制作・出演 : ウラディーミル・ホロヴィッツ
ウラディーミル・ホロヴィッツ ラフマニノフ・アルバムウラディーミル・ホロヴィッツ ラフマニノフ・アルバム
作曲者没後25周年記念演奏会のライヴを中心に制作されたラフマニノフ・アルバム。ホロヴィッツ特有の少々病的な危なさを感じさせる名演ぞろいで、ソナタの第2番はとくにすごい。作曲者ピアニストの感性が共振現象を起こしているような演奏だ。
ホロヴィッツの世界ホロヴィッツの世界
スクリャービン22歳の「練習曲」(op8)から死の前年に作られた「焔に向って」までの20年間にわたる作品からなっている。世紀末のロシアとヨーロッパの境に立つ独特な感覚にあふれたこれらの作品を、ホロヴィッツがすさまじい迫力に満ちた演奏を聴かせる。
ホロヴィッツ・プレイズ・スクリアビンホロヴィッツ・プレイズ・スクリアビン
スクリャービンはホロヴィッツが好んでとりあげるレパートリーのひとつ。ここでは、録音状態の差異のために音質面ではムラがあるが、(1)が晩年の録音ながらスリルに満ちた快演として注目されるのをはじめ、前奏曲や練習曲に漂う神秘的な詩情も印象的。