1話)。▼バスとの接触を避けようとした乗用車が、歩いていた沖田と笠崎に向かって突っ込んできた。とっさに沖田を突き飛ばした笠崎が跳ね飛ばされ、受け止めようとした沖田も道路の外に投げ出されてしまう。気が付いた時、沖田は病院のベッドの上にいた。医者の説明によると、幸運にも足首の剥離骨折で済んだらしい。だが、沖田をかばった笠崎のケガは……(第2話)。●本巻の特徴/沖田と笠崎を、突然のアクシデントが襲う!! ふたりの選手生命は!? 2002/01/30 発売

風の大地(31)風の大地(31)

▼第1話/神の子▼第2話/進撃▼第3話/季節の風▼第4話/風の重さ▼第5話/違和感▼第6話/体重移動▼第7話/ピンデッド▼第8話/吹き上げ風▼第9話/決戦前夜●登場人物/沖田圭介(鹿沼カントリークラブ初のプロゴルファー)、小針プロ(沖田の師匠。“那須の小天狗”の異名をとる)、笠崎(沖田の先輩。女好き)、物部麗子(宇都宮大学の学生。沖田の憧れの女性)●あらすじ/ドバイ・デザート・クラシック初日、2番ホール。沖田と同じ組で回るウィリーとべネットは、共にティショットをバンカーに入れつつも、それぞれの持ち味を見せてパーでまとめた。そのころ、優勝候補と目されるウォーレンが、スタート前の練習を開始。そして、同じく優勝候補の“神の子”アベルが、観衆の前に姿を現して……(第1話)。▼6番ホール。6アンダーと絶好調の沖田は、第1打から果敢に攻めていく。同じ組で回るウィリーも、ここまで好調にきていた。ここ数年、酒に溺れて力を発揮できなかったウィリーだが、沖田に刺激され、攻めのゴルフを展開していく。さらに、沖田の宿敵ウォーレン、神の子アベルも加わり、予選第1日目から大激戦。初日を終えた沖田のスコアは……(第2話)。●本巻の特徴/沖田の前に新たなるライバルが出現!! さらには、完治したはずの足に異変が!? 2002/07/30 発売

風の大地(39)風の大地(39)

ゴルフに全てを賭けた男・沖田圭介の青春を叙情豊かに綴った物語 ▼第1話/二本のドライバー▼第2話/潰しの天才▼第3話/優先順位▼第4話/カアちゃん▼第5話/悲しい空▼第6話/炎と氷▼第7話/信じる力▼第8話/確信のスウィング▼第9話/世界最強の遺伝子●主な登場人物/沖田圭介(鹿沼カントリークラブ初のプロゴルファー)、物部麗子(沖田の恋人)、杉山健三(ゴルフクラブの職人)、笠崎(沖田の先輩だが、まだ鹿沼カントリークラブの研修生)、石倉(鹿沼カントリークラブに出入りしているゴルフ好きのオヤジ)●あらすじ/皆が寝静まった沖田の宿舎。窓から漏れる明かりの中、薄暗いベランダでクラブヘッドの加工に没頭しているのは杉山健三。沖田からの難しい注文を実現させるために繊細な作業に集中する姿は、まさに“職人”である。そして、夜を徹したその作業も無事に終わりを告げ、迎えたマスターズ3日目の朝。そこには、ひと時の安らぎの中で将来を語り合う沖田と麗子の姿があった…(第1話)。▼マスターズ3日目。1番ティに姿を現すと同時に、オーガスタのパトロンたちから拍手と歓声に包まれた沖田。「1番ティで歓声を受けるようになれば一流、18番グリーンで歓声を受けるようになれば超一流」という通説どおり、この歓声は沖田のゴルフが世界に認知されたことを意味していた。しかし、その中にあっても平常心を失わない沖田は、「石倉さんの様子が気になるので宿舎に電話をしてみて欲しい」と麗子に告げて…(第2話)。●本巻の特徴/いよいよマスターズ3日目を迎えた沖田。世界一とも噂される飛距離を武器にする怪物クレッグ・オーウェンを相手に、決勝ラウンドを勝ち残れるのか!? 2005/09/30 発売

風の大地(45)風の大地(45)

