制作・出演 : イーヴォ・ポゴレリチ
ハイドン:ピアノ・ソナタ第19番 ニ長調 ピアノ・ソナタ第46番 変イ長調ハイドン:ピアノ・ソナタ第19番 ニ長調 ピアノ・ソナタ第46番 変イ長調
ポゴレリチの強烈な個性が、ハイドンのピアノ・ソナタを現代に引き寄せて、面白く聴かせている。現代ピアノから、初期のフォルテ・ピアノの軽さと微妙な音色感を紡ぎ出している。素晴らしい指のコントロール。
モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番≪トルコ行進曲付き≫ ピアノ・ソナタ第5番・幻想曲K.397モーツァルト:ピアノ・ソナタ第11番≪トルコ行進曲付き≫ ピアノ・ソナタ第5番・幻想曲K.397
ポゴレリチのモーツァルトは、時代様式への学究的なアプローチとは一線を画した、現代ピアノの機能を最大限利用している。リズムやアクセント、ピアノならではの音色感などシャープな現代性を創り上げている。
ムソルグスキー:組曲≪展覧会の絵≫/ラヴェル:高雅にして感傷的なワルツムソルグスキー:組曲≪展覧会の絵≫/ラヴェル:高雅にして感傷的なワルツ
大いに物議をかもしたアルバム。ムソルグスキーにおける極端に遅いテンポ。ラヴェルでの暗い音色感。ルバートのつけ方、間合いの取り方、アクセントのつけ方などなど。そしてそれを納得させてしまう構築力。
ショパン:ピアノ・ソナタ第2番《葬送》 プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第6番《戦争ソナタ》 ラヴェル:夜のガスパールショパン:ピアノ・ソナタ第2番《葬送》 プロコフィエフ:ピアノ・ソナタ第6番《戦争ソナタ》 ラヴェル:夜のガスパール