映画むすび | 発売元 : キングレコード株式会社

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ワンス・ウォリアーズワンス・ウォリアーズ

魂を揺さぶるマオリの鼓動。 世界各国の映画祭を席巻した、衝撃のニュージーランド映画、初ディスク化。 爆裂だ!感動的!見事!パワフル! 1994年ヴェネチア国際映画祭Anicaflash賞受賞 1994年ニュージーランド 映画とテレビ賞9部門受賞 1994年サンディエゴ国際映画祭最優秀主演女優賞受賞 1995年ロッテルダム国際映画祭観客賞受賞 1995年ファンタスポルト審査員賞受賞 ジェイク とベスが結婚してから 18 年が経つが、なぜベスが彼を魅力的だと感じたのか、そして今でも彼に抵抗するのが難しいと感じているのか。 ジェイクは、爆発的な性的エネルギーを発散する筋肉質のハンサムな男性。 5人の子供を産んだ今でも、彼は一目見ただけで彼女を興奮させることができる。 しかし今、ジェイクはほとんどの時間をパブで過ごし、自分の男らしさを拳で証明している。 そして、ベスがあえて彼に質問したり挑戦したりすると、彼女には同様の暴力が帰ってくる。 だが彼女は夫の暴力にも関わらず、自分はまだ夫を深く愛していると信じている。 そのため彼女は、暴力の被害を受けながらも、家族を団結させようと奮闘する。 息子の一人はギャングに加わり、次の息子は福祉施設に引き取られた。美しい10代の娘、グレースはまだ手つかずのまま。 彼女は才能ある作家であり思想家であり、より良い未来に対するグレース自身の希望を体現している。 だが彼女は傷つきやすく、誰も予見できない恐ろしい危険に さらされている。彼女に起こった出来事は、家族を永遠に変えてしまう。 ベスはついに選択を迫られる。 『戦場のメリークリスマス』の助監督をつとめ、2002年には『007/ダイ・アナザー・デイ』監督に抜擢されたリー・タマホリの衝撃的デビュー作。 各国の映画祭で大きな話題となり全22もの映画賞を受賞、ニュージーランドの国宝級の扱いを受ける映画に至った、悲しみと怒りに満ちた重厚なドラマ。 公開当時、ポリネシア人の流れを汲むニュージーランドの先住民族であるマオリ族は、全人口の約13%を占め、 そのなかでも都市部のスラム街に住むマオリの人々は様々なかたちで差別を受け、失業者が続出、犯罪にからむことが後を絶たない状況だった。 ニュージーランド国内でタブーとされていたこのスラム街のマオリ族の実情を描いた本作の衝撃は凄まじく、ニュージーランドではハリウッド大作を凌ぐ大ヒットを記録した。 <キャスト> レナ・オーウェン テムエラ・モリソン ジュリアン・アラハンガ マヌエンガロア・カーベル ジョージ・ハナレ <スタッフ> 監督:リー・タマホリ 製作:ロビン・ショールズ 原作:アラン・ダフ 脚本:リヴィア・ブラウン 撮影:スチュアート・ドライバーグ 音楽:マーレイ・グリンドレイ、マレイ・マクナブ © 1994 COMMUNICADO LIMITED.

