制作・出演 : ジョージ・ムラーツ
サークル・ワルツ21Cサークル・ワルツ21C
スタンダードを中心にしたフリードマンのアルバム。まずはリメイクされた「サークル・ワルツ」。オリジナルに比較して表現のラインが鮮明でより力強い。だがリリカルな余韻も十分だ。これが円熟味なのかと思う。バックも好調。特にナッシュのパワフルなドラム・サウンドが光る。楽譜付きがユニーク。
ポストヒューマス +1ポストヒューマス +1
このアルバムは欧州のストーリーヴィルと日本のインタープレイから出たが、収録曲が異なっていた。それを1枚にまとめた。中国系ピアニスト、東欧のベーシスト、日系ドラマーという国際色豊かなカルテットで、晩年のウォーン・マーシュが力を振り絞った熱演を繰り広げる。
ひまわり…ヘンリー・マンシーニ・ソングブック…ひまわり…ヘンリー・マンシーニ・ソングブック…
美しいマンシーニのメロディに挑んだピアノ・トリオによる快作である。数々の名作の中から9曲を選定。どれもが馴染みの作品だ。タイトル曲は映画の同名主題曲、その美しいメロディをサイラス・チェスナットのピアノが甘くせつなく奏でる……これは堪らない。
ベスト・マスター・クオリティーズベスト・マスター・クオリティーズ
サイラス・チェスナット率いるピアノ・トリオのベスト盤。スタンダード・ソングを、あふれる歌心と抜群のスウィング感で弾きこなし個性を発揮している。リズムを支えるのはベテランのジョージ・ムラーツ、中堅として安定感あるルイス・ナッシュ。
ブルー・マイナーブルー・マイナー
リーダーであるハンク・ジョーンズは90歳を迎えた大ベテランだが、ピアノ・タッチが絶妙で滋味豊かな音を紡ぎ出している。ベースとドラムの連携も良く、特に、キルソンの鋭い感性が弾けるドラミングが刺激的。メリハリの利いたピアノ・トリオ演奏が楽しめる。