2001年10月発売
▼第1話/混乱の塔・1▼第2話/混乱の塔・2▼第3話/混乱の塔・3▼第4話/混乱の塔・4▼第5話/獣人伝承・1▼第6話/獣人伝承・2▼第7話/獣人伝承・3▼第8話/終末計画・1▼第9話/終末計画・2●主な登場人物/御神苗優(おみなえ・ゆう。16歳。危険と思われる超古代文明の遺産を封印する組織「アーカム」のS級工作員「スプリガン」。普段は普通の高校生)●あらすじ/イタリアの古い教会で発見された“混乱の魔法陣”が、何者かに奪われた。優の師匠・朧が現地に派遣され、魔法陣に密接に関連する女性、シスター・ケイトの護衛を務める。だがすぐに、ふたりとも連絡を断ってしまい…!? 知らせを聞いた優は、紛争が続くバグダッドへと飛ぶ!●本巻の特徴/宗教戦争、民族紛争に疑問を投げかける上記「混乱の塔」の他、ジャン・ジャックモンドの秘密が明かされ、兵器開発集団“トライデント”に命を狙われる「獣人伝承」、高度なプログラム“ヤーマ”が世界中のコンピューターを支配下に置き、人類を抹消しようとする「終末計画」を収録。(「終末計画」は5巻に続く)。●その他の登場人物/朧(スプリガンの中でも最強の人間で、優の師匠。気功を使う腕利き)、ジャン・ジャックモンド(フランス人のスプリガン。極度の興奮状態に陥ると体の構造が変化し、獣人=ライカンスロープに変わる。超古代のバイオテクノロジーが生んだ、生物兵器の末裔)、ティア・フラット(魔女と呼ばれる女性スプリガン)、ジミー・マックス(アーカム私設軍A級エージェント指揮官)
2070年代、人間は地球圏を月面にまでようやく押し広げていた。 夢とエゴに満ちた航宙士志望の青年・星野八郎太(通称ハチマキ)の成長を軸に描く、「惑う人々(プラネテス)」たちの物語。「SF」を一段階進めた大傑作。 2002年度星雲賞コミック部門受賞。2003年にはNHKでアニメ放送開始。そのアニメも2005年度星雲賞メディア部門受賞。同賞の原作・アニメのW受賞は『風の谷のナウシカ』以来だと評判になった。 木星往還船計画始動の報せにハチマキは決意する。誰も行ったことのない遠くへ行く。未開の道を切り拓くため、持てるエネルギーの全てを費う、と。「独りで生きて独りで死ぬ。それが完成された船乗りだ」尖りをむき出しにする彼に、口を挟もうとする女がいた。デブリ回収船の同僚、田名部愛。「独りで生きて、死んで、なんで満足できるんですか。バカみたい」ハチマキはそれに抗する言葉を探したまま、搭乗員試験に臨む。 PHASE.6 走る男 PHASE.7 タナベ プラネテス超外伝 或いはそれこそが幸せな日々 PHASE.8 サキノハカという黒い花<前編> PHASE.9 サキノハカという黒い花<後編> PHASE.10 惑う人達 PHASE.11 スパシーバ
神威章の前に、次々と現れる遺産継承者たち…。樹雫とアルマゼノン、牧の原刃とガイアゼノン・・・。役者はそろった!しかし、力に溺れた章は宿敵デュランに完全敗北、そしてトライゼノンは大暴走を・・・!?
▼第1話/新年躁々▼第2話/二羽のかもめ▼第3話/二本立て▼第4話/ただいま特許出願中▼第5話/強い親父(ひと)よ▼第6話/難(むつか)しばなし▼第7話/子供孝行▼第8話/爆笑問題▼第9話/酒の泡●登場人物/浮浪雲(品川宿、「夢屋」の頭。飄々とした遊び人)、おカメ(雲の妻。夫や子供たちを大きな愛で包む女性)、新之助(雲の息子。真面目な少年)、お花(雲の娘。お転婆だが、なかなか鋭い)●あらすじ/お正月。めでたい新年の始まりを、浮浪一家は家族勢ぞろいで迎えていた。お伊勢参りに出掛けることになった渋沢先生は、人生相談の代役を浮浪に任せていくが、浮浪が相談相手と聞いてはまともに相談に来る者などいない。暇を持て余す浮浪のところへ、品川の女衆が大勢押しかけて…(第1話)。▼栄之助は、母親とふたり暮らし。父親は栄之助が生まれる前に長州へ行き、そこで別の家族を作った。母親は栄之助に厳しく、冷たかった。塾の帰りに寄り道をすると、夕飯を与えず徹夜で勉強させた。買い食いをしたと分かれば、無理矢理吐き出させた。ある時、栄之助が塾を三日も休んでいると知った母親は…(第2話)。●その他の登場人物/欲次郎(夢屋の番頭。実務に長けたやり手)、渋沢先生(博学多才な楽隠居。新之助らの良き相談相手)