制作・出演 : ジュリオ・ネーリ
ポンキエルリ:歌劇≪ジョコンダ≫全曲ポンキエルリ:歌劇≪ジョコンダ≫全曲
絶頂期のカラスを聴くには最良の一点だろう。カラスはこの「ジョコンダ」を二度録音しているが、本盤は最初のもの。圧倒的な声量とドラマチックな表現は鳥肌が立つほどで、特に第4幕の熱唱は鬼気迫るものさえ感ずる。バルビエーリやネーリなど他の配役も申し分ない。
ボーイト:歌劇≪メフィストーフェレ≫ボーイト:歌劇≪メフィストーフェレ≫
全盛期の1958年に急逝した為伝説の名歌手となったネーリ。最後のバッソ・プロフォンドと称えられる彼のメフィストは極め付きと言われた。モノラル録音ながら文字通り深々と響く驚異的低音を満喫できる。イタリア・オペラ古き良き時代の貴重な遺産だ。
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