制作・出演 : ジャック・ワグナー
オール・アイ・ニードオール・アイ・ニード
84年のデビュー作。ハリのあるヴォーカルとのびやかなメロディのサビが絶妙にマッチする全米2位の(5)やエアプレイのメンバーたちが作者に名を連ねる(10)といったバラードが秀逸。(1)(2)など、テンポの速い曲はシンセ中心の硬質な響きがさすがに古色蒼然。
ライティング・アップ・ザ・ナイトライティング・アップ・ザ・ナイト
85年の2作目。前作のタイトル曲のような大ヒットこそないものの、音は延長線上。ダイアン・ウォーレンージェフ・ローバーという才人の共作になる(2)など、曲が粒揃いで、AOR作品としての魅力はむしろ本作のほうが大きい。スローの(3)もアップ・テンポの(6)も快調。
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