制作・出演 : フィリップ・ヘレヴェッヘ
ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲ベートーヴェン:ヴァイオリン協奏曲
ファジル・サイとの過激なデュオで注目を浴びたコパチンスカヤが、今回はヘレヴェッヘと組んだ。ガット弦を使用するものの、ピリオド奏法の枠には到底収まらず、音の変更も辞さない奔放な演奏ぶりで聴き手の度肝を抜く。ピアノ協奏曲版を基に自ら編曲したカデンツァでは二重録音も。怪演フェチは必聴!
ベスト・バッハ100ベスト・バッハ100
モーツァルトに続く“ベスト100”シリーズの第2弾は、バロックの巨星バッハ。誰もが知っている名曲から、ちょっと通向きな宗教曲までを収録。演奏家も文句のない人選で、バッハを心ゆくまで味わえる。
J.S.バッハ:モテット集J.S.バッハ:モテット集
発売元
キングレコード株式会社劇的でさまざまな仕掛けに満ちたカンタータに較べ、声楽アンサンブルが中心で器楽の役割もごく限られたモテットは、どこかひっそりとした味わいだが、その分透明な声の響きがさらさらと耳に沁みてくる。音に即し多彩に表情を変えるヘレヴェッヘ独壇場の美しさ。
ブルックナー:交響曲第7番ホ長調ブルックナー:交響曲第7番ホ長調
古楽演奏の積み重ねをベースにブルックナーに新たな光を当てる演奏家として、アーノンクールさえ凌駕しそうなヘレヴェッヘ。オルガンや教会音楽との関わりをストレートにスコアから読み解くアプローチは、手堅さと革新性が魅力的な調和を奏でて美味。★
PREV1NEXT