制作・出演 : アダム・ナスバウム
クイン・ジョンソン・トリオクイン・ジョンソン・トリオ
スティーヴ・タイレルのバンドのピアニストとして活躍するクイン・ジョンソンのデビュー作は、ピアノ・トリオによるスタンダード集。エド・ハワードとアダム・ナスバウムという迫力あるベテランのリズム隊に後押しされ、芯のあるバップ・サウンドを聴かせる。
シノーラシノーラ
ジョンがマイルス・デイヴィス・バンドにスカウトされる直前、81年のトリオでのライヴ作品。この頃から彼のギター・サウンドは一聴して彼とわかる個性を発揮している。スティーヴ・スワロウ(b)のソロの美しいメロディは必聴。録音状態も良好。
アイヴォリー・フォレストアイヴォリー・フォレスト
若きジョンスコの裏リーダー・アルバムと評されるアルバムだが、聴いてみると確かに納得。とりわけギター1本で奏でる(4)は珠玉。対して『ナウ・ヒア・ディス』は、渡米後のヒノテルによるワン・ホーン・カルテット状態。いずれもあえて脇役に徹するギャルパーの立ち位置がかえって印象的だ。★
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