制作・出演 : カティア・ラベック
ラベック姉妹/ラプソディ・イン・ブルー(2台ピアノ版) DECCA、PHILIPSの歴史的名演の数々が、オランダのレーベル「NEWTON CLASSICS」から装い新たに登場! 「美貌のピアノ・デュオ」として登場したラベック姉妹。今ではすっかり円熟した音楽を聴かせるデュオとして世界中を駆け巡っています。そんな彼女たちの若々しい情熱に満ちたガーシュウィンを改めてお聴きいただきましょう。 『ラプソディ・イン・ブルー』は、本来ジャズ・バンドとピアノのために書かれた作品ですが、グローフェの編曲により華やかなピアノ協奏曲として親しまれています。この2台ピアノ用のアレンジは、曲の構造がよくわかるとても面白いものであり、また2人の闊達なる演奏が高く評価されている永遠の名演です。ピアノ協奏曲も、ジャズ的な要素が巧く絡みあった生命力に富んだ作品で、こちらも冴えた技巧とエスプリが感じられる素晴らしいものです。ガーシュウイン好きなら一度は聴いておきたい1枚です。(ナクソス・ジャパン) 【収録情報】 ガーシュウィン:2台ピアノのための作品集 ・ピアノ協奏曲ヘ調 ・ラプソディ・イン・ブルー カーティア&マリエル・ラベック(ピアノ) 録音時期:1980年 録音方式:デジタル(セッション) 原盤:PHILIPS Powered by HMV
美人姉妹デュオとして高い人気を得ていたラベック姉妹のベスト盤。ドビュッシー編曲の「白鳥の湖」や「ラプソディ・イン・ブルー」の2台ピアノ版、有名曲から洒落た編曲ものまで、彼女たちのセンスの良さが楽しめる。
メンデルスゾーンのピアノ協奏曲がまとめて聴ける。とくに10代の半ばに作曲された作品を、全盛期のジョン・オグドンやラベック姉妹が弾いた演奏がすばらしい。早熟な少年が作曲した音楽にはこぼれ落ちるような愛らしさがあって、つい微笑んでしまう。
ラベック姉妹のフレキシブルな感受性が、ジャジィな雰囲気を持つ作品を巧妙にとらえ、聴きごたえ十分の演奏を繰り広げている。グレインジャー作品でのスウィング感は必聴。
ラベック姉妹のEMIデビュー・アルバム。ジョプリンの作品を中心に、19世紀後半のアメリカにおける、アメリカン・ポピュラー音楽とクラシックが融合したラグタイムを、見事に息の合った演奏で表現している。
世界の子守歌、というありがちなコンピ企画……と思いきや、さすがクラシックの老舗というべきか、あるカッチリしたものを感じさせつつ、非常におおらかな選曲をしているあたりが興味深いというか、ちょっと待てというか。曲目一覧を見て皆様も悩んでください。