制作・出演 : ケリー・ジェファーソン
カナダのシンガー/ピアニスト、ライラ・ビアリのスタジオ録音第2作。スティングのバック・メンバーも務めるジャズ&ポップス系のシンガーだ。k.d.ラング「シンプル」などのカヴァーやスタンダード・ソング、自作曲を歌う。多彩で幅広い。独創的な姿勢がうかがえる。
制作・出演
JasonLogue / KevinTurcotte / エミリー・クレア・バーロウ / ケリー・ジェファーソン / ダビデ・ディ・レンツォ / マーク・キースウェッター / レグ・シュワッガー / ロス・マッキンタイアカナダのジャズ系シンガーの2010年作で60年代の名曲集。「サンシャイン・スーパーマン」を典型として、甘みとクールさが混じり合ったヴォーカルはそのまま懐古趣味と現代性の両立につながっており、個性を生かす好企画だ。高速ジャズ・ワルツにした「雨にぬれても」、ボッサ化で意表をつく「くよくよするなよ」、サックスとのユニゾンが効果的な「マシュ・ケ・ナダ」など、アレンジも快調。
制作・出演
DrewJurecka / エミリー・クレア・バーロウ / ケリー・ジェファーソン / ダヴィデ・ディレンツォ / チェイス・サンボーン / デヴィッド・レスティーヴォ / レグ・シュワッガー / ロス・マッキンタイアートロントを拠点に活動するシンガーの7作目。軽やかな4ビートの「オール・アイ・ドゥ・イズ・ドリーム・オブ・ユー」からは明るい声の魅力が伝わる。リズム感と音程の確かさが生きる急速の「ユーア・ドライヴィング・ミー・クレイジー」、心地よい空気感を醸すケニー・ランキン作「ハヴント・ウィ・メット?」、自身の編曲・指揮による美しいストリングスが効果的な「ユー・マスト・ビリーヴ・イン・スプリング」なども充実の仕上がり。
制作・出演
LennySoloman / RebeccavanderPost / エミリー・クレア・バーロウ / キーラン・オヴァース / ケリー・ジェファーソン / ナンシー・ウォーカー / マーク・ケルソー / レグ・シュワッガートロント出身のシンガーがスタンダードやブラジル音楽を歌った2007年作品。3、9曲目といった軽快な曲はキュートに、バラードの「ソー・メニー・スターズ」は艶やかに表現し、実力を示す。ニュアンスに富んだヴォーカルとくぐもったピアノがマッチする「ザ・ヴェリー・ソート・オブ・ユー」は哀愁漂うフリューゲル・ホーンのソロも魅力。
トロント出身の女性ジャズ・ヴォーカリスト、バーロウ。アルバムとしては通算4枚目、日本ではこれがデビュー盤となる。非常にクリアな声を活かし、しっかりと強弱をつける歌のスタイルだけに、(1)や(5)のようなボッサからスタンダードまで何でもござれの万能タイプ。