制作・出演 : 香川京子
結婚を通して女の幸福の限界を描く 成瀬芸術の極致 昭和二十二年。高原の避暑地に戦争中から疎開していた作家・平山平四郎(山村聰)は妻と娘・杏子(香川京子)、息子と四人暮らし。 杏子にはたびたび縁談が持ち込まれるが、まとまらない。 ある時、知り合いの亮吉(木村功)が、杏子を嫁に欲しいと平四郎に申し出た…。 第九回読売文学賞を受賞した室生犀星の「杏っ子」を映画化。 杏子の侘しくも厳しい結婚生活と、彼女に無限の慈愛をそそぐ父の暖かい心情を静かなタッチで描いている 。 <キャスト> 香川京子 木村功 山村聰 小林桂樹 三井美奈 <スタッフ> 原作:室生犀星 監督:成瀬巳喜男 脚本:田中澄江 成瀬巳喜男 音楽:斎藤一郎 © 1958 TOHO CO.,LTD.
陽光あかるい瀬戸内海の小豆島 ふるさとの潮風に女の願いと哀しみを告げに来た五人の姉妹 「二十四の瞳」と並んで壺井栄を代表する「暦」が原作。第8回カンヌ国際映画祭コンペティション部門で上映された。 監督の久松静児は、本作のような女性映画の秀作を残す一方、喜劇映画でも定評を博した。 ■『新東宝キネマノスタルジア』レーベル第10弾発売商品! ■HDテレシネで初DVD発売! ■田中絹代を初め、豪華女優が共演した感動のドラマ <収録内容> 【Disc】:DVD1枚 ・画面サイズ:16:9スタンダード ・音声:ドルビーデジタル2.0chモノラル ※収録内容は変更となる場合がございます。
葛飾柴又に黒船来航!?二人のフーテン、マイケルと寅次郎が繰り広げる日米対抗恋愛合戦の行方やいかに? 『男はつらいよ』にもいよいよ黒船来航!? シリーズ第24作は“アメリカの寅さん"ことマイケル・ジョーダン(役名です。念のため)が登場する!“とらや"にも下宿中のこの独身男、職業はビタミン剤のセールスマンで、こともあろうにさくら(倍賞千恵子)に恋してしまうのだ。 演じるハーブ・エデルマンは『ザ・ヤクザ』などで知られるハリウッドの個性派俳優。 一方、本家本元の寅さん(渥美清)は英語塾教師(林寛子)の母・圭子(香川京子)に、いつものごとく一目惚れ。 この日米対抗恋愛合戦、果たして勝利するのはどちらのフーテンか? ストーリーと脚本に『タクシー・ドライバー』などのポール・シュレイダーの弟で『太陽を盗んだ男』でも知られる大の日本通レナード・シュレイダーを迎えてお贈りする、『蝶々夫人』をも越える愛の日米親善映画。かくして人情も笑いも失恋も越境する!?