2006年7月28日発売
▼第1話/人穴(ひとあな)▼第2話/鬼の来た道▼第3話/神在月●主な登場人物/宗像伝奇(むなかた・ただくす。東亜文化大学で民俗学の教鞭を執るかたわら、日本各地に伝わる神話、伝説の謎や由来を解明している)●あらすじ/長野県諏訪地方。縄文時代の蛇神・ミシャグチの巨大な神像が御射山(みさやま)の洞窟で見つかった。宗像は地元考古学界の力で遺跡の保護を進めるよう促すが、すでにこの山はIT長者の網野に買い取られて手出しの出来ない状態となっていた。網野の狙いは、遺跡の発掘物を東京に丸ごと移動させて、縄文ミュージアムを作ること。しかもそのプロジェクトには、忌部神奈も関わっているようで…(第1話)。●本巻の特徴/民俗学研究の第一人者・宗像伝奇教授が、神話・伝承に隠された更なる謎を解く! 日本人に最もなじみの深い怪物“鬼”を、鉄との関わりを糸口にその正体を追う「鬼の来た道」など3編収録!!●その他の登場人物/忌部捷一郎(宗像を目の敵にしている歴史研究家)、忌部神奈(女性史研究家であり、また神木鑑定家、温泉評論家でもある。忌部捷一郎の妹)
▼第64話/爪跡(ネイル・アート)▼第65話/サムズ・トリック▼第66話/明日天気に…▼第67話/キイ・カード▼第68話/一国一城の主 その1 立志編▼第69話/一国一城の主 その2 野望編▼第70話/一国一城の主 その3 挫折編●主な登場人物/春居筆美(=Dr.WHOO。月影ファイナンスのダメ営業員。しかし実はオーナー。さらに、華麗なマジックで相手を幻惑し圧倒する、謎の魔術師の顔を持つ。周囲はその正体を知らない)、小泉じゅん(窓口係。月影ファイナンスの職場の花)●あらすじ/ネイル・アーティストの望月ありさは、駆け出しながら才能があり、TVにも出演するほどの注目株。マジックのために指の手入れを欠かさないという春居も、そんな彼女のもとに何度か通っていた。ある日、久々に望月の店を訪れた春居だが、彼女は血染めの生爪が送られてくる嫌がらせのために疲労困憊していて…(第64話)。●本巻の特徴/コンビニオーナーと英会話スクール経営…。悪徳フランチャイズの罠にかかった脱サラ男性と大卒主婦の苦悩を描いた3話構成の表題作「一国一城の主」など全7話を収録。●その他の登場人物/巣鴨店長(よくいるタイプの管理職。実は春居の腹心。手堅い財務処理をする)、赤坂(やたらといばる春居の上司)、青山ネネ(窓口係。社内の事情通)