制作・出演 : アントニ・ヴィト
クラシックを題材にした人気コミックで取り上げられたクラシック曲を集めたコンピレーション・アルバム第3弾。一流の演奏家を集めた豪華な作品となっており、クラシック入門にも最適だ。
その個性的でユニークな解説で、テレビでもおなじみの青島広志の書き下ろしによる丁寧で分かりやすい解説がついたラフマニノフ名曲集。ロマンティックな曲の魅力を徹底解剖してくれる。
シューベルトの「ザ・グレート」の発見とベトガーの詩に刺激されて書かれた第1番は、明るく開放的な響きに満ちた楽曲。4本のホルンのための小協奏曲の「コンツェルト・シュトゥック」は、名人芸が冴えわたっている。
第3番は、実質的なシューマン最後の交響曲。ライン地方に転居した直後、精神病のさなかに書かれたが、ロマンティシズムあふれる作品となっている。「マンフレッド」は、バイロンの劇の序曲として書かれたもの。
この第6番は、死の9日前に初演された、チャイコフスキーの最後の作品となったもの。歴代交響曲の中でも常に人気の上位を占めてきた作品で、死を予感させる終楽章へとすべてはなだれ込む。その美しい暗さは絶品だ。
アメリカ演奏旅行中に作曲し、自身のピアノによりニューヨークで初演している。終楽章の目もくらむようなソロなど、第2番よりいっそう技巧的になっている。一方、通俗性は若干薄められ、曲全体の重量感は高まった。
手軽に本格的なクラシックが楽しめる“500円クラシック”シリーズの一枚。本作では、クラシックの基本であるチャイコフスキーを収録。親しみやすく心に染みわたる、何度でも聴きたい魅力にあふれたメロディが満載だ。
手軽に本格的なクラシックが楽しめる“500円クラシック”シリーズの一枚。本作は、フランス印象派の2大巨匠であるラヴェルとドビュッシーを収録。ラヴェルでは万華鏡のような色彩感、ドビュッシーでは淡い陰影とたゆたう時間の流れが味わえる。
2005年のショパン・コンクールで優勝し、しかも史上初めて3賞も独占した、ポーランド出身のブレハッチの、2次予選と本選の演奏を収録。その群を抜く才能が全開した、きらめくようなショパンが堪能できる。
2005年のショパン・コンクールでの第2次と本選での演奏を収録。2位なしの第3位となった韓国出身のピアニスト。2001年のロン・ティボー・コンクールでの優勝以来、国際的に活動している実力者。
2005年のショパン・コンクール、2位なしの兄弟揃っての第3位となったイム・ドンミンの2次予選と本選の演奏を収録。モスクワとハノーファーで研鑚を積み、数々の国際コンクールで上位入賞を果たしている。
2005年のショパン・コンクール4位の、関本昌平による2次予選と本選での演奏を収録。日本での数々のコンクールで受賞し、すでにキャリアを開始している関本の、堂々とした演奏を聴くことができる。
第15回ショパン・コンクール6位のリーによる、2次予選と本選の演奏を収録。1980年香港生まれ。多くの国際コンクールで入賞、優勝をしており、欧米でもコンサート活動を積んでいる実力の持ち主。