▼第1話/ボールの伸び▼第2話/必然の球▼第3話/老いぼれの眼▼第4話/鷹の眼▼第5話/乾きの塊▼第6話/直感の判断▼第7話/横風の力▼第8話/ボールの行く先▼第9話/蛮勇と無の心●主な登場人物/沖田圭介(鹿沼CC初のプロゴルファー)、物部麗子(沖田の恋人。東京の新聞社に勤務)、杉山健三(ゴルフクラブの職人)、笠崎(沖田の先輩だが、まだ鹿沼CCの研修生)、石倉(鹿沼CCに出入りしているゴルフ好きのオヤジ)、木曽(ベテランの新聞記者)、オールド・ジョー(マスターズで沖田と共に出場している黒人の老キャディ)●あらすじ/最終日の14番ホール。負傷した左足を庇い、スタンスを狭めた沖田のティショットは、打球が低すぎて、林に捕まりそうだったが、なんとかフェアウェイにのせることが出来た。一方、単独首位を走るブラッド・オーウェンは、沖田の不可解な行動に訝りながら、自身のティショットを成功させる。残り200ヤード、沖田は2打目でドライバーを取り出して…!?(第1話)●本巻の特徴/マスターズ最終日。首位を走るブラッド、猛追するシルバー・S・ウォーレンとアベル・コスタ。最大の武器である飛距離を捨てた沖田は、彼らにどう立ち向かうのか!? 残り5ホール、オーガスタの戦いが熱い!!●その他の登場人物/ブラッド・オーウェン(南アフリカ出身の怪物アマ。双子の兄)、クレッグ・オーウェン(ブラッドの双子の弟。飛距離は世界一?)、シルバー・スコット・ウォーレン(アメリカを代表する天才ゴルファー)、アベル・コスタ(ゴルフ界に彗星のごとく現れた“神の子”) 2007/12/26 発売

風の大地(64)風の大地(64)

世界が認める沖田、ゴルフから静かに去る… モロッコのハッサン国王2世トロフィーで、キャディとして沖田を支えてきた陳が突然姿をくらませた。帰国した沖田のもとに、陳から決別の手紙が届く。共に戦っていける、生涯の友であると思っていただけに、陳の別れの言葉は沖田の心に深く突き刺さる。 さらに、新シーズンに向けて、鹿沼CCで自主トレーニングを積む沖田の目の前で多くの犠牲者を出す大惨事が起きる。 様々な事柄が頭をよぎり、自責の念にかられた沖田は、誰にも何も告げずに静かにゴルフから離れていった……………… 【編集担当からのおすすめ情報】 世界の第一線で活躍するプロゴルファー・沖田圭介が静かにゴルフから去った。 24歳で鹿沼CCの研修生になってから欠かしたことのない早朝練習も止めてしまった沖田。 ゴルフからも世間からも背を向けた弱虫と、周りから揶揄される沖田。 あの自信に満ちたプロゴルファー沖田は、もう見られないのだろうか…… ROUND.1 伸びゆく魂・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 ROUND.2 静かな時間・・・・・・・・・・・・・・・・・27 ROUND.3 転がる運命・・・・・・・・・・・・・・・・・49 ROUND.4 終幕は突然に・・・・・・・・・・・・・・・71 ROUND.5 嘘つき・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・93 ROUND.6 親子ホタル・・・・・・・・・・・・・・・・・115 ROUND.7 消えない癖・・・・・・・・・・・・・・・・・137 ROUND.8 もう一つの家族・・・・・・・・・・・・・・159 ROUND.9 出立の時・・・・・・・・・・・・・・・・・・181 2015/04/30 発売

風の大地(67)風の大地(67)

沖田圭介、7年の空白を経て完全復活か!? 予選会を突破し、全英オープンへの出場を果たした沖田圭介。 熾烈な戦いを繰り広げてきたかつてのライバルも 全世界のマスコミも沖田の1番ホールに注目していたが…… 沖田はドライバーを握り、ティグランドに立った。 狙いはワンオン…………1打目でグリーンを狙うのみ。 戦略一つない無能無謀のゴルフか。 人跡未踏のゴルフが己の途か。 7年間一度もクラブを握らなかった男の判断力は、異次元の領域に達していた……… “一日の中に四季がある”空模様。 北海から吹きつける強風。あるがままの大地。 ゴルフの聖地セント・アンドリュースにて、沖田は世界に挑戦する!! 【編集担当からのおすすめ情報】 1番ホールのティショットを17番ホールのポットバンカーに入れてしまうという波乱の幕開け……… 常識を覆すコース戦略。超人的なショット。脅威の精神力。 日本人初、世界4大メジャートーナメント優勝を目指し、 沖田圭介は全英オープンに挑戦する!! ROUND.1 クリーク越え・・・・・・・・・・・・・・・5 ROUND.2 ビッグドライブ・・・・・・・・・・・・・・27 ROUND.3 ポットバンカー・・・・・・・・・・・・・・49 ROUND.4 一球への執着・・・・・・・・・・・・・・71 ROUND.5 50ヤード・・・・・・・・・・・・・・・・・・93 ROUND.6 ブッシュの隙間・・・・・・・・・・・・115 ROUND.7 強風のパット・・・・・・・・・・・・・・137 ROUND.8 距離感・・・・・・・・・・・・・・・・・・・159 ROUND.9 心の姿勢・・・・・・・・・・・・・・・・・181 2016/04/28 発売

