制作・出演 : チューリヒ・トーンハレ管弦楽団
シューベルト:交響曲全集[1] シューベルト:交響曲第7番「未完成」 ヴァイオリンと管弦楽のための作品集シューベルト:交響曲全集[1] シューベルト:交響曲第7番「未完成」 ヴァイオリンと管弦楽のための作品集
マーラー:交響曲全集10 交響曲第10番[カーペンター版]マーラー:交響曲全集10 交響曲第10番[カーペンター版]
ジンマン&チューリヒ・トーンハレ管が番号順に録音してきたマーラー交響曲全集が第10番に到達。ただし、よく演奏されるクック版ではなく、編曲者の自由度が比較的高いカーペンター版(83年初演)が用いられている。非常に明晰で洗練された演奏が繰り広げられている。
CREST 1000 512::ストラヴィンスキー:火の鳥/カルタ遊び/アゴンCREST 1000 512::ストラヴィンスキー:火の鳥/カルタ遊び/アゴン
発売元
日本コロムビア株式会社最高の音で楽しむために!
マーラー:交響曲全集9 交響曲第9番ニ長調マーラー:交響曲全集9 交響曲第9番ニ長調
オーケストラのしなやかで美しい響きを駆使し、求心的に、真摯に音楽を進めるジンマン。バーンスタインのような荒れ狂った灼熱はないが、その分細部の濃密さが光る。ふっくらと豊かに響く録音もうまく味方につけて、新時代のマーラー像を描いている。
マーラー:交響曲全集7 交響曲第7番「夜の歌」マーラー:交響曲全集7 交響曲第7番「夜の歌」
この曲が難解? ジンマンの指揮で聴くと、そうは感じない。音のバランスや強弱が正確無比で、マーラーが意図したであろう楽器の配置による効果や空間性までハッキリと聴きとれる。その明晰さを支える録音の良さ。SA-CDマルチ再生でこそ真価を発揮する。
マーラー:交響曲全集6 交響曲第6番「悲劇的」マーラー:交響曲全集6 交響曲第6番「悲劇的」
マーラーは混沌でも肥大化した主観的な感情表現でもない。複雑なオーケストレーションを冷徹に見つめ、マーラーの意図を克明に描く。恣意的な表現をまったく感じさせない自然な音楽……だからこそ見えてくる透明感あふれる色彩の美しさ。ジンマンの真骨頂だ。
ショパン:ピアノ協奏曲 第1番 モーツァルト:ピアノ協奏曲 第21番ショパン:ピアノ協奏曲 第1番 モーツァルト:ピアノ協奏曲 第21番
33歳で亡くなったルーマニア出身のピアニスト、リパッティの代表的なアルバムのひとつ。ショパンもモーツァルトも唯一の録音だが、現代のピアニストからは味わえない独特の香りを放っており、大いに聴く価値がある。
ショルティ・ラスト・コンサート/マーラー:交響曲第5番ショルティ・ラスト・コンサート/マーラー:交響曲第5番
20世紀を代表する指揮者、ショルティが亡くなって2007年で10年。これは97年に行なわれた巨匠のラスト・コンサートのライヴ。音楽の骨格はいつものショルティなのだが、とにかく音色が生々しい。オケの感情移入が尋常ではない。とても平常心では聴いていられない。