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魂を揺さぶるマオリの鼓動。 世界各国の映画祭を席巻した、衝撃のニュージーランド映画、初ディスク化。 爆裂だ!感動的!見事!パワフル! 1994年ヴェネチア国際映画祭Anicaflash賞受賞 1994年ニュージーランド 映画とテレビ賞9部門受賞 1994年サンディエゴ国際映画祭最優秀主演女優賞受賞 1995年ロッテルダム国際映画祭観客賞受賞 1995年ファンタスポルト審査員賞受賞 ジェイク とベスが結婚してから 18 年が経つが、なぜベスが彼を魅力的だと感じたのか、そして今でも彼に抵抗するのが難しいと感じているのか。 ジェイクは、爆発的な性的エネルギーを発散する筋肉質のハンサムな男性。 5人の子供を産んだ今でも、彼は一目見ただけで彼女を興奮させることができる。 しかし今、ジェイクはほとんどの時間をパブで過ごし、自分の男らしさを拳で証明している。 そして、ベスがあえて彼に質問したり挑戦したりすると、彼女には同様の暴力が帰ってくる。 だが彼女は夫の暴力にも関わらず、自分はまだ夫を深く愛していると信じている。 そのため彼女は、暴力の被害を受けながらも、家族を団結させようと奮闘する。 息子の一人はギャングに加わり、次の息子は福祉施設に引き取られた。美しい10代の娘、グレースはまだ手つかずのまま。 彼女は才能ある作家であり思想家であり、より良い未来に対するグレース自身の希望を体現している。 だが彼女は傷つきやすく、誰も予見できない恐ろしい危険に さらされている。彼女に起こった出来事は、家族を永遠に変えてしまう。 ベスはついに選択を迫られる。 『戦場のメリークリスマス』の助監督をつとめ、2002年には『007/ダイ・アナザー・デイ』監督に抜擢されたリー・タマホリの衝撃的デビュー作。 各国の映画祭で大きな話題となり全22もの映画賞を受賞、ニュージーランドの国宝級の扱いを受ける映画に至った、悲しみと怒りに満ちた重厚なドラマ。 公開当時、ポリネシア人の流れを汲むニュージーランドの先住民族であるマオリ族は、全人口の約13%を占め、 そのなかでも都市部のスラム街に住むマオリの人々は様々なかたちで差別を受け、失業者が続出、犯罪にからむことが後を絶たない状況だった。 ニュージーランド国内でタブーとされていたこのスラム街のマオリ族の実情を描いた本作の衝撃は凄まじく、ニュージーランドではハリウッド大作を凌ぐ大ヒットを記録した。 <キャスト> レナ・オーウェン テムエラ・モリソン ジュリアン・アラハンガ マヌエンガロア・カーベル ジョージ・ハナレ <スタッフ> 監督:リー・タマホリ 製作:ロビン・ショールズ 原作:アラン・ダフ 脚本:リヴィア・ブラウン 撮影:スチュアート・ドライバーグ 音楽:マーレイ・グリンドレイ、マレイ・マクナブ © 1994 COMMUNICADO LIMITED.

