制作・出演 : アレックス・アクーニャ
スモーキンスモーキン
長年、米国ハリウッドで活躍していたピアノの名手率いるピアノ・トリオ作(78年録音)。アップ・テンポでは軽快にスウィングして演奏したり、スロー・バラードでは歌心たっぷりの演奏で魅了したり、全編、リラックスした空気感が醸し出される中、ジャズの愉楽が満ちている。鮮やかなピアノ・タッチが印象的。
イン・ザ・スピリット・オブ・ジョビンイン・ザ・スピリット・オブ・ジョビン
ベースを目いっぱいフィーチャーしたリーダー作をいろいろと出している米国人ジャズ・ベーシストの2007年作は、アントニオ・カルロス・ジョビン・トリビュート盤(半数強はオリジナル曲)。洒脱なボッサ・ムードのなか、各種ベース音をいろいろと流し込んでいる。
ラティーノラティーノ
ラテン・アメリカ出身の演奏家で結成されたピアノ・トリオ。それも三人とも、米国音楽シーンで引く手あまたの実力者たちだ。本作ではさまざまなラテンの国々の名曲が演奏されるが、彼らラティーノならではのリズム感覚が息づき、何とも新鮮。すこぶる個性的なジャズ。
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