制作・出演 : サイゴン・キック
WATERWATER
核のジェイソン・ビラー(g)はビートルズ、プリンスに憧れる男。ルックスはメタル風だが音楽の好みは雑食だという。ミックスチャー・バンドの注目株は前作(2nd)でブレイク。今回もデヴィッド・ボウイの(2)を完全コピー、奇抜な発想も健在。voも全曲ジェイソンだ。
リザードリザード
ヘヴィなリフ、強力なリズム、それに重なるメロディアスなダミ声ヴォーカル…なんとも不思議な雰囲気を持った4人組、サイゴン・キックの2作目。前作もかなり様々な方向性を示していたが今回さらに拍車がかかった感じ。とっつきにくいが、クセになるかも。
リミテッド・エディションリミテッド・エディション
来日記念盤として既発の1stにボーナス・トラック(15)(16)を加えて再リリースされたもの。いわゆるクロスオーヴァー・ロックの新鋭と目される彼らだが、その底辺にあるのはポップなメロディ。追加曲の2曲もそんな彼らの素朴な味が浮き彫りにされている。
サイゴン・キックサイゴン・キック
長髪で皮ジャン着てれば何でもメタルと決めつける人にちょっと刺激を与えそうなバンドの登場だ。フロリダ出身4人組の1st。解説では、F・N・モアが比較の対象になっているが、彼らもメタルの常識にこだわらずにオリジナルを確立させている。一度お試しを。
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