金持を喰いちぎれ金持を喰いちぎれ

金と権力があるからといって、おまえらに権利はない! 無能な者が権力者になるという、この世の摂理に切り込み、あらゆる差別とヒエラルキーを吹き飛ばして散った、スーパーブラック社会派ロックンロールコメディ超怪作!まさかの初ディスク化! 1980年代、パンク・ムーブメントを力ずくで押さえこみ社会保障カットとフォークランド戦争で大英帝国を再建した剛腕サッチャー政権下、生活苦に耐えきれなくなったイギリス国民がついに立ち上がった! 一部の金持ちだけが優雅な生活を謳歌し、庶民ばかりが苦しむ世の中を痛烈批判。海外のキャッチコピーは「おまえが食べているのはおまえだ!」。 人種差別、性差別、階級差別、選民主義、権威主義に怒りを爆発させ、反旗をひるがえす大貧民たちが、大金持ちしか入れない超高級レストラン<BASTARDS>を乗っ取り、<EAT THE RICH>と改名して金持ちを血祭りにする! イギリスの庶民派テレビ局で人気を呼んだ社会風刺コメディ番組「ザ・コミック・ストリップ」でポストモンティ・パイソンとして 注目を浴びた英国コメディ集団コミック・ストリップの一員であるピーター・リチャードソン監督が、 パイソンズより遥かに過激に強烈な風刺を利かせて制作、ジョージ・オーウェルの小説「動物農場」やビートルズの楽曲「Piggies」のテーマにも通じる、 猛烈な社会批判を展開するも、初公開時、その猛毒に誰もついて行けずに映画史上空前の空振りを記録した、勇気溢れるとんでもないブラック・コメディ『金持を喰いちぎれ』が36年ぶりに戻ってきた。 「グルメの叙事詩」とも評され、あまたあるグルメ映画に『ハンニバル』(レクター版)と『博士の異常な愛情』をぶち込んで、 じっくり煮込まず肉汁滴るスパイスかけすぎのハンバーグステーキに仕上げたグルメ映画史にさん然と輝く極悪異端作でもあり、 近年の英国媒体による「映画史上最大の失敗・愚行TOP50」では、歴史的超大作が軒並み名を連ねるなか、 超インディペンデント低予算映画にもかかわらず第49位にランクイン(マイケル・チミノ『天国の門』が2位、デヴィッド・リンチ『砂の惑星』が3位)、 今でも凄まじい存在感を発揮している前人未到の社会派超怪作である。 製作総指揮は『ロッキー・ホラー・ショー』(75)や、ポリス、XTC、ディーヴォなど出演の音楽映画『Urgh! A Music War』(81)を手掛けたマイケル・ホワイト。 主演にはジェンダーのボーダーをかるく突破、舞台、映画、テレビ、ラジオ、音楽などどんなところでも活躍するラナー・ペレー、 元ヘヴィ級プロ・ボクサーであり、007シリーズのスタントのほか『荒野の用心棒』(64)にも映っているノッシャー・パウエルが上流階級の内務大臣にふんしている。 また暴走ロックンロールの帝王であり人類の切り札といわれるバンド、モーターヘッドをサウンドトラックに起用、 劇中に唐突なライヴシーンが差し込まれ、その創始者であるロックンロールの化身、極悪レミーが台詞を含めた演技を披露している。 そしてポール・マッカートニー、アンジー・ボウイ、サンディ・ショウ、クー・スターク、ミランダ・リチャードソン、 シェイン・マガウアン(ポーグス)、ヒュー・コーンウェル(ストラングラーズ)、ビル・ワイマン(ローリング・ストーンズ)ら 超豪華ミュージシャン、俳優、モデル、作家、アーティストたちが大挙カメオ出演、なぜ映っているのかは誰もわからない。 作品内容と完成度、そして世の中の反応、作品が受けた仕打ち。 すべてがあまりのことにたいへんなこととなった本作は、数十年の熟成を重ねて気づくと 『ロックンロール・ハイスクール』『さらば青春の光』『スパイナル・タップ』『ザ・コミットメンツ』『スクール・オブ・ロック』等々のロック映画好きはもちろん、 この世の金持ちと庶民は必ず観なければならない作品となっていた。 製作から36年、なぜいま、これがリバイバルされたのか、まったくわからないが、食料品も軍事費も何でも値上げで生きづらさ増す日本の現状からすれば、我々は80年代英国人の気持ちに納得するだろう。 そして何の躊躇もなくそれを映画という表現で世に叩きつけた本作は、あらゆる物事が<ふつう><平均>に落ち着こうとする現代において人類が忘れ去ろうとしている何かをもたらすにちがいない。 この年月を経て、人類はこの猛毒の理解に近づいたのか、それとも遠ざかったのか、進化か退化を問われるまさかのディスク化で、遂に金持ちを喰いちぎるときがやってきてしまったのだ。 <キャスト> 出演: ロナルド・アレン/ジミー・ファッグ/ラナー・ペレー/フィオナ・リッチモンド/サンドラ・ドーン/レミー/ノッシャー・パウエル/ロン・ター ゲスト出演の“ザ・コミック・ストリップ”メンバー: ロビー・コルトレーン/ドーン・フレンチ/ナイジェル・プレイナー/エイドリアン・エドモンドソン/リック・メイヨール/ジェニファー・ソーンダース さらにゲスト出演: キャシー・バーク/カトリン・カートリッジ/ショーン・チャップマン/ダーレン・ネスビット/ミランダ・リチャードソン/クー・スターク/ルパート・ヴァンジッタート さらに豪華ミュージシャン出演: ヒュー・コーンウェル(THE STRANGLERS)/ジュールズ・ホランド/ポール・マッカートニー/シェイン・マガウアン(THE POGUES)/ サンディ・ショウ/スティーヴ・ウォルシュ(KANSAS)/ビル・ワイマン(THE ROLLING STONES)/アンジー・ボウイ/ ワーゼル(MOTORHEAD)/フィル・キャンベル(MOTORHEAD)/フィルシー・アニマル・テイラー(MOTORHEAD) <スタッフ> 監督:ピーター・リチャードソン 脚本:ピーター・リチャードソン/ピート・リッチェンス 製作:ティム・ヴァン・レリム 製作総指揮:マイケル・ホワイト 撮影:ウィトールド・ストック 編集:クリス・リズデイル サウンドトラック:モーターヘッド 音楽:サイモン・ブリント/ローランド・リヴロン/ダニエル・エクルストン © 1987 National Film Trustee Company Ltd. All rights reserved. ※収録内容は変更となる場合がございます。

