制作・出演 : ジム・クラッチャー
メモリー・オブ・ウエスト・コーストメモリー・オブ・ウエスト・コースト
90年に西海岸のハリウッドで録音されたが、本国では一度もリリースされることなく、日本で20年ぶりに再発された作品である。スタンダードを中心とした全9曲、非常にスウィンギィで寛いだ雰囲気の演奏を楽しむ。彼のプレイではスローでもアップ・テンポでもリラクゼーションを満喫できるのがとても良い。
星影のステラ スタンダード第2集星影のステラ スタンダード第2集
クロードが好きなスタンダード・ソングを集めた作品。もともとバド・パウエル色の強いピアニストであったが、今作ではその影響を脱したスウィンギィかつ叙情的なピアノを聴くことができる。アーティスティックな感性が押し出された印象派ピアノ。好調だった90年の録音。
コラボレーションコラボレーション
西海岸の名匠クロード・ウィリアムソンのオリジナル曲集。レギュラー・トリオでの録音で、トリオ・メンバーの自作曲を演奏した。クロードのオリジナル曲集は珍しい。クロードの作曲はブルースのコード・12・ブルー」、ゴスペル風の「カミン・イン・バック・ドア」など。全体的に親しみやすいメロディアスな曲が並ぶ。
プリシラ・ラヴズ・ビリープリシラ・ラヴズ・ビリー
史上最強のウィスパー・ヴォイス。 多くの女性ヴォーカル・マニアを魅了してきたプリシラ・パリスが、 ビリー・ホリデイへ捧げた美女ジャケファン垂涎盤 ジャケ良し内容良しの奇跡の一枚。 60年代にザ・パリス・シスターズの末娘として活躍したシンガーが69年に発表したソロ2作目。敬愛するビリー・ホリデイのレパートリーを歌う。甘い声でほどよい哀感を湛える「アイ・ラヴ・ユー,ポーギー」、けだるい雰囲気が心地よい「ガールス・ワー・メイド・トゥ・テイク・ケア・オブ・ボーイズ」などで個性と実力を発揮。ジミー・ロウルズほかの演奏も手堅い。
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