2006年5月30日発売
▼第1話/ダシの秘密▼第2話/包丁の基本▼第3話/板前の条件▼第4話/技巧の極致▼第5話/もてなしの心▼第6話/究極の作法▼第7話/茶人といちご▼第8話/本当のご馳走▼第9話/日本料理の理▼第10話/灼熱のお茶 ●主な登場人物/山岡士郎(東西新聞文化部員。普段はグータラだが、膨大な食の知識を持つ)、栗田ゆう子(東西新聞文化部員の新人記者)、海原雄山(名だたる陶芸家、画家であり、「美食倶楽部」を主催する食の探究者でもある。山岡の実父) ●あらすじ/「究極のメニュー」作りに取り組むことを決めた士郎とゆう子のために、大原社主は赤坂の料亭に彼らを招いて激励会を開くことに。ところが別室で他の客と会っているという社主は、なかなか戻ってこない。不審に思った谷村部長が女将を呼ぶと、どうやら社主と一緒にいる客が「煮汁のダシがなっていない」と怒り出したかどでトラブルが起きているらしく…(第1話)。 ●本巻の特徴/第20集のテーマは「日本料理」。ダシ、スズキの洗い、鮎の梅肉和え、鯛の卯の花和え、鯛の香玉づくり、鯛の松皮造り、キスの卯の花和え、鯛の茶漬け、抹茶、わかめとワケギのぬた、鶏肉と野菜の煮つけ、ふろふき大根、ウズラのだんご汁、サヨリの干物…などにまつわるエピソードを紹介。巻頭カラー特別レシピ「鯛の紙塩の造り・鯛の松皮造り」&雁屋哲書き下ろしコラム「美味しんぼの日々」も収録!
▼第44話/夫婦善哉▼第45話/十字目ドール▼第46話/マステマ・サブナード▼第47話/十字目哀史▼第48話/スイートホーム▼第49話/キラリ☆青春▼魔のおまけ ●主な登場人物/カイマン(魔法で爬虫類の頭に変えられた男。かけられた魔法を解こうとしている)、ニカイドウ(食堂を経営するカイマンの友達。武術の心得もあるし、実は魔法使いでもある?) ●あらすじ/妻がいる(はずの)家で突然、栗鼠と同じく目に十字のある男たちに襲われたカスカベ一行。窮地に陥ったカスカベを助けに来た心&能井と、十字目たちの死闘が始まった!! だが、予想以上の動きをみせる十字目たちの前に、能井は捕らえられ、心は深い傷を負う。傷によって魔法がつかえない心に、果たして勝機は…!?(第44話) ●本巻の特徴/ヒドラの森、十字目、魔法学校に黒い粉…交錯し、ますます深まる謎。カイマン&ニカイドウが、逃避行の末に接近する真実とは? ●その他の登場人物/藤田(相方・松村とホールに魔法の練習に来て、カイマンに襲われた)、煙(藤田の上司? 部下がカイマンに殺されたのが気に入らず、復讐を決意)、恵比寿(爬虫類の魔法を使う女。カイマンに顔を傷つけられた)、心(煙の雇った殺し屋。先輩格。何でもバラす)、能井(煙の雇った殺し屋。後輩格。こちらは何でも直す)、栗鼠(カイマンの口の中の男。煙に生首で発見され復活するが、その後逃走)、カスカベ(「ホール」の世界の魔法の研究者。老齢のはずだが、外見は少年をキープ)