白い肌の異常な夜<ニューマスター版>白い肌の異常な夜<ニューマスター版>

その夜から蒼ざめた血のざわめきが聞こえはじめたーー森ふかい女だけの館に……《ローズマリーの赤ちゃん》をしのぐ衝撃作! クリント・イーストウッド×ドン・シーゲル監督、黄金コンビによる異色の傑作がニューマスターで再登場! 南北戦争末期、女性のみで自給自足の生活を営む寄宿舎に、足に重症を負った北軍の伍長が運び込まれた。 献身的な看病を受けた伍長は徐々に回復するが、世間から隔絶した女だけの世界で欲求不満を募らせる女たちは次第に伍長の魅力の虜になっていく。 そして欲望と嫉妬心、競争心に火がついたとき、そこには恐怖の惨劇が待っていた…。 監督ドン・シーゲル、主演クリント・イーストウッド。「ダーティハリー」を頂点として5本の作品でパートナーシップを組んだ最強コンビの3作目にして、ともにそのコラボレーションの最高傑作と公言する異常性が噴出する一作。 イーストウッドが劇中にて他人に殺される唯一の作品(しかも足を切断され、毒キノコで殺される!)という、非常に珍しくも貴重な一作だ。 ドン・シーゲルとの第2作、「真昼の死闘」撮影中、トーマス・カリナンの小説「欺かれた人々」を読んで気に入ったイーストウッドは、さっそく監督のドン・シーゲルに小説を渡した。 シーゲルも同様にこの企画は大きな可能性を秘めていると同意し、映画化が決定。 それはそれまで「荒野の用心棒」「夕陽のガンマン」「続・夕陽のガンマン」のマカロニ・ウェスタン3部作の大ヒットと アメリカ凱旋後の「奴らを高く吊るせ!」「荒鷲の要塞」「マンハッタン無宿」等でアクションヒーローとしての地位を確立していたイーストウッド、 そしてそれまでB級アクションやプログラムピクチャーのしがない監督だったシーゲルの両者にとって、まったく新たな試み、新境地開拓へ挑戦する野心作だった。 内容は、それまでのアクションや西部劇から一転、女性の恐怖を描くゴシック風のスリラー。 しかし公開当時、宣伝用のポスターではイーストウッドが銃をかまえ、あたかも南北戦争で大活躍して勝利を収めるようなアートワークで宣伝され、 配給元のユニバーサルでは宣伝方針や公開規模などが揉めに揉めた結果、プレミア上映は中止、急に一斉公開され一週間で打ち切られた。 足を切断され、毒キノコで殺されるイーストウッドの姿は衝撃的であると同時に、新しいイーストウッドの宣伝の仕方がまったく分からなかったのだろう。 配給の姿勢に失望と苛立ちを覚えたイーストウッドとシーゲルだったが、作品の出来には両者とも非常に満足していた。 特にシーゲルは「私が作った中で最高の映画。多分これから作る作品を入れても最高の作品だ。 クリントも非常に喜んでいたのを知っている。」と語っている。クリント・イーストウッドやドン・シーゲルの作品は、 そのネームバリューの大きさからか何故かアメリカン・ニューシネマの範疇で語られることが無いが、 本作「白い肌の異常な夜」は、その内容の地味さと同時代性、そして配給元との関係性において、 同じユニバーサル配給のニューシネマ「さすらいのカウボーイ」や「断絶」と非常に似通った運命を辿った作品といえる。所謂"呪われた傑作"である。 また特筆すべきは、本作撮影中にイーストウッドはドン・シーゲルについての短編映画「THE BEGUILED:STORY TELLER」を撮っている。 この短編は後にテレビ放映されたらしいが、次に続く初監督作「恐怖のメロディ」の予行演習的な側面を持っている。 事実、イーストウッドが初監督作に選んだその「恐怖のメロディ」は、アクションやウェスタンなどイーストウッドが得意としていた、 客を呼べるジャンルではなく、「白い肌の異常な夜」をそのまま受け継いだかのような、女性に襲われる恐怖を描くスリラーである。 そのようなことからも、本作「白い肌の異常な夜」は、アクションスターではなく映画作家としてのイーストウッドの原点ともいえる作品であり、イーストウッド自身が最も気に入っている作品の一つである。 <キャスト> クリント・イーストウッド エリザベス・ハートマン ジョー・アン・ハリス ダーリーン・カー ジェラルディン・ペイジ メエ・マーサー パメリン・ファーディン メロディ・トーマス・スコット ペギー・ドライヤー <スタッフ> ●監督・製作:ドン・シーゲル「ダーティハリー」「突破口!」 ●原作:トーマス・カリナン ●脚本:ジョン・B・シェリー「真昼の死闘」、グライムス・グライス「パリの旅愁」 ●撮影:ブルース・サーティース「ダーティハリー」「恐怖のメロディ」 ●音楽:ラロ・シフリン「ダーティハリー」「突破口!」 ●編集:カール・ピンジトーア「ダーティハリー」「恐怖のメロディ」 ●プロダクション・デザイン:テッド・ハワース「キラー・エリート」「戦争のはらわた」 ●美術:アレキサンダー・ゴリツェン「恐怖のメロディ」「愛のそよ風」 © 1970 Universal Pictures and The Malpaso Company. All Rights Reserved. ※収録内容は変更となる場合がございます。

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