響〜小説家になる方法〜(2)
出会うべき二人だけど、まだ出会えない?
15歳の鮎喰響は、
文芸誌の新人賞に
自分への連絡先を伏せて小説を送りつける。
編集者の花井は、その小説を読み、
この作者なら文芸に革命を起こせる、
文芸の力で世界を変えられる、と確信。
名前しか手掛かりがない中、響を捜し出そうとする。
そうとは知らない響は、
周囲とギクシャクしながらも
高校の文芸部に入部。
みんなと部誌を作るため
新たな小説の執筆に取りかかる。
【編集担当からのおすすめ情報】
『女の子が死ぬ話』『きっと可愛い女の子だから』の柳本光晴氏が描く
女子高生小説家の物語です。どうしても周囲とギクシャクしてしまう天才少女の心のメカニズムは一体どうなっているのだろうか、目が離せません。
第8話 製本 5
第9話 才能 29
第10話 向かう先 53
第11話 文芸の時代 77
第12話 名字 101
第13話 訪問 125
第14話 誰? 149
第15話 編集の人 173
第16話 審査員 197
関連マンガ
ギクシャクは創造の母!! とある文芸編集部の新人賞宛に送りつけられた、直筆の投稿原稿。 編集部員の花井は、応募条件を満たさず、 ゴミ箱に捨てられていたその原稿を偶然見つける。 封を開けると、これまで出会ったことのない 革新的な内容の小説であった。 作者の名は、鮎喰響。連絡先は書いていない・・・ 第1話 登校の日 5 第2話 右と左 55 第3話 意思 85 第4話 屋上 111 第5話 通話 135 第6話 役割 159 第7話 発想の源 183 2015/02/27 発売
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