映画むすび | 制作・出演 : 藤木孝

制作・出演 : 藤木孝

狙撃狙撃

俺は撃つ! 生きていると感じるためにーー タバコの煙で風を読み、ビルの谷間を疾走する新幹線の乗客をライフルで狙撃した男・松下徹(加山雄三)。 松下と射撃場で知り合ったモデルの章子(浅丘ルリ子)は、徹が殺し屋であることに気づく。 「何故、人を殺すの?」章子の問いに松下はこう答える。 「人を殺すのに理由なんかない。俺は好きな銃で最高の標的、つまり人間を撃つ」章子はそんな徹の胸に飛び込んでゆく。 ところが徹は凄腕の殺し屋・片倉(森雅之)と敵対し、章子を人質にとられてしまう… 加山雄三がマシーンのような冷徹な殺し屋を好演。写実的な演出が持ち味の堀川弘通監督が、銃の描写にも徹底的にこだわりを見せた“東宝ニューアクション”の代表作 。 <キャスト> 加山雄三/浅丘ルリ子/森雅之/岸田森/藤木孝/小沢昭一/船戸順 <スタッフ> 脚本:永原秀一/監督:堀川弘通/音楽:真鍋理一郎/製作:貝山知弘 ©1968 TOHO CO.,LTD.

狂熱の果て狂熱の果て

「幻の映画」と呼ばれた奇跡のヌーヴェルヴァーグ作品が遂にオリジナルネガスキャンテレシネ・ニューマスターで遂に甦る! “狂”うほどの情“熱”から抜けられない若者のあがきとその熱から冷めた若者が見つめる先にあるものとはーー これが六本木族!若さにすべてを賭けた素ッ裸の青春! 青春がしびれる!夜が誘惑する!男と女のからだが知った賭博の報酬! ■安保闘争後の空虚な時代、JAZZ、車、酒、セックス、暴力に溺れる通称“六本木族”の若者達を斬新かつ過剰な演出で描破した 和製ヌーヴェルヴァーグの逸品。異常なまでの退廃、狂気、虚無感が作品を包み込む。 ■死んだように踊る無気力ダンス、不気味な「アウシュビッツごっこ」、突然のスラッシャー場面・・・不安と不穏と衝撃に満ちた一本。 ■わずかな活動期間で消滅した配給会社「大宝」が配給した5本の作品のうち1本。 長らくネガ・プリントが行方不明のまま、再見不可能な幻の映画となっていたものの、山際監督の入念な調査の末、近年になって原版が発見された。 ■1960年代、当時の六本木に集まったヒップな若者達は“六本木族”と呼ばれていた。 本作の原作を担当し出演もしている秋元マサミは“六本木野獣会”と呼ばれるグループの中心的人物であり、 そこからは大原麗子、峰岸徹、井上順、ムッシュかまやつら、多数のスターを輩出した。 ※山際永三・・・新東宝入社後、内田吐夢監督、石井輝男監督に師事し、1961年に本作で監督デビュー。その後、テレビ映画に 活動の場を移し、「恐怖劇場アンバランス 」、「ウルトラシリーズ(帰ってきたウルトラマン、エース、タロウ、レオ)」等を監督する他、 死刑廃止、人権擁護運動に関する執筆活動で知られる。 <収録内容> 【Disc】:DVD1枚 ・画面サイズ:16:9LB スコープサイズ ・音声:日本語 ドルビーデジタル 2.0ch モノラル  ▽特典映像(予定) ・劇場用オリジナル予告編・ 2019 年 2 月・シネマヴェーラでのトークショー映像(登壇者:山際永三、藤木孝、星輝美/25 分) ・『炎 1960 1970 』( 1968 年 監督:山際永三 音:小杉武久、大野松雄 /1993 年山形ドキュメンタリー映画祭出品 安保闘争での樺美智子の死に感化されて制作された実験映画)。 ・ポスターギャラリー ※収録内容は変更となる場合がございます。

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