制作・出演 : オルフェウス室内管弦楽団
サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番 チェロ・ソナタ第1番 白鳥/アレグロ・アパッショナート/ロマンス/組曲サン=サーンス:チェロ協奏曲第1番 チェロ・ソナタ第1番 白鳥/アレグロ・アパッショナート/ロマンス/組曲
サン=サーンスの主要なチェロ作品をまとめたアルバム。いずれもサン=サーンスの叙情的で洒落た味わいのある名品ばかりだ。マイスキーのたっぷりとした歌わせ方が、それぞれの作品の魅力を際立たせている。
メンデルスゾーン:ヴァイオリンとピアノのための協奏曲 ヴァイオリン協奏曲ニ短調メンデルスゾーン:ヴァイオリンとピアノのための協奏曲 ヴァイオリン協奏曲ニ短調
ともに13、14歳頃の作品。早熟の天才ぶりがはっきりと窺える作品だが、これをクレーメルとアルゲリッチが演奏していることで、作品の価値が何倍にも高まっている。貴重にして会心の一枚だ。
ヴィヴァルディ:協奏曲集≪四季≫ クライスラー:ヴァイオリン協奏曲ヴィヴァルディ:協奏曲集≪四季≫ クライスラー:ヴァイオリン協奏曲
シャハムの美音とオルフェウスco.との緊密なアンサンブルが楽しめる作品で、選曲も魅力。クライスラーの曲は、ヴィヴァルディの様式で書かれており、洒落っ気のあるシャハムの演奏が聴きものだ。
ヴィヴァルディ:「四季」他ヴィヴァルディ:「四季」他
この「四季」も、バッハのいくつかの作品同様、バロックという縛りがなくなった作品になっている。サラもモダン・ヴァイオリンの特性を活かし、メリハリをつけ、対比を鮮明にし、まことにダイナミック。装飾音の取り入れ方も、バロック様式云々とは関係ない。快演。
ロドリーゴ:アランフェス協奏曲 ある貴紳のための幻想曲 ヴィラ=ロボス:ギター協奏曲ロドリーゴ:アランフェス協奏曲 ある貴紳のための幻想曲 ヴィラ=ロボス:ギター協奏曲
スペインの栄光を偲ぶかのような郷愁に満ちたアランフェス協奏曲と、セゴビアのために書かれた「ある貴紳のための幻想曲」を収録。セルシェルとオルフェウスco.が、力強く気品に満ちた演奏を繰り広げている。
ラヴ・クラシック 〜韓国ドラマで出逢ったクラシック〜ラヴ・クラシック 〜韓国ドラマで出逢ったクラシック〜
映像作品にクラシックが多く使われるのは、感情の振幅が大きいことと、著作権料の問題が二大理由。韓流ドラマの世界とは共通点も多いわけで、プロによって選び抜かれた音楽は、ムードに浸るには満点。こういう企画は、どの瞬間に流れたか分かるともっといいのに。
ベストクラシック100 87::クリエイション〜20世紀フランス音楽作品集ベストクラシック100 87::クリエイション〜20世紀フランス音楽作品集
弟のウイントン同様、ジャズとクラシックにまたがって活躍するブランフォードが、近代フランス音楽に挑戦。彼とオルフェウス室内管の自由闊達な感性がぶつかりあって、画期的なアルバムとなった。