映画むすび | 制作・出演 : 中村錦之助

村上元三原作の『次郎長三国志』からのエピソードを中村錦之助主演で映像化した、マキノ雅弘監督による娯楽映画。次郎長の命で金比羅の代参に出かけた森の石松が、道中知り合った夕顔という女に一生一度の恋をするのだが……。

中村錦之助が、名匠・マキノ雅弘とコンビを組んで大親分・清水次郎長役に初挑戦した娯楽時代劇。清水港の危機を知って立ち上がったやくざの長五郎。名を次郎長と改めて、東海道を股にかけた大立ち回りを披露する。

人気股旅もの時代劇の3度目の映画化作品。渡世人のりゃんこの弥太郎が、恩人である親分の敵討ちをする姿を痛快に描き上げていく。マキノ雅弘の軽妙な演出と、中村錦之助の熱演が出色。

5つのときに生き別れた母を探し、20年間旅を続けている忠太郎は、母が江戸にいるという噂を耳にする。そして長脇差を血に濡らしながら再会を果たす…。長谷川伸の原作を銀幕スター、中村錦之助主演で映画化した時代劇。

渡世の義理で人を斬った男が、殺した相手の女房に惚れ、彼女のために命をかけるさまを描く。時代劇の名匠、加藤泰監督と中村錦之助の名コンビによる股旅もの。共演の渥美清の好演は必見だ。

中里介山原作の一大スペクタル巨編3部作の第1部。江戸ではじめて自分の息子と会った主人公・竜之助が、剣が災いして過酷な運命を辿ることになる。片岡千恵蔵の名演で今日まで名作として語り継がれている。

中里介山原作の一大スペクタル巨編3部作の第2部。視力を失った竜之助が、自害に追いこまれた“お豊”の恨みを晴らすべく再び剣を抜く。片岡千恵蔵の名演で今日まで名作として語り継がれている。

中里介山原作の一大スペクタル巨編3部作の完結篇。視力を失い人を斬り続けてきた竜之助が甲府の地で宇津木兵馬とついに遭遇する。片岡千恵蔵の名演で今日まで名作として語り継がれている。