バジーノイズ(1)
新時代の“音楽”ד恋愛”体験。
「すきなもんいっこ、あればいい」 --そう、思っていた。
マンション管理人をしながら、趣味で音楽を奏でる「だけ」。
”シンプルで完璧”な生活を送る清澄(キヨスミ)。
しかしーー清澄が出逢ってしまったのは、
バンドマンに恋をする女・潮(ウシオ)。
閉じた世界に流れ込む強烈な”ノイズ”が、
清澄の人生を大きく変えてゆくーーー
たったひとりと出逢うだけで、世界が変わる。
耳障りで、少し心地良いノイズ。
【編集担当からのおすすめ情報】
作家・燃え殻氏(『ボクたちはみんな大人になれなかった』)、絶賛!
「シンプルなのは構図だけ。男のリアル、女のリアル、音楽界隈のリアル、
ボクたちの希望。満載!」
アーティスト・King Gnu井口理氏、悶絶!
「今の時代を生きるおれたちミュージシャンのリアルな『図星』を突いてくる。あー、いててて。」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
連載開始後すぐにSNSで話題!
“今”を切り取る、男と女と音楽の”リアル”がここにある。
人との接点を持たず「自分だけ」の世界で過ごし、
音楽<だけ>を愛する主人公。
自分の気持ちに正直で、
すきなものがたくさんの「今」を生きるヒロイン。
二人の姿と、そこから生まれ誌面を飛び越えてくる”音楽”に
どうぞご注目ください。
関連マンガ
音楽と人間の「リアル」を描く話題作。 SNS、音楽界隈で話題。 “現代”のリアルを捉える挑戦作、早くも話題の第2集。 ーーーーーーーーーーー 「うちの世界は、確実に変わったもん」 ーー部屋で趣味の音楽を一人奏でていた 清澄を連れ出し、路上ライブを決行した潮。 潮がアップした動画は拡散されて、 一瞬フォロワーは増えた、けれど… 世界は、何も変わらなかった。 しかしーーひとりの男が、清澄を訪れる。 清澄と過去を共にし、 現在も音楽で“生きる”男。 “誰かの心”が動いたーー それは、大きな変化の始まり。 【編集担当からのおすすめ情報】 アーティスト、Tempalay 小原綾斗ーー叫ぶ。 『「バズる」とゆう不確かで浅はかで薄っぺらな評価に 翻弄され麻痺してゆく現代の音楽家たちよ。 もがけ。突き抜けろ。 』 ーーーーーーーーーーーーー 「湧き出るから放出する。それだけでよかった」 ーー部屋にひとり籠もって音楽を作り、奏でる男・清澄(キヨスミ)。 「隣にいられるように、なんでもやってあげたい」 ーー清澄を世に出したいと、SNSで押し出そうとする女・潮(ウシオ)。 「バンドのチャンスなんて、1回あるかないかやろ」 ーー遊びではなく、音楽で“食っていこう”とする男・陸(リク)。 読めば、きっとどこかに”貴方”がいる。 今を生きる人々に送る、現代のリアルがここに。 2019/01/11 発売
“音楽制作編”音楽と人間のリアルに迫る。 「おれといっしょに、音楽やろう」 清澄と陸のバンド“アジュール”の船出ーー 陸が所属するバンド“マザーズ”のライブの オープニングアクトとして手応えを掴んだ。 そして陸は“マザーズ”を脱退し、 清澄と音楽で生きることを決める。 ーーひとつのバンドが終焉を迎える中、 清澄の元に届く、賛美、誹謗、中傷…… しかし、そのノイズは“覚悟”に変わる。 誰かのために。仲間のために。居場所のために。 【編集担当からのおすすめ情報】 “今”を切り取る、音楽と人間の物語ーーー“音楽制作編”。 ーーSKY-HI(日高光啓)、共鳴! 「漫画はドキュメントでもない限り、リアリティこそ求められどリアルである必要はないとも思う。ただ、バジーノイズはどこまでも"リアル"なのだ。 清澄達は同じ世界に本当に生きているのではないか。そのくらいリアル笑。 清澄達がどの様な形で音楽と付き合っていくのか、見届けるというよりは、同じ世界を生きながら僕も頑張りたいと思います。」 ーーーーー DAWA(FLAKE RECORDS)、推薦! 「音楽によって人生は揺さぶられ、それぞれの形で、場所で正解のない答えを探し続ける。 その様は誰かにとってはドラマティックで、誰かにとってはどうでもいい。 この等身大の物語は誰に、何を問う。」 2019/05/30 発売
進化と離別の“東京編”。 清澄と陸、そして岬の3人のバンド “アジュール”のファーストEPが完成。 「自分たちだけで」手探りで作ったそれは、 清澄や陸の心に喜びと自信を生んだ。 しかし、清澄が新しい仲間を得ると同時に 潮は、彼の前から姿を消した。 大きな喪失感を味わう清澄だったが、 「あいつに届くとこまで、鳴らしたる」と “覚醒”するーーー…そして物語は、 進化と別離の“東京”編へ。 【編集担当からのおすすめ情報】 “今”を克明に描き出す、音楽と人間の物語。 話題のアーティストからも絶賛の声! 現代の希望とはノイズであり、ノイズは鳴らさずとも、気がつけばそこにあるもの。 皮肉にも、ノイズキャンセリングイヤホン(Bluetooth)のような筆致で、そのことが克明に描き出されている。 ーー荘子it (Dos Monos) Wikipediaに載るバイオグラフィなんか読んだってわからない、バンドあるいは音楽家という奇妙な生き物の命の中身。 その細胞ひとつひとつの運動を観察するような、むつきさんのモノクロの筆が優しい。 ーーTAITAN MAN(Dos Monos) 2019/09/30 発売
“今”を描く、音楽と人間の物語ーー完結。 「アジュールの元に、成長して帰る」と 陸や航太郎の元を離れ、 一人東京で音楽制作を行う清澄。 取り憑かれたかのように音を生み続ける 彼の行き着く先はーーー…!? 清澄やアジュールが選ぶ、音楽の形とは。 今の時代に、“バンド”である理由とは。 誰かと一緒に鳴らすこと。 誰かと一緒に生きていくことーー 彼らの生き様こそが、“今”を克明に描き出す。 【編集担当からのおすすめ情報】 “今”を克明に描き出す、音楽と人間の物語ーーー完結。 「その時代時代のリアルを掴み取るのが青年漫画の役割なのだとするならば、この作品は間違いなく2010年代における青年漫画のマスターピースだ。」 ーー浅野いにお 2020/01/30 発売