2009年12月発売
▼第44〜46話/有名人詐欺(II〜IV)▼第47〜52話/入札詐欺(I〜VI)▼第53〜54話/環境投資詐欺(I〜II) ●主な登場人物/黒崎(人を騙し金銭を巻き上げる詐欺師の一種“シロサギ”のみを標的にする詐欺師。通称“クロサギ”) ●あらすじ/公共事業入札に参加する建設会社に「自分なら最低落札価格がわかる」と言って手数料を騙し取るシロサギ・熱田。彼が今狙っているのは、中部地方G県の徳利川干拓事業の落札を狙う、公共事業に参入してまだ日が浅い斧山建設。その熱田の仕事を潰せと親爺の命令を受けた黒崎だが、この件に絡んでは白石も動いていて…?(第47話) ●本巻の特徴/表題作「入札詐欺」では、黒崎と白石がまさかの共闘? 黒崎が張り巡らせた前代未聞の“仕掛け”と、驚くべきその意図は…!? その他、有名人の親族を名乗って金を取る「有名人詐欺」、御木本の集金部隊に黒崎が斬り込む「環境投資詐欺」を収録。 ●その他の登場人物/吉川氷柱(よしかわつらら。政和大学法学部に通う検事志望の大学生。自分が住むアパートの大家・黒崎を密かに慕う)、桂木敏夫(詐欺師を裏で操る大物フィクサー。普段は「スナック桂」のマスター。黒崎からは“親爺”と呼ばれる)、早瀬(桂木のボディーガード)、白石陽一(腐った大企業しか狙わないシロサギ。冷静かつ用意周到)、御木本(大規模なフランチャイズ・チェーン開業詐欺で黒崎の父を嵌めた実行犯)、神志名警部補(上野東署で研修中のキャリア警察官)
▼第37話/宣戦布告…!!▼第38話/父親の行方…?▼第39話/父の想い…▼第40話/不可解な凶器…▼第41話/消える銃弾と遺体▼第42話/自殺の真相…▼第43話/息子は生きている!?▼第44話/永遠の夏…▼第45話/[俺を殺してみろ]という男… ●主な登場人物/杉下右京(特命係警部。変人で明晰すぎる故に島流しとなるが、そこで数々の事件を解明する)、亀山薫(特命係巡査部長。熱血漢故に失敗も多く、島流しとなった元・自称捜査一課のエース) ●あらすじ/殺人に使用された薬物毒アトピリンがベラドンナから抽出されたという、犯人しか知り得ない情報を知っていた事実から、木暮ひとみを追い詰めた右京と薫。ひとみは自分が殺したことを認め、警察に出頭するために着替えると言い、ふたりを残し自室へ向かう。だが、なかなか部屋から戻ってこない彼女に、右京が異変を嗅ぎ取り…(第37話)。 ●本巻の特徴/射撃残渣も、弾丸も残らない射殺事件。使用されたのは“魔法の銃器”…!? 右京&薫、最強タッグが数々の難事件に挑む!! ●その他の登場人物/ 奥寺美和子(帝都新聞社会部記者にして、亀山の彼女でもある)、米沢守(鑑識課員。なぜか特命の肩を持つ)、伊丹憲一(警視庁捜査一課巡査部長。亀山と、会えばけんかとなる犬猿の仲)
使命に生きる女剣士・あずみ、裏の世界で生きる ▼第1話/決行▼第2話/家督相続▼第3話/登用試験▼第4話/祝いの宴▼第5話/徒目付▼第6話/囚われの身▼第7話/自害 ●主な登場人物/あずみ(井伊直弼を暗殺した刺客。信州安曇野の異人の血を継ぐ隠れ里で生まれた)、向駿介(あずみの双子の弟(兄?)。貧しくも平和な御家人の養子にもらわれ、育てられた) ●あらすじ/水戸の徳川斉昭を暗殺するため、公家・土御門家の息女、知子に化けて斉昭のもとへ潜入したあずみ。好色な斉昭の手をかわしつつ、誰にも見られない場所で斉昭を討ち、自分が討ったことを誰にも疑われてはならないという困難な使命を果たすため、入念な計画が練られていくが…(第1話)。 ●本巻の特徴/駿介の姉・志乃と菅野先生の縁組が決まり、喜びにわく向家。知らせを聞いたあずみも歓喜し、改めて斉昭暗殺の成功を誓う。だが、その縁組を快く思わぬ旗本・欣矢らにより、思わぬ悲劇が…!? 【編集担当からのおすすめ情報】 武田鉄矢(『お〜い!竜馬』原作、NHK大河ドラマ『龍馬伝』で勝海舟役) の推薦文 『幕末に舞台を移し あずみが、竜馬や幕末の英雄達と絡み合うハラハラドキドキの作品になることを、期待せずにはいられません。』
