制作・出演 : シャンゼリゼ管弦楽団
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
ファジル・サイとの過激なデュオで注目を浴びたコパチンスカヤが、今回はヘレヴェッヘと組んだ。ガット弦を使用するものの、ピリオド奏法の枠には到底収まらず、音の変更も辞さない奔放な演奏ぶりで聴き手の度肝を抜く。ピアノ協奏曲版を基に自ら編曲したカデンツァでは二重録音も。怪演フェチは必聴!
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調ブルックナー:交響曲第7番ホ長調
古楽演奏の積み重ねをベースにブルックナーに新たな光を当てる演奏家として、アーノンクールさえ凌駕しそうなヘレヴェッヘ。オルガンや教会音楽との関わりをストレートにスコアから読み解くアプローチは、手堅さと革新性が魅力的な調和を奏でて美味。★
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