風の大地(70)風の大地(70)

お父さんは下手過ぎた…沖田、失意の底に? 全英オープン初日・最終ホール。 沖田はティショットで会心の“棒の球”を放ち、ワンオンに成功。 しかも、球はピン側2mに!! 観衆が沖田の豪打に沸くなかで、 試合勘を欠く沖田はパットを打つ勇気をむしり取られていた…… 「外す様では、明日のスコアを伸ばすのは困難だ」 アンガス爺さんの呟きが意味するものは!? 勇気を欠く沖田が冷静に、慎重にパットを放つ。その行方は!? 【編集担当からのおすすめ情報】 ドライバーが折れたまま、 沖田は大会二日目をどのように戦うつもりなのか。 かつて全英オープンを共に戦ったキャディ、 リリィ・マクガンの妹スザンヌの存在…… 沖田の球質に異常な執着をみせる若き天才ポール・コフマン…… 過去と現在。人々の運命が複雑に絡みはじめる。 ROUND.1 異なる予測・・・・・・・・・・・・・・・・・5 ROUND.2 決断ライン・・・・・・・・・・・・・・・・27 ROUND.3 10カウント・・・・・・・・・・・・・・・・53 ROUND.4 狂いの執念・・・・・・・・・・・・・・・・71 ROUND.5 一縷の望み・・・・・・・・・・・・・・・・93 ROUND.6 度重なる奇跡・・・・・・・・・・・・・・115 ROUND.7 本当の芯の強さ・・・・・・・・・・・・・137 ROUND.8 風神の愛・・・・・・・・・・・・・・・・159 ROUND.9 夢の大地・・・・・・・・・・・・・・・・181 2017/10/30 発売

風の大地(71)風の大地(71)

雨では消えぬ男の熱情を感じろ!! 全英オープン2日目ーー パッティングの不調がショットのリズムにも 影響を及ぼし始めた……… 沖田は今まで経験した事のない“迷い”の中にいた。 “不安”は人を駆り立てる。 未来にではなく、過ぎ去りし過去へと。 沖田は静かに呟く、 「宇賀神さん…………」と。 ゴルフの聖地セント・アンドリュースに突然降り始めた雨が、 容赦なく沖田の不安感をあおる。 猛チャージで予選突破なるか!? 緊迫のラウンドが続く!! 【編集担当からのおすすめ情報】 かつてないほどに、沖田は不安を抱いている。そして勇気を欲している。 自分のゴルフに徹したい沖田だが、 7年のブランクと共に自分のゴルフを見失ってしまい、 何を指針としてプレーしたらいいのか分からなくなってしまった。 それでも戦い続ける男の熱情を、是非感じていただきたい。 ROUND.1 心の師・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 ROUND.2 顔を持つ雲・・・・・・・・・・・・・・・・27 ROUND.3 一徹者の心・・・・・・・・・・・・・・・・53 ROUND.4 潰したクラブ・・・・・・・・・・・・・・・71 ROUND.5 乾きの音・・・・・・・・・・・・・・・・・93 ROUND.6 裏腹な現実・・・・・・・・・・・・・・・115 ROUND.7 寄り添うべき者・・・・・・・・・・・・・137 ROUND.8 グリーンでの生き様・・・・・・・・・・・159 ROUND.9 転がりの音・・・・・・・・・・・・・・・181 2018/03/30 発売

風の大地(72)風の大地(72)