▼第36話/タイタニックでダイパニック!?▼第37話/思い当たる2、3の理由▼第38話/各々の夏・甲子園▼第39話/夫婦で賭けはご法度▼第40話/喜びと哀しみの年賀状▼第41話/終末にはデリシャスに▼第42話/取り越し大苦労▼第43話/偽装問題…我が家は大丈夫?▼第44話/汝、騙すナカレ▼第45話/カゼなど召しませんように…▼第46話/とんだエイプリル…!? ●主な登場人物/浜崎みち子(浜崎家の主婦。ハマちゃんには過ぎた、明るく賢い奥さん)、浜崎伝助(=ハマちゃん。みち子の夫で釣りバカ亭主。鈴木建設の万年ヒラ社員)、浜崎鯉太郎(みち子とハマちゃんのひとり息子) ●あらすじ/豪華客船が沈没していく最中、男は恋人を救命ボートに乗せ、自分は船と運命を共にする…そんな映画を家族で観ていたみち子。翌日、いつにもまして犬のハゼタローの世話に励む鯉太郎を見て、みち子は褒めてあげるのだが、鯉太郎は沈没船にハゼタローを置き去りにする夢を見てしまったと落ち込んでいて…!?(第36話) ●本巻の特徴/いつも笑顔でしっかり者の良妻賢母の妻・みち子さん。でも釣りばっかりしている最愛の夫・ハマちゃんの態度次第では、女神にも、鬼にもなる…!? 「ビッグコミックオリジナル」'07年5月増刊号〜'09年5月増刊号に掲載されたエピソードを収録!! ●その他の登場人物/鈴木一之助(=スーさん。鈴木建設社長にして、ハマちゃんの釣り仲間)、ハゼタロー(浜崎家の飼い犬。鯉太郎と仲がよい)
▼第1話/温泉街の夜▼第2話/ものもらい▼第3話/遠い世界に▼第4話/福の神▼第5話/リリアン▼第6話/春のなごり▼第7話/二人の休日(ホリデー)▼第8話/ロカビリー▼第9話/ビックリ箱▼第10話/ロボット1号▼第11話/男の子、女の子▼第12話/御落胤(ごらくいん)▼第13話/カナリアの歌▼第14話/身の上話▼第15話/リョーコさん▼第16話/カタツムリ▼第17話/風呂敷(ふろしき) ●あらすじ/茶川先生に連れられて温泉旅行に出かけた淳之介。温泉街のいたるところに風俗店やストリップ劇場の看板があり、その中から淳之介は母の芸名である「ローズ星」の名を発見する。夜、飲みに出かけた茶川先生を見送った淳之介は、母の名前を掲げる店へ出かけるのだが…(第1話)。 ▼ものもらいになってしまった一平君。教室へ行くと、女子のミッちゃんもものもらいになっており、アベックとからかわれる始末。放課後、ミッちゃんは近所のおばあさんから、ものもらいが治るおまじないだからと、おにぎりを貰う。一方、一平君は、ホウ酸水を患部に浸して治療するが…?(第2話) ●本巻の特徴/ごく狭い生活圏で一生を過ごす雀。子雀のチュン太郎は、渡り鳥たちの話を聞いて、遥か彼方の地への憧れを抱くようになり…表題作「遠い世界に」ほか、進学と集団就職で離れ離れになった男女の遠距離恋愛を見守る「春のなごり」、自分の人生を小説にして欲しいと茶川先生に迫る女を描いた「身の上話」、時代の移り変わりを思い起こさせる「ロカビリー」など、全17話を収録。 ●その他のDATA/昭和30年代風物誌〜ものもらい(第2話)、リリアン(第4話)、文通(第6話)、パーカー51万年筆(第7話)、ロカビリー(第8話)、ビックリ箱(第9話)、カナリア、童謡歌手(第13話)
▼第1話/七人みさき▼第2話/生と死の女神▼第3話/神の背中 ●主な登場人物/宗像伝奇(むなかた・ただくす。東亜文化大学で民俗学の教鞭を執るかたわら、日本各地に伝わる神話、伝説の謎や由来を解明している) ●あらすじ/七人の死霊が新たな仲間を求めてさまようという、高知に伝わる幽霊譚「七人みさき」……その研究をしていた学者が死んだ。学者の代理として、宗像は学者の友人たちと会うことになったのだが、奇しくも場所は高知の岬、学者を含めて七人の同級生。そして七人には秘密が…(第1話)。 ●本巻の特徴/日本各地にある水死者の怨霊伝説に隠された真実、古代人から八ケ岳が黄泉の国と見なされた理由、最も不思議な縄文土器の謎……3編を収録!! ●その他の登場人物/忌部捷一郎(宗像を目の敵にしている歴史研究家)、忌部神奈(女性史研究家であり、また神木鑑定家、温泉評論家でもある。忌部捷一郎の妹)、宗像瀧(宗像の姪。巫女をしていたが現在は宗像の研究を手伝っている。三姉妹の末っ子)、宗像樹・瑞(いつき・たぎり。宗像の姪で瀧の姉たち。実家の海照火明神社で巫女をしながら神社を守っている)
