プラタナスの実(4)
『テセウスの船』作者の本格医療ドラマ!
我々医師は、
常に「最悪の状態」を
想定しなければいけないーー
小児外科医の兄・英樹と共に、
父の小児病院で本格的に働き始めた真心。
患者への応対はもちろん、
根本的な“医師としての哲学”も正反対な
英樹の姿に戸惑う真心。
そんな中、真心がこの病院で働くきっかけにもなった
小児白血病の患者・ともりんが病院を抜け出す事件が発生。
彼女を巡り、鈴懸家の確執も、大きく動き始めるーー。
【編集担当からのおすすめ情報】
患者への“心のケア”も医師の重要な仕事だと考える真心。
病を治すことだけに、医師は専念するべきだと考える英樹。
今集では、ともりんを通じて、この二人の“医師としての哲学”が
ぶつかり合います。
患者を助けたいーーその気持ちは同じだからこそ、
激しくぶつかる二人の姿、そして、より浮き彫りになっていく
鈴懸家の母を巡る過去・確執が描かれています。
ぜひ注目してください。
関連マンガ
『テセウスの船』作者が描く小児科医の物語 命を繋ぐ、音がするーー 奇跡のような、尊い音がーー 少子化、モンスターペアレント、コンビニ受診・・・ 社会的問題が山積みな一方で、 「もしも」の大病が患者の中に潜むことを決して見逃せない日々。 そんな「子供が好き」だけでは戦えない “心のコスパが悪い”医療現場に、 やさしい笑顔で向き合う小児科医・鈴懸真心(ルビ:すずかけまこ)。 これは“ゆりかごから大人になるまで”の子供たちと、 その家族に寄り添う、暖かく誠実な、小児科医の物語ーー 【編集担当からのおすすめ情報】 【各所から“泣ける”との声、続出です!】 『テセウスの船』東元氏による最新作『プラタナスの実』。 この作品では徹底的な取材を積み重ねたからこそ描ける 小児科医療の現状が詰まっています。 さらに、ただの医療漫画とは一線を画す、 主人公を巡る濃密な“家族の問題”もーー 主人公が治すのは、子供たちだけではありません。 子供たちの家族にも真剣に向き合い、寄り添う。 誠実な、真摯な主人公の姿が、きっとあなたの心をあたたかくします。 ぜひお手にとってご覧ください! 2021/01/29 発売
『テセウスの船』作者が描く小児医療ドラマ 小児科医に、 悪い人はいないーー 交流を断絶していた父から突然、 新しく設立する小児科で働かないか、と誘われた真心(ルビ:まこ)。 決断をできないまま、母の墓参り、という名目で 再び父の病院がある北海道へ行くことに。 かつて小児科医だった母、 現在小児外科医として働く兄。 家族のことを考え、さまざまな想いが真心の頭を巡る。 そんな道中で真心は、 あるピアニストの少女に出会いーー!? 【編集担当からのおすすめ情報】 本格的な小児医療漫画として 各所で大注目の話題作、早くも第2集が発売です! しっかりとした取材を重ねたからこそ描ける リアルな子供の症状や、『テセウスの船』とはまたひと味違う “生”に向き合った内容など・・・ 今回はなんと9話収録とかなり充実した一冊となっております! ぜひご一読を! 2021/03/30 発売
『テセウスの船』作者が描く本格小児医療! 患者さんたちの笑顔が見たい。 ただ、それだけなんだーー 父が新しく設立した小児病院で働くことを 決意した鈴懸真心。 病院内のスタッフとも徐々に打ち解け合う中、 小児白血病の患者・ともりんの治療が本格的にスタートする。 治療に対しても、家族との関係に対しても、 悩み戸惑うともりんの姿を見て、 真心自身も、父について想いを馳せる。 そんな中、小児外科医である真心の兄・英樹が 北広島市にやってきてーー!? 【編集担当からのおすすめ情報】 本格的な小児医療漫画として NHKや北海道新聞など、 各所メディアで大注目の話題作、3集が発売です! 今作ではついに、真心の兄であり、 小児外科医である“英樹”が登場します。 医者としてのしっかりとしたビジョンを持った英樹の登場により、 家族内での確執をぬぐいきれない鈴懸家が 大きく動きます。 ぜひご一読を! 2021/07/30 発売
既刊、大重版!心温まる小児科医療ドラマ! 命より大切なものは、ないーー 小児白血病の患者・ともりんの手術が始まり、 「兄を信じるしかない」と、 手術の成功を祈る真心。 しかし、長い手術が終わった後、 真心は英樹から“衝撃的な事実”を聞かされる。 一方、CLSとして働く青葉は 英樹から「CLSはこの病院に必要ない」と 言い放たれ、自身の人生について迷いはじめ・・・ 英樹を中心に、さまざまな火種が巻き起こっていくーー 【編集担当からのおすすめ情報】 いよいよ始まるともりんの手術。 今号では、同時に英樹を中心に鈴懸家も大きく動き出します。 英樹はなぜ、父の病院に働きにきたのか? その謎が、徐々に明かされていきます。 さらに、病院内キャラとして人気の青葉にまつわるエピソードも収録。 ぜひご覧ください! 2022/03/30 発売
