制作・出演 : ジュリアード弦楽四重奏団
ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第13番ベートーヴェン:弦楽四重奏曲第13番
51年間このSQで演奏してきた第1ヴァイオリンのロバート・マンが97年、76歳で勇退する。これからも新メンバーが加わり歴史あるジュリードSQは変化しながら成長するだろう。それが音楽面でも如実。真摯、かつ退屈させない刺激と新鮮さを持つベートーヴェン。
シューマン:ピアノ五重奏曲シューマン:ピアノ五重奏曲
バーンスタインの多才ぶりを示す興味深い1枚。指揮者・作曲家を本業としている彼だけに、技術的な面ではジュリアードSQと一体化しているとは言い難いが、音楽的には実に表情豊かで、聴かせ所を捉えていて面白い。個性的な演奏として注目したいCD。
ベートーヴェン:中期弦楽四重奏曲集ベートーヴェン:中期弦楽四重奏曲集
82年、アメリカ合衆国国会図書館クーリッジ・ホールで行われた全曲演奏会の画期的なライヴ録音。精密なアンサンブルを土台にした現代感覚あふれる演奏は彼らならではのものだ。
バルトーク:弦楽四重奏曲全集バルトーク:弦楽四重奏曲全集
ステレオ期以降2度目、モノも含めると彼ら3度目の全曲盤。ただしメンバーはそれぞれかなり異なる。63年の2度目のものが名演の呼び声高いが、これも、4番などでは緊張感やアンサンブルの密度がやや後退したとはいえ、6番は実に感動的。やはり名盤だ。