▼第11話/迷子!? Oh my god!!▼第12話/渋滞合戦!!▼第13話/最終兵器・相原巡査▼第14話/たけのこ海の家▼第15話/幽霊船を追え!▼第16話/幽霊船の正体▼第17話/オンナの中にオトコが一人…▼第18話/続・オンナの中にオトコが一人…▼第19話/婚活ですか!?▼第20話/モデルで警備中!? ●主な登場人物/西本春樹(内に秘めた熱い正義感とは裏腹に、女の子みたいな華奢な体をもつ巡査。上司からの指令で女装し、女だらけの「たけのこ交番」勤務に) ●あらすじ/梅雨入り前の原宿竹下通り。同僚の相原とパトロール中の西本に、迷子の幼稚園児が泣きついてきた。ところが交番に連れて行く途中、同じ園児服を着た迷子が何人もいて、戻った交番も園児だらけ。さながら託児所のようになってしまうが…?(第11話) ●本巻の特徴/オトコでありながら女装させられ、美女だらけの「原宿★たけのこ交番」に配属させられた西本巡査。特異な職場環境にも慣れてきた頃、彼女たちのマトモ(?)な勤務が上層部から認められ、ご褒美に夏の海で研修することに…? 「モバMAN」配信中の人気作、第2集! ●その他の登場人物/望月ありさ(熟女マニア垂涎のたけのこ交番長)、相原美咲(純情熱血女性警察官)、曽根崎茜(大阪署から転属したコテコテの関西人)、武田七海(地味で根暗な巡査)、舞鶴警部(警視庁の美人警部。西本巡査に女装を命じた)
▼第7話/女王蜂・沙耶▼第8話/チャンス!▼第9話/若き挑戦者たち▼第10話/運命の結果発表▼第11話/スター誕生▼第12話/飛躍の夏▼第13話/優の休息 ●主な登場人物/水谷優(声優を目指し、長野から上京した専門学校生。アニメを観ることだけが楽しみの地味な少女だった)、工藤沙耶(声優科。秋田の資産家の娘。徹をめぐる因縁から優に厳しく当たる) ●あらすじ/ドジだけど笑顔が絶えない優やミキティたち、何をやらせても完璧な沙耶とその取り巻きたち。クラス内の人間関係が2つのグループに分かれていく中、沙耶は取り巻きのひとりと結託して、優に嫌がらせを仕掛けてきた。それはダンスレッスン中、わざと優にぶつかるというもの。転倒した優は、大事には至らなかったものの足首を痛めてしまい、クラスに不穏な空気が…(第7話)。 ●本巻の特徴/ライバル・沙耶の嫌がらせにも負けず、着実に声優としての実力をつけていく優。そんな中、学校主催でプロ声優オーディションの開催が決定。わずか1名の枠を手にするのは優か、沙耶か…? 本格声優ドラマ、急展開の第2集!! ●その他の登場人物/斉藤徹(声優学科に入学する前に優と遠距離恋愛していた。父親が沙耶の実家の会社に勤めている立場上、半ば沙耶の言いなりに)、山本美希(ミキティ。声優科。優の女子寮の隣人)、藤崎綾(声優界のトップアイドル。優が憧れている)
21世紀への警鐘!楳図かずおの最高傑作、完全版!! PROGRAM 1[誕生]▼Apt1/ロボットは組み立てられた▼Apt2/ロボットは着いた▼Apt3/ロボットは動き始めた▼Apt4/ロボットは少年と出会った▼Apt5/工場にて▼Apt6/ロボットと少年と少女と▼Apt7/ロボットを見学して▼Apt8/夜の工場▼Apt9/位置ぎめ▼Apt10/入力(インプット) PROGRAM 2[学習]▼Apt1/N▼Ame!?▼Apt2/解体▼Apt3/回路 ●主な登場人物/近藤さとる(父親の工場にやって来たロボット“モンロー”に興味を持つ小学6年生の少年)、山本まりん(さとるの父親が勤める工場で、さとると偶然出会った少女。父親は外交官) ●あらすじ/父親から「うちの会社にロボットが入社する」と聞いたさとるは、ロボットに興味津々。次の日、学校で同級生にこのことを話すが、誰も相手にしてくれない。その頃、さとるの父親の工場にはロボットが届いていた。そのロボットとは…(▼Apt2)。 ●本巻の特徴/楳図かずおの最高傑作が、ついにUMEZZ PERFECTION!で刊行(全6巻)。雑誌連載時カラー80ページ、単行本収録時追加カラー156ページの全てを完全収録!!
