制作・出演 : スピッツ
オリジナルは92年9月発売のミニ・アルバム。全編にオーケストレーションを施し、ストリングスやブラス、キーボード・アレンジも効いた作品となっている。ヴォーカルも安定してきた頃ですね。
プロデューサーに笹路正徳を迎え、93年9月にリリースされた4枚目。サウンドもひとまわりスケール・アップし、新生スピッツの予感にあふれた1枚。「夢じゃない」ほかシングル5曲が収録。
94年9月発表の5枚目。ドラマ『白線流し』の主題歌となった「空も飛べるはず」(アルバム・ヴァージョンで収録)は彼らを代表する名曲に。これはリマスタリング済の高音質で、プライス・ダウンされてのお買い得のリニューアル盤。
ミリオン・セラーとなった95年9月発表の6枚目。大ヒット曲「ロビンソン」「涙がキラリ☆」をはじめ、名曲がずらり。J-POPシーンにおけるスピッツの存在感が、より明確化した記念碑的1枚。
『ハチミツ』同様高い人気と評価を決定づけた96年10月リリースの7枚目。力強い歌詞、バンド・サウンドが一体となったトータル感あるロック・アルバムに。「チェリー」などを収録。
共同プロデューサーに元カーネーションの棚谷祐一を迎え、98年3月リリースの8枚目。ロック/ポップスのマニア心をくすぐる細かい仕掛けはさすが。「スカーレット」ほか粒揃いの楽曲を収録。
本年度ベスト・アルバムの最右翼。強く美しい透き通ったメロディと、完璧な危うさを真っ正面から叩きつけるバンドのグルーヴが素晴らしい。亀田誠治も名アシスト。随所に挿入されるオルガンのソロだけで一晩飲み明かせる、そんな名盤。ぜんぶ、名曲。★
シングルの(11)(アルバム・ヴァージョンで収録)で、新生スピッツをアピールすることに成功して、新たなファン層を掴んだ結成10周年記念アルバム。スクーデリア・エレクトロの石田君が共同プロデュースで参加作品。