制作・出演 : 黒沢年男
俺たちがみつけた荒野で 二人が恋した彼女! いま、青春がきらめく! 戦闘機の轟音が耳を打つ米軍基地の街。哲也(黒沢年男)はアメリカ行きを夢見て、必死に金を作っている。 弟分の純(東山敬司)は油まみれになって自動車修理工場で働いている。 二人乗りでバイクを走らす哲也と純は、荒れ果てた空き地で由希(酒井和歌子)に出会う。 哲也と純は、この荒野に自分たちの城を築こうとするが… 米軍基地に勤務していた東宝映画友の会の会員の若き映画ファン、中井正の原案を、映画の脚本は2本目という重森孝子が脚本化。 出目昌伸監督も監督第2作。まさにヤングパワーを結集して作り上げられた本格的青春映画。 <キャスト> 黒沢年男/東山敬司/酒井和歌子/原知佐子/赤座美代子 <スタッフ> 監督:出目昌伸/原案:中井正/脚本:重森孝子/音楽:真鍋理一郎 ©1969TOHO CO.,LTD. ※収録内容は変更となる場合がございます。
黒目がちの大きな瞳と豊かな髪をもった美しい少女ーー それが踊子だった 天城に向かう山道を歩く一高生(黒沢年男)は、旅芸人の一行と出会う。 彼は太鼓を背負った黒髪の踊子・薫(内藤洋子)に魅せられてしまう。 下田まで芸人たちと一緒に旅をすることにした彼に、薫も淡い思いを寄せるのだった。 『あこがれ』で新鮮な魅力をふんだんに発揮した、恩地日出夫監督と内藤洋子のコンビが、再び組んで贈る純愛文芸大作。 <キャスト> 内藤洋子 黒沢年男 西村晃 酒井和歌子 田村奈巳 <スタッフ> 原作:川端康成/脚本:井手俊郎 恩地日出夫 /監督:恩地日出夫/音楽:武満徹/製作:金子正且 ©1967 TOHO CO.,LTD.
若いあなただけが知る青春の歓びと哀しみ… そして恋のときめきーー 自動車工場の組立工・江藤(黒沢年男)は、小さなベアリング店に勤める典子(酒井和歌子)と知り合った。 江藤は弟の進学と父の失業という問題を抱え、典子は母の再婚という悩みがあり、二人はすれ違ってゆく。 さらに江藤は仕事で大きなミスを犯し、鍛造部という過酷な職場に配置転換されてしまうのだった…。 恩地日出夫監督が働く若者の純愛を描く青春篇。工業都市・川崎を舞台に、都会に置かれた若い男女を温かく見つめています 。 <キャスト> 黒沢年男 酒井和歌子 田村亮 進千賀子 黒沢博 <スタッフ> 脚本:山田信夫/恩地日出夫/監督:恩地日出夫/音楽:武満徹/製作:金子正且 ©1968 TOHO CO.,LTD.
俺の敵はどこにいる! 狂ったゲバルトに恐怖で凍る10人の男女 松岡(高橋幸治)と弓子(緑魔子)が情事の後に立ち寄ったドライブ・インには8人の男女がくつろいでいた。 そこへ若い男(黒沢年男)が飛び込んでくる。彼はある男を探していた。 若い男はやって来た警官を射殺すると、客たちに拳銃を突きつけ、狂気じみた要求をするのだった 。 菊村到の「追いつめられて」を原作に、ドライブ・インという密室で展開するサスペンスドラマ。 西村潔は初監督作品の本作で鮮烈な印象を残した。 <キャスト> 黒沢年男 酒井和歌子 田村亮 進千賀子 黒沢博 <スタッフ> 原作:菊村到/脚本:石松愛弘/小寺朝/監督:西村潔/製作:山田順彦 ©1969 TOHO CO.,LTD.
雑踏のなかに光る銃口! 野生の牙をむいた若い狼の群れ! 拳銃を手に入れた修(黒沢年男)は、ユリ子(高橋紀子)と共に面白半分に恐喝を繰り返していた。 ある日、車を盗もうとして抵抗した持ち主を撃ってしまう。 修はやくざの鳴海(岸田森)に拾われ、関係を深めていく。修は鳴海のためには平然と裏切り者を殺せる男になっていった…。 男の友情と裏切りをダイナミックな演出手法で大型画面いっぱいに叩きつけるハード・ボイルドアクション。 西村潔の監督第2作で、モダンジャズを愛好する西村は音楽に日野皓正を起用して、映像と音楽を見事に融合させた。 <キャスト> 黒沢年男 高橋紀子 岸田森 殿山泰司 出情児 <スタッフ> 脚本:白坂依志夫/西村潔/監督:西村潔/音楽:日野皓正/製作:金子正且 ©1970 TOHO CO., LTD
戦争中に麻薬に手を染めて成功した企業家と、そんな彼に銃の腕を買われた大学生。父子にも似た絆で結ばれていく彼らが、企業暴力の渦巻く中で殺人を犯す。大藪春彦のハードボイルド小説を、黒沢年男、三國連太郎の共演により映画化。
大藪春彦の処女作を映画化した1959年版『野獣死すべし』の続編。鍛え上げられた肉体、天才的な頭脳と射撃の腕を持つ若者・伊達邦彦。12年前に父を死に追いやった男たちへ復讐を決意した彼が、冷酷な殺人を繰り広げていく。