制作・出演 : スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団
作曲家・ピアニスト「加古隆」がパリでの演奏家デビューを果たしてちょうど30周年にあたる2003年、今の加古隆を知るもの、昔の加古隆を知るもの、そして、今まで加古隆を知らなかったもの・・・。そのすべてに贈る、究極のアルバムの登場です!DSDマルチレコーディングによるハイブリッドディスク、欧の名門、スロヴァキア・フィルハーモニー管弦楽団とのフルオーケストラ共演など、パリ・デビュー当時の曲から30年の歩みがこの一枚にぎっしり詰まっています。
第8番は「新世界」に次いで人気のあるドヴォルザークの交響曲で、全体のまとまりも素晴らしく、民族音楽の使い方が日本人の心の琴線に触れる。特に第3楽章は、ドヴォルザークが書いた最も美しい音楽とされている。
ドヴォルザークのというより、クラシック音楽中屈指の人気曲のひとつが、この第9番。アメリカの民俗音楽を使いつつ、故郷ボヘミアへの思いを込めた作品で、その哀愁に満ちた旋律が印象的だ。
有名になる前に30歳代後半で亡くなったビゼーの、2大管弦楽曲を収録。傑作歌劇からの「カルメン」組曲は、次々繰り