音楽むすび | 制作・出演 : ジョアン・ブラッキーン

最高の音で楽しむために！

数あるハーモニカのセッション・アルバムの中でも秀作とされる名盤。デューク・エリントン、ジョン・コルトレーンなどのナンバーを巧みなアレンジで心地よく聴かせてくれる。リズム・セクションとの絡みが最高。

“チョイス・レーベル”第3作目のアルバムが再リリースとなった。本作は2作目同様、全曲ジョアンのオリジナル。ベーシスト、エディ・ゴメスとのスリリングなデュオが聴きものだ。

60年代に数々の有名セッション・グループに参加後、75年に発表したデビュー・アルバム。トリオ演奏のこの作品では、まさに彼女ならではのスケールの大きいピアノ・プレイが堪能できる。

ブラッキーンはこのところ影を潜めているが、彼女がさかんに活動していた時代の名盤が初めてCD化された。強力なサポート・メンバーを得て展開されるプレイは、ポスト新主流派というか、極めて鮮烈な印象を与えるもので、現在もその鮮度は落ちていない。