制作・出演 : クレメンス・ヴァン・デル・フィーン
チェンバートーンズチェンバートーンズ
3年半ぶりのアルバム。楽器編成からの想像どおりアコースティック音を前面に出した、素朴で牧歌的な安らぎサウンド。自作「カウ・デイジー」「サークルズ」「インティメート・ストレンジャーズ」をはじめ、全曲に懐かしさを覚えるあたりには、かつてのフリゼールのイメージも。ヨリスのクラリネットが、本トリオのもう一本の支柱、アクセントになっている。
マリガン・ムードマリガン・ムード
バリトン・サックス奏者のメヌーと、名ギタリストのルーラー。欧州代表クラスともいえる二人の手にかかれば、マリガン作品もここまでヨーロッパの気品と粋を感じさせる音に。ジム・ホール役ともいえるルーラーの温かく伸びやかなトーンが利いている。
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