制作・出演 : アントニ・ヴィト
眠りを誘う効果の高い音楽を集めた、クラシック・コンピレーションの1枚。心を揺さぶるような感傷的なメロディとロシアの冬を思わせる深い響きを持つラフマニノフの音楽は、神経を沈潜させ落ち着かせてくれる。
クラシックを題材にした人気コミックで取り上げられたクラシック曲を集めたコンピレーション・アルバム第3弾。一流の演奏家を集めた豪華な作品となっており、クラシック入門にも最適だ。
その個性的でユニークな解説で、テレビでもおなじみの青島広志の書き下ろしによる丁寧で分かりやすい解説がついたラフマニノフ名曲集。ロマンティックな曲の魅力を徹底解剖してくれる。
シューベルトの「ザ・グレート」の発見とベトガーの詩に刺激されて書かれた第1番は、明るく開放的な響きに満ちた楽曲。4本のホルンのための小協奏曲の「コンツェルト・シュトゥック」は、名人芸が冴えわたっている。
第3番は、実質的なシューマン最後の交響曲。ライン地方に転居した直後、精神病のさなかに書かれたが、ロマンティシズムあふれる作品となっている。「マンフレッド」は、バイロンの劇の序曲として書かれたもの。
この第6番は、死の9日前に初演された、チャイコフスキーの最後の作品となったもの。歴代交響曲の中でも常に人気の上位を占めてきた作品で、死を予感させる終楽章へとすべてはなだれ込む。その美しい暗さは絶品だ。
アメリカ演奏旅行中に作曲し、自身のピアノによりニューヨークで初演している。終楽章の目もくらむようなソロなど、第2番よりいっそう技巧的になっている。一方、通俗性は若干薄められ、曲全体の重量感は高まった。
手軽に本格的なクラシックが楽しめる“500円クラシック”シリーズの一枚。本作では、クラシックの基本であるチャイコフスキーを収録。親しみやすく心に染みわたる、何度でも聴きたい魅力にあふれたメロディが満載だ。
手軽に本格的なクラシックが楽しめる“500円クラシック”シリーズの一枚。本作は、フランス印象派の2大巨匠であるラヴェルとドビュッシーを収録。ラヴェルでは万華鏡のような色彩感、ドビュッシーでは淡い陰影とたゆたう時間の流れが味わえる。
制作・出演
アントニ・ヴィト / エルガー / オトマール・スウィトナー / ベルリン国立歌劇場管弦楽団 / ポーランド国立放送交響楽団 / ルーディ・クナーブル / 三矢幸子 / 加藤鷹 / 東京レディス・オーケストラ発売元
キングレコード株式会社2005年のショパン・コンクールで優勝し、しかも史上初めて3賞も独占した、ポーランド出身のブレハッチの、2次予選と本選の演奏を収録。その群を抜く才能が全開した、きらめくようなショパンが堪能できる。