2010年5月28日発売
日本をサッカー先進国に!天皇杯を狙うアマの挑戦! サッカー雑誌の女性カメラマン・緒形は、ある時、アマチーム「東京クルセイド」の取材を命じられる。そのチームの選手応募要項は「脚のきれいな選手求む!」・・・ふざけたチームだと、しぶしぶ河川敷に出かけた緒形だったが、そのチームとは別に、ある才能に出会う! 河川敷を根城に、草サッカーチームの助っ人をしている“ジョーカー”こと沖千尋だった。 その才能に目をつけた「東京クルセイド」の監督も、千尋をチームの助っ人として依頼する。 「パスミスになるけど・・・」-全力でやるように監督に言われた千尋は、大胆な発言をする。初めは宣言通りパスミスを繰り返していた千尋だが、チームメイトが彼の実力を認め、彼の意図通りに走り出したらパスが面白いようにつながるようになる。 これだけの才能がなぜ、今まで埋もれていたのか?試合後、チームメイトの誰もがそう思いつつも、千尋をチームに迎え入れようとする。だが、当の千尋がそれを拒否! 今をときめく高校現役Jリーガー、一ノ瀬迅とも浅からぬ因縁がありそうな千尋、彼の正体は一体・・・!? また、「東京クルセイド」監督が求める「脚のきれいな選手〜」の真意とは!? (科学指導:高岡英夫〈運動科学総合研究所〉) 【編集担当からのおすすめ情報】 この作品は、作家・大武ユキ氏の並々ならぬ情熱から生まれました!Jリーグが始まる遙か前、日本が本当に「サッカー発展途上国」だった時代から、サッカーを観、応援してきた大武氏が、日本を本当にサッカー先進国に、そして、サッカーで日本を幸せにしたい思いが詰まっています。既存のサッカー漫画とはまたひと味違う、インナーマッスルの使い方とかハムストリングスの使い方とかに言及した独自の切り口を、どうか堪能して下さい。
永遠のテーマ”男女の因縁”を星野之宣が描く第13集 世界最古の長編小説であり、女流文学でもある「源氏物語」。 男と女の、情と死の交錯を華麗に描くこの物語に、 宗像は昔密かに恋い焦がれた女性の面影を重ねていく… 宗像がたどり着いた、この傑作の根底に流れる男女の因縁とは…!? 10世紀、十和田火山噴火の言い伝えから、男神が女神を争う伝説が生じた。 ところが中国・朝鮮国境の白頭山にも、なぜかよく似た伝説が…!? 東亜文化大学教授・宗像伝奇が閉ざされし歴史の真実の扉を開く。