沖田、首位をとらえる!! 圧倒的な強さを持つ沖田が戻ってきた!! 全英オープン2日目。パッティングの不調を感じながらも、 10バーディ1イーグルの12アンダーで13番ホールをむかえる。 徹底的にドライバーの飛距離にこだわる姿は 狂気のゴルフを生みはじめる……… しかし、驚喜の渦中にいる沖田は、 己が狂気に取り憑かれていることにまだ気づいていない。 ゴルフの神はいつの日も、選手の運命を弄ばずにはいられない…… 【編集担当からのおすすめ情報】 冷静な無謀さが狂気に見える…… 長いブランクを経てカムバックした沖田は、 笠崎や木曽さんの声にも耳を傾けないほど 頑なに己のゴルフに固執するようになっています。 奇跡を起こしながれも、不運を人一倍呼ぶ男、 沖田は鎖に繋がれています。 その冷たい鎖の先に何が繋がれているのかーー 是非、お読み下さい!! ROUND.1 音の終着・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 ROUND.2 猛追・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27 ROUND.3 風にのって・・・・・・・・・・・・・・・・49 ROUND.4 幸運の連鎖・・・・・・・・・・・・・・・71 ROUND.5 後悔の始まり・・・・・・・・・・・・・・93 ROUND.6 鬼門の石壁・・・・・・・・・・・・・・115 ROUND.7 スピンの音・・・・・・・・・・・・・・・137 ROUND.8 試練の波・・・・・・・・・・・・・・・・159 ROUND.9 本当の奇跡・・・・・・・・・・・・・・・181 2018/08/30 発売

風の大地(73)風の大地(73)

沖田圭介、新たな相棒と歩みはじめる! 過去に囚われない者に、躊躇する心は生まれないーー 全英オープン初日とは打って変わり、 2日目は1イーグル10バーディと盛り返してきた沖田だったが、 17番ホールで打球が乱れ、11打も叩いてしまった。 己を貫くゴルフに限界はないのか!? 沖田に試練の波が容赦なく押し寄せる。 一方、キャディを務めるルディは自責の念に駆られ、 沖田との別れを決意する。 大会3日目、沖田のバッグを新たに担ぐ者は!? 【編集担当からのおすすめ情報】 沖田圭介は出会いと別れを繰り返し、成長してきました。 ムービングサタデーをどのように戦い抜くのかは、 新たに沖田のバッグを担ぐ相棒の双肩にかかっています。 一体、誰が担ぐ事になるのか。どのようなゴルフが展開されていくのか。 是非、お楽しみください。 ROUND.1 若人の自棄・・・・・・・・・・・・・・・・・5 ROUND.2 赤灼けの男・・・・・・・・・・・・・・・・27 ROUND.3 悔いの記憶・・・・・・・・・・・・・・・・49 ROUND.4 明日の約束・・・・・・・・・・・・・・・・71 ROUND.5 再来・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・93 ROUND.6 使命の自覚・・・・・・・・・・・・・・・115 ROUND.7 運命の再戦・・・・・・・・・・・・・・・137 ROUND.8 曲げられぬ意地・・・・・・・・・・・・159 ROUND.9 進化の兆し・・・・・・・・・・・・・・・・181 2018/11/30 発売

風の大地(74)風の大地(74)

波乱のムービングサタデー!! 大会3日目。 8年前のマスターズ・トーナメントで沖田が途中棄権した プレーオフ以来の同組対決が実現した!! ライバル達が注目する中、ティショットでビッグドライブを放つ二人。 世界ランキング1位ウォーレンの安定したショット。 崩れないパターのリズム。迷いの無いストローク。 対する沖田は、パッティングのバランスに違和感を感じていた。 鈍色の空に夏草の輝きが奪われていく。 白球に賭ける男達の正念場が始まる!! 【編集担当からのおすすめ情報】 生涯のライバル、シルバー・スコット・ウォーレンと 歴然とした差を感じる沖田。 相棒として指名した石倉がセント・アンドリュースの風に体力を奪われてしまい、 キャディとして機能しなくなる。 そこに突然の雨…………体温が急激に下がり、 このままではショットに大きな影響が出る!! 連なる不運を沖田は断ち切る事が出来るのか!? ROUND.1 疑心・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 ROUND.2 天地の差・・・・・・・・・・・・・・・・・・27 ROUND.3 綻び・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・49 ROUND.4 友の空・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・71 ROUND.5 不揃いの風・・・・・・・・・・・・・・・・93 ROUND.6 風の悪戯・・・・・・・・・・・・・・・・・115 ROUND.7 絡まる不運・・・・・・・・・・・・・・・・137 ROUND.8 まっすぐな心・・・・・・・・・・・・・・159 ROUND.9 届かない言葉・・・・・・・・・・・・・・181 2019/03/29 発売

