ミミズクと夜の王 3
凍えない夜と、飢えない朝を。
心が融けおちるようなしあわせを、おしえてくれた。
けれど、それでも。
欠けて壊れた記憶のなかに、美しい痕跡(だれか)を探している。
「忘れる、もんか……」
◆巻末に【紅玉いづき書き下ろし掌編】を収録!◆
2022年3月刊
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