制作・出演 : クリストフ・エッシェンバッハ
チャイコフスキー メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲チャイコフスキー メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲
前橋汀子の前2作の小品集よりも言いたいことを言い切った演奏でファンにとっては更に重要だ。特にメンデルスゾーンには彼女のほぼ全てがあらわれている。しかし、そのあらわれ方が「特殊」と見なされる傾向が強いのが現代であるのも事実。
シューマン:詩人の恋、リーダークライス作品39他シューマン:詩人の恋、リーダークライス作品39他
「詩人の恋」はF=ディースカウの4度目、「リーダークライス」は2度目の録音である。完璧な声のコントロールと音符への深い読みによってシューマンの独得なリリシズムを歌い上げており、見事だ。そしてその歌唱に勝るとも劣らず素晴しいのがエッシェンバッハの伴奏だ。