風の大地(75)風の大地(75)

男の意地は原動力!! 石倉、正念場!! 全英オープン3日目。 バックナインに入ると強烈なアゲインスト風で、 沖田はスコアを伸ばせずにいたが、 ウォーレンはスコアを伸ばし続け首位を独走していた。 二人の男の重なり合う強き運命の影は濃さを増していく。 一方、沖田のキャディを務める石倉は体力の消耗が激しく、 キャディとしての役割を果たす事が難しくなってきた。 石倉をかばいながらプレーを進める沖田に、 競技委員が声を掛けた。 その言葉は…………… 【編集担当からのおすすめ情報】 バックナインに入り、悪天候に悩まされ、 相棒の石倉は体力の消耗が激しく、歩くのもままならない…… 悪条件下でも沖田の足取りが鈍くなることは決してない。 その勇姿、是非ご覧ください。 ROUND.1 新たな勇気・・・・・・・・・・・・・・・・・5 ROUND.2 警告・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・27 ROUND.3 二人三脚の旅・・・・・・・・・・・・・・49 ROUND.4 破顔・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・71 ROUND.5 打ち震える・・・・・・・・・・・・・・・・93 ROUND.6 悪寒・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・115 ROUND.7 死線の上・・・・・・・・・・・・・・・・137 ROUND.8 三度目の障壁・・・・・・・・・・・・・159 ROUND.9 二人の戦機・・・・・・・・・・・・・・・181 2019/08/30 発売

風の大地(77)風の大地(77)

全英オープン最終日スタート。熱量、猛烈! 世界の強豪が競演する夢の舞台ーーー 全英オープンは大会最終日にその様相を一変させる。 1番ホール、観客の熱気と歓声が渦巻く中で 沖田圭介はリック・スチュワートと同組でスタート。 感じたことのない欲望の炎が燃え上がる沖田。 1番ホールでイーグルを奪取し首位に肉薄していく。 一方、狂気を迸(ほとばし)らせるスチュワートは淡々とプレーを進める。 この男から溢れ出る執念に気づく者はまだ誰もいなかった…… 【編集担当からのおすすめ情報】 聖地セント・アンドリュースは誰に味方するのか…… 己に厳しい男達が集まる世界最高峰の舞台で 未だかつてないほど壮絶な戦いが始まります!! ROUND.1 絆の傷跡・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 ROUND.2 それぞれの朝・・・・・・・・・・・・・・・27 ROUND.3 新たな挑戦・・・・・・・・・・・・・・・・・49 ROUND.4 モードチェンジ・・・・・・・・・・・・・・・71 ROUND.5 決意のほむら・・・・・・・・・・・・・・・93 ROUND.6 首位の背中・・・・・・・・・・・・・・・・115 ROUND.7 響(どよ)めき・・・・・・・・・・・・・・・137 ROUND.8 土手・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・159 ROUND.9 遊び心の教え・・・・・・・・・・・・・・181 2020/04/27 発売

風の大地(78)風の大地(78)

悲願のメジャー初制覇へ! 沖田圭介と笠崎孝は気持ちをひとつにして 戦い抜かなければならない時に、 ポットバンカーにはまった球のリカバリーショットで二人の意見が割れる。 笠崎の提案する安全策に首を縦に振らない沖田。 その心に響いていたのは今は亡き宇賀神さんの言葉だった。 過去をみつめるだけの臆病者で終わりたくない。 未来を感じ取り、突き進む勇敢な選手でありたいと願う沖田は、 常識にとらわれない奇策に打って出るのだが…… 【編集担当からのおすすめ情報】 「模倣の才能を持てる者がプロになるんだ」 宇賀神さんから沖田への最後の教えは“模倣”でした。 ゴルフの聖地セント・アンドリュースにこだわりつづけるリック・スチュワートが単独首位に立つ今、 沖田はリックに倣っていくことを決意します。 ただ、それは並大抵のことではありません。 沖田がどこまで食らいついていけるのか。どんどん引き離されてしまうのか。 懸命なゴルフが続きます!! ROUND.1 味方の証・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 ROUND.2 新しい恐怖・・・・・・・・・・・・・・・・27 ROUND.3 あの日の目・・・・・・・・・・・・・・・・49 ROUND.4 聖地の潮目・・・・・・・・・・・・・・・・71 ROUND.5 心の扉・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・93 ROUND.6 異能力・・・・・・・・・・・・・・・・・・・115 ROUND.7 新たな激情・・・・・・・・・・・・・・・137 ROUND.8 風の咆哮(ほうこう)・・・・・・・・・159 ROUND.9 超集中状態・・・・・・・・・・・・・・・181 2020/07/30 発売

