制作・出演 : ウラル・フィルハーモニー管弦楽団
ミャスコフスキー:交響曲第6番&第10番ミャスコフスキー:交響曲第6番&第10番
第6番が聴きものである。所要時間60分あまりの大曲で、終楽章には意味深なコーラスまで付く。ロシア風味も満載。チャイコフスキーやマーラーの沿線上にあるような交響曲だ。聴きやすく味わいも深く演奏も上質。ミャスコフスキー入門盤としてもお薦め。
チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 ハチャトゥリアン:ピアノ協奏曲チャイコフスキー:ピアノ協奏曲第1番 ハチャトゥリアン:ピアノ協奏曲
この2曲をこれだけ柔らかく抑制して弾いた例は非常に珍しいのではないか。それも決して作り物めいたり小手先になったりせず、あくまでも上品で抒情的かつ音楽的なのだ。リスの伴奏もその手作りのようなローカルな雰囲気が何とも言えない。異色の名盤誕生。
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