電脳世代の予言書!楳図かずおの最高傑作、完全版!! PROGRAM 2[学習]▼Apt4/キリンとサル▼Apt5/シアワセニナル▼Apt6/マ・リ・ン▼Apt7/パズル▼Apt8/ゴミ▼Apt9/ワードプロセッサー▼Apt10/眼▼Apt11/無人工場▼Apt12/メッセージ▼Apt13/プレイバック▼Apt14/可変シーケンス▼Apt15/数値制御▼Apt16/回答▼Apt17/333▼Apt18/どこへ…▼Apt19/333メートルの天国▼Apt20/マイナス30▼Apt21/予感▼Apt22/どこへ!? PROGRAM 3[意識]▼Apt1/はじめとおわり ●主な登場人物/近藤さとる(父親の工場にやって来たロボット“モンロー”に興味を持つ小学6年生の少年)、山本まりん(さとるの父親が勤める工場で、さとると偶然出会った少女。父親は外交官) ●あらすじ/さとるとまりんは、駅で待ち合わせをして、父親の工場へ“モンロー”を見に行った。以来、さとるとまりんが何度も待ち合わせをしているのを見た近所の人たちは、さとるのことを「愛に飢えているいやらしい子供」と噂する。その噂を聞いたさとるの母親は、まりんのもとに向かうさとるを引き止めた。母親を振り払って駅に向かうさとるだったが、まりんは父親の仕事の都合でイギリスに行くことが決まり…(▼Apt5)。 ●本巻の特徴/楳図かずおの最高傑作が、ついにUMEZZ PERFECTION!で刊行(全6巻)。雑誌連載時カラー80ページ、単行本収録時追加カラー156ページの全てを完全収録!!
▼第60話/宇白順(2)▼第61話/宇白順(3)▼第62話/宇白順(4)▼第63話/宇白順(5)▼第64話/宇白順(6)▼第65話/コエムシ(1)▼ぼくらの楽屋ご開帳 ●主な登場人物/【和久隆】・【加古功】・【矢村大一】・【小高勝】・【吉川寛治】・【門司邦彦】・宇白順・【切江洋介】・【半井摩子】・【往住愛子】・【町洋子】・【本田千鶴】・【古茂田孝美】・【阿野万記】(学習交流自然学校に参加した生徒。14人とも中1。【カッコ】内は既に死亡)、コエムシ(ジアースでの戦闘のサポート役。違う地球の人間)、ジアース(体長500メートルの巨大ロボット。これを操縦した者は戦闘後に必ず死ぬが、戦わなければ地球が滅ぶ) ●あらすじ/マチの死により順番が繰り上がり、次の操縦者となったウシロは、静かに戦闘の時を待つ。コエムシとの会話で自分と世界とのつながりを確認し、家へ戻ると、そこには父の姿が。これまで言えなかったことを語り合おうとする父子だったが、最後の言葉を聞き遂げる前に転送が始まってしまい…(第60話)。 ●本巻の特徴/あとひとつ勝てば、この地球の存続が決まる! 最後の戦いに向かうウシロとコエムシ。ぼくらの大切な地球の運命は…!? 鬼頭莫宏が送る壮大・壮絶なSFファンタジー、堂々完結!! ●その他の登場人物/【宇白可奈】(宇白順の妹だが、血はつながっていない。兄を想い、戦っていった)、【ココペリ】(少年少女を戦闘に導いた人物。画楽[ガラ先生]と呼ばれていた)、【田中美純】(元・航空国防軍一尉。宇白順の実の母。軍と子供たちのパイプ役を務めていたが戦死)、田中未来(田中美純の娘。ウシロの父違いの妹)、佐々見(国防省軍令局の立場から、ジアース関連の戦闘の対策などを立てている)、往住明(アンコの父。ニュースキャスター。戦いを記録撮影している) シリーズ完結巻!