既刊、大重版!心温まる小児科医療ドラマ! あなたのために 医師になったわけじゃないーー 病院に残るか、恋人と一緒に北海道を離れるか。 人生の岐路に立つCLS・青葉。 決断に迷う中、担当患者が階段から落ちたと連絡を受ける。 急いで向かった先で、彼女は英樹から“事故の真相”を聞かされる。 そんな中、「CLSはこの病院に必要ない」と言い放った英樹は、 青葉と関わることで自身の考えに変化を感じるように。 ついに吾郎に対し“過去を話したい”と持ちかける。 英樹、そして鈴懸家の過去が一つずつ紐解かれていく・・・ 【編集担当からのおすすめ情報】 今集では、いよいよ鈴懸家の過去について 英樹と吾郎が向き合います。 なぜ英樹は「復讐のため」にこの病院で働くことを決めたのか? 真心と英樹の間に、どんな事実があったのか? さらにCLS・青葉編もクライマックス! 読み応えしかない6集、ぜひご一読ください! 2022/07/29 発売
小児医療の現場を鮮やかに描く話題作! いつも元気で皆に頼られている看護師長・園子さん。 彼女はある悩みを抱えていた。 息子が「夢をかなえるために、大学を辞めて フランスでシェフの修業をしたい」と宣言したのだ。 説得を試みるも空振りに終わり、母子にはギクシャクした空気が… そんなある日、園子さんは真心らを連れて 息子がアルバイトをしているフレンチへーー 一方、鉄道が好きな少年の手術を担当することになった 外科医の八柳は、原因不明の頭痛に悩まされていた。 自身も鉄道が好きな八柳は、少年への思い入れも強いのだが そこにはある「落とし穴」が…!? 各人のドラマを丹念に紡ぎつつも 物語は大きくうねり始める…必読の最新刊!! 【編集担当からのおすすめ情報】 真心をはじめとし、一枚岩であろうと懸命に働く医療スタッフ達。 それぞれに「公」と「私」があり、そこには思わず応援したくなる 各人のドラマがあります。 ほっこりする回あり、緊張感の走る回、涙不可避の回ありと さまざまなシーンが出現するこの7集は これまでの流れを踏まえた上で、さらに物語が大きく動き始める 見事な構成となっております。 既刊も続々重版の話題作、ドライブ感満点です!! 2022/11/30 発売
僕らの「医療」を……新駅に繋げましょう。 謎の頭痛に悩まされながらも、自身と同じく鉄道が大好きな 虎鉄(こてつ)少年の手術に臨む外科医・八柳。 ところが手術直前、「右目が見えない」という さらなるアクシデントが発生してしまう…! 執刀をあきらめた八柳は、日頃より医師としての姿勢を批判してきた英樹に 少年の手術を託したーー両者の心中が大きく揺れ動く…! さらには鈴懸(すずかけ)家との不穏な繋がりを持つ男・黒田が、 一人息子を連れて真心の元を訪れるーー!! 【編集担当からのおすすめ情報】 医者であるからこそ、自分の体調を見極め決して無理はしない。 医者であるからこそ、多少の無理をしてでもなんとしても治してあげたい。 人によって答えは異なるかもしれない ふたつの相反する信条がぶつかる小児センター。 手術の成否は? 八柳の安否は? そして真心は何を語るのか…? 医師のあるべき姿を問う最新刊は、後半 物語のキーマンとなる男・黒田がいよいよが登場。 サッカーで将来を期待されている彼の息子と真心の出会いは センターに何をもたらすのかーー いよいよ核心へと入ってゆきます!必読! 2023/03/30 発売
真心が直面する、避けては通れない現実とは サッカーで将来を嘱望されている少年・優希(ゆうき)を連れて はるばる小樽から北広島を訪れた黒田父子。 しぶしぶ連れて来られたこの少年を検査するうちに、 彼の体にはとんでもない病魔が潜んでいる可能性が高まる。 そして息子を連れてきた「黒田」という男、センター長の吾郎(ごろう)と 昔からの良からぬ関係があることが徐々に明らかになってゆき…!? 親同士の因縁を知らない真心(まこ)と英樹(ひでき)の兄弟は この患者と、そして家族とーーいかに向き合えばよいのか。 浮かんでは消える懸念と迷い……医師としての覚悟が試される。 【編集担当からのおすすめ情報】 もし病気だと言われたら、間近に迫ったセレクションが受けられないかもしれないーー 本当のことを隠そうとする少年を、「嘘は誰の為にもならない」と諭した真心。 偽りのない真心の言葉は、少年の心に届くのか…? そして、何らかの企みが見え隠れするる少年の父は この医療センターに何をもたらすつもりなのか。 親子への対応を間違えれば、地域から地道に信頼を得てきた 鈴懸(すずかけ)家にとっても大きなダメージとなりうる…!? 怒濤の最新刊、必読です! 2023/07/28 発売
北の大地の小児医療の物語…堂々の完結! 真心(まこ)が担当しているサッカー少年・優希(ゆうき)は 「潰瘍性大腸炎」という、国が指定している難病だった。 一進一退の病状。一向に先の見えない治療。 少年は自らの運命を呪い、苛立ちを募らせる。 加えて彼の父親・黒田は、かつて真心の父・吾郎に取り入り 真心の家庭を崩壊させた張本人であることが明らかになり…!? 運命に引き寄せられた「ふたつの家族」に救いはあるのか。 患者とその家族に寄り添う医師の物語は、 最後の最後まで人間ドラマを描ききるーー!! 【編集担当からのおすすめ情報】 父の病院を潰され、母の命を奪われ、慕っていた兄と引き剥がされ…… 幸せだった家族を「黒田」という男にズタズタにされた真心。 その張本人が今、過去の愚行を全身全霊で詫び、 真心の目の前で涙を流しながら、どうか息子を救ってくださいと 懇願しているーー 一切の私情を挟まずに治療にあたるべきなのか。 あたるべきなのであれば、真心にはいかなる覚悟が必要なのか。 「受け入れがたい感情」と「医師の矜持」に揺れる鈴懸(すずかけ)家ーー 衝撃と感涙のラストシーンへと、物語は突き進む!! 2023/09/28 発売