制作・出演 : アイアン・バタフライ
ガダ・ダ・ヴィダガダ・ダ・ヴィダ
サイケデリック、アシッド、ヘヴィ、アートなどをロックの形容に持つアイアン・バタフライのセカンド・アルバム(68年)。こっちとあっちの世界を隔てる鎧戸を開きながら極彩色のサウンドを開陳していくさまは、第六感まで刺激する固有の音塊の立ち上がりがある。★
ボールボール
60年代サイケ・ロックの代表格であり元祖ブリティッシュ・ハードの旗頭とも言われる彼らの69年発表作が紙ジャケ再発された。幻想的なムードを漂わせながら、やはりガツンと手応えのあるハードな、骨のある音が、彼らならではオリジナリティを発散している。
アイアン・バタフライ・ライヴアイアン・バタフライ・ライヴ
代名詞ナンバー(6)が、ただでさえ長いスタジオ版よりもさらに長い19分仕様で楽しめる70年発表のライヴ盤。妖しさと怪しさを漂わせたダグ・インギーの劇的な歌唱/オルガンを中心に、神秘的へヴィ・サイケの世界をステージ上でも再現。が、録音状態に少々難り。
ザ・ベスト・オブ・アイアン・バタフライザ・ベスト・オブ・アイアン・バタフライ
今まで何で発売されなかったのか不思議なアイアン・バタフライのベスト盤。ライヴを除く4枚のアルバムとシングルをバランス良く収録しているが、(6)が時間の関係でショート・ヴァージョンなのが残念。短期間に燃焼してしまったが、高い音楽性は再評価したい。
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