風の大地(79)風の大地(79)

全英オープン最終日、野獣覚醒!! 全英オープン最終日、4番ホールで沖田圭介は遂に首位をとらえる。 厳しいコースセッティングの中で戦い抜くために、沖田は宇賀神さんの最後の教えを思い出す………… それは“模倣”だった!! セント・アンドリュースを誰よりも知る者として矜持を持つリック・スチュワート。 リックの持ち球であるビッグドローを完璧に模倣し続ける沖田。 一進一退の攻防を繰り広げる二人にコースがけむるほどの 豪雨と強風が襲いかかる。 首位に躍り出るのは誰だ!! 【編集担当からのおすすめ情報】 ほら吹き、変わり者、偏屈………… 生まれ故郷のスコットランドでそう呼ばれ続けた男、 リック・スチュワートが世界最高峰の全英オープン最終日に総てを懸けて臨みます。 かざま鋭二氏が描く、リックの気迫に溢れる表情にも注目してください。 ROUND.1 東の空・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 ROUND.2 覚悟のフェード・・・・・・・・・・・・・・27 ROUND.3 過去のリライト・・・・・・・・・・・・・・49 ROUND.4 発想の転換・・・・・・・・・・・・・・・・71 ROUND.5 音探し・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・93 ROUND.6 孤独の男・・・・・・・・・・・・・・・・・115 ROUND.7 異端の頑固者・・・・・・・・・・・・・137 ROUND.8 強欲・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・159 ROUND.9 酔いどれの素性・・・・・・・・・・・・181 2020/11/30 発売

風の大地(81)風の大地(81)

苦節十年、リック魂の咆哮をあげる!! セント・アンドリュースのロートルキャディ達は、 8番ホールから12番ホールを悪魔の棲む岬と呼ぶ。 予測不可能な風が絶えず舞うこの岬で、 沖田は8番ホールをトリプルボギーとした後に、9番ホールでチップインバーディを取る。 生まれた時から身についているパフォーマンス性の強さを見せるが、 不安定なゴルフは続き、首位リックとの差は7打差まで開く。 首位を走るリックは、運命という無責任な言葉を嫌ってきた男だった。 女神の悪戯も悪魔のせせら笑いにも心を揺るがす事はなく、 積み重ねてきた自分のゴルフに忠実な男だった。 しかし、フェスキュー草が茂るラフからの一打から新たな試練がリックにのしかかる!! 【編集担当からのおすすめ情報】 首位になる者しか分からない苦しみがあります。 優勝経験に乏しいリック・スチュワートが、 首位を走る最中に感じる異様なプレッシャーとは!? 乗り越えた末に待ち受けていたものとは!? 瞳に宿る強い意志は、男を飛躍的に成長させることでしょう!! ROUND.1 取り戻した心・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 ROUND.2 痺れ始めた心・・・・・・・・・・・・・・・27 ROUND.3 猛者揃い・・・・・・・・・・・・・・・・・・・49 ROUND.4 声援の作用・・・・・・・・・・・・・・・・・71 ROUND.5 頑固者の奮戦・・・・・・・・・・・・・・・93 ROUND.6 郷里の重圧・・・・・・・・・・・・・・・・115 ROUND.7 運命の選択・・・・・・・・・・・・・・・・137 ROUND.8 確信の咆哮・・・・・・・・・・・・・・・・159 ROUND.9 誤算・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・181 2021/09/30 発売

風の大地(82)風の大地(82)

