2004年にTVドラマ化され、再び話題を集めた松本清張原作による社会派サスペンス。暗い過去を背負うがために殺人を犯してしまう孤独な天才音楽家の運命を描く。
社会派サスペンスの巨匠・故松本清張原作を野村芳太郎監督が映画化。日本映画の金字塔と呼ばれる名作だ。
検事になりたての青年、小野木は映画館で気分が悪くなってしまった女性、頼子を自宅近くまで送る。政治ブローカーである夫に冷たくされる頼子と小野木は愛し合うようになるのだが……。
松本清張の同名小説を映画化したサスペンス。愛人の連れ子に殺されるという幻想を抱く男が、日常のささいな出来事から次第に妄想を増幅させていく恐怖を描く。
母の情事を知り、その裏切りを許せず旅に出た14歳の少年が、天城峠で心優しい娼婦ハナに出会う。しかし純粋な少年の心は、やがて不条理ともいえる殺人を引き起こす……。松本清張原作。