制作・出演 : 若尾文子
男はつらいよ・純情篇男はつらいよ・純情篇
発売元
松竹株式会社寅さん“とらや"の二階を間借りするマドンナに、いつものように一目ぼれ! 安定した笑いと人情の機微のバランスで観る者の心を和ませるシリーズ第6作。 『男はつらいよ』シリーズ第6作は、安定した笑いと人情の機微、その絶妙なバランスで観る者の心を和ませる。 長崎五島列島・福江島へ出戻る貧しい子持ち女・絹代(宮本信子)と一夜を共にすることになった寅さん(渥美清)。 ストイックな女性感を忍ばせる彼は、絹代の父・千造(森繁久彌)との親娘愛に触れるうち、故郷を懐かしんで葛飾柴又へ。 しかし、それまでの男ぶりはどこへやら、義弟・博(前田吟)の独立話をこじれさせて周囲のひんしゅくを買う彼は無責任な悪ガキそのもので。 さらには第4作同様、“とらや"の二階を間借りするマドンナ夕子(若尾文子)への恋の結末も、もはや言うまでもないのであった……!? なお、後に二代目おいちゃん役に抜擢される松村達雄が好色な医者役で出演。 また冒頭ではないものの、第2作以来の寅さんが見る夢のシーンも拝むことができる。