優勝を手繰り寄せる一打を放てる者は? スコットランド人として64年振りとなる 全英オープン優勝を期待され始めたリック・スチュワート。 観客のボルテージが上がる12番ホール・ティグランド。 リックは完璧なティショットを放つがバンカーにつかまる。 不甲斐なさから激高するリック!! アンガス侯爵に見放され、世間から変人と批判され、 友にも見捨てられた孤高の男に寄り添う者はもうブロディしかいない。 リックは再び人に心を預けられるようになるのか!? 【編集担当からのおすすめ情報】 全英オープン最終日。ゴルフの聖地セント・アンドリュースはハードなコースセッティングとなっています。沖田圭介はこの状況下で首位リックに追いつくことが出来るのでしょうか。沖田のゴルフを常に意識し続ける王者ウォーレンも、虎視眈々と優勝を狙っています。沖田が熱源となって、3人はどんどん気勢をあげていきます!! ROUND.1 蠢動・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 ROUND.2 途の始まり・・・・・・・・・・・・・・・・27 ROUND.3 合致するライン・・・・・・・・・・・・・・49 ROUND.4 首位の背後・・・・・・・・・・・・・・・・71 ROUND.5 深い意識・・・・・・・・・・・・・・・・・93 ROUND.6 ナビゲーター・・・・・・・・・・・・・・115 ROUND.7 リンクスの洗礼・・・・・・・・・・・・・137 ROUND.8 刻一刻・・・・・・・・・・・・・・・・・163 ROUND.9 二人の長き影・・・・・・・・・・・・・・185 2022/02/28 発売

風の大地(83)風の大地(83)

沖田の心に宿る“挑戦”という信念。 「戦略を考えると眠れなくなる……」 出場したプロ全員がティショットでアイアンを選択し、 ボギーで凌げれば万々歳と思える13番ホール。 沖田はティショットをドライバーで振り抜くが、 コース内で最も深いとされるラフに入れてしまう。 首位リックに迫るにはどうしてもこの13番ホールでバーディが欲しい…… 沖田の焦りはとんでもない不運を呼び込んでしまうことになる。 それでもひたすら前を向き続け、勇気を目一杯詰め込んだ熱球を打つ!! 【編集担当からのおすすめ情報】 13番ホールでは首位を独走するリックも沖田同様に窮地に立たされます。 10年前セント・アンドリュースで開催された全英オープン。 優勝目前のリックは極度の緊張から平凡なアプローチをミスし、その後スコアを大きく崩してしまった経験を持ちます。 あの悪夢と同じ場所に、“今”ボールが落ちている… 自分が進む道を塗り替えられるのは自分しかいないーー リック・スチュワート、正念場です!! ROUND.1 大きな代償・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 ROUND.2 想定内の暴挙・・・・・・・・・・・・・・・27 ROUND.3 時を越える障壁・・・・・・・・・・・・・・49 ROUND.4 救世主の命題・・・・・・・・・・・・・・・71 ROUND.5 呼吸の狭間・・・・・・・・・・・・・・・・・93 ROUND.6 剛柔・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・115 ROUND.7 勇気の切り替え・・・・・・・・・・・・・137 ROUND.8 満身の力・・・・・・・・・・・・・・・・・・・159 ROUND.9 それぞれの剛勇・・・・・・・・・・・・・181 2022/06/30 発売

風の大地(84)風の大地(84)

夢、尽きるまで。沖田圭介は進む。 その時、ゴルフの聖地セント・アンドリュースの空気が揺れたーー 14番ホール第2打地点で、 首位リックと4打差の沖田は2アイアンを選ぶ。 沖田が刻みに徹したプレーをするものとばかり、 皆が思っていたところ………放たれた球はカップイン!! アルバトロスという異次元の出来事に度肝を抜かれた観客達。 ゴルフの聖地は大歓声に包まれる。 その光景を目の当たりにしたリックやウォーレンの目の輝きが増したのは言うまでもないーー 呼応する男達が放つ球が描く放物線は、 無我の境地に至る者が故の軌跡か。 【編集担当からのおすすめ情報】 沖田圭介、シルバー・S・ウォーレン、リック・スチュワートーー 男達の魂の削り合いも佳境に!! もう絶対に目が離せません!! ROUND.1 蒼天の一打・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 ROUND.2 浮かび上がる線・・・・・・・・・・・・・・27 ROUND.3 魔弾の射手・・・・・・・・・・・・・・・・・・49 ROUND.4 首位交代・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・71 ROUND.5 夢追い人・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・93 ROUND.6 ゾーンの連鎖・・・・・・・・・・・・・・・115 ROUND.7 糸をたぐる者・・・・・・・・・・・・・・・137 ROUND.8 本能のままに・・・・・・・・・・・・・・・159 ROUND.9 緊張の糸・・・・・・・・・・・・・・・・・・181 2022/08/30 発売

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