制作・出演 : ゲルト・アルブレヒト
ライマン:歌劇「リア王」全曲ライマン:歌劇「リア王」全曲
制作・出演
HennebergClausH / ReimannAribert / アリベルト・ライマン / カール・エルプ / ゲオルク・パスクーダ / ゲルト・アルブレヒト / ハンス・ヴィルブリンク / バイエルン国立歌劇場合唱団 / バイエルン国立管弦楽団 / リヒャルト・ホルムブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」ブルックナー:交響曲第4番「ロマンティック」
先頃チェコ・フィルの音楽監督を辞任したアルブレヒトの置土産。このオケの弦の魅力を生かし、軽やかなタッチで歌いあげたブルックナーで、重厚で神秘的な従来の解釈に見直しを加えている。そこがまた聴き手によって評価が分かれるポイントであろう。
チェコ・フィル100周年記念メモリアル・ライブチェコ・フィル100周年記念メモリアル・ライブ
発売元
株式会社ポニーキャニオン100周年記念コンサートの指揮台に立った2人の共通点が、任期途中で不本意な辞め方を余儀なくされたことというのも皮肉なもの。アルブレヒトの「新世界」なんか重厚ですごく面白かっただけに返す返すも残念だ。今となっては貴重な“メモリアル”ライヴ。
シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレイト」 D.944シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレイト」 D.944
チェコpoの中で今何かが起きていることを感じさせられるCD。音楽監督就任当時のギクシャクとした不自然さが払拭されて、アルブレヒトとチェコpoの関係がいかに親密なものになっているかを証明してくれるような古典的ダイナミズム溢れる演奏。
′94ジルヴェスター・コンサート・イン・プラハ′94ジルヴェスター・コンサート・イン・プラハ
チェコ民主化、クーベリックを迎えてのプラハの春から数年、アルブレヒトを音楽監督に迎え設立100年を目前とするチェコpo。94年大晦日のコンサートライヴ。ボヘミアの作曲家を並べたもので美しい録音と相まって若々しい息吹きにあふれるドキュメント。
ブルックナー:交響曲第8番ブルックナー:交響曲第8番
アルブレヒトとチェコ・フィルによるブルックナー・シリーズの第2弾。余分な力みのないスケールの大きな音楽(特に第4楽章)。チェコ・フィルは、弦楽器の低音や内声がよく鳴っていて、とてもブルックナーに相応しい響きをつくりあげている。
ブルックナー:交響曲第9番ブルックナー:交響曲第9番
チェコ・フィルと新たにその音楽監督に就任したアルブレヒトによるブルックナー。いきなり第9番というのも自信に満ちた選曲だが、深い思索のあとがうかがえるこの演奏を聴く限り、我々の期待は大いに満たされている。ただしオケ自体の向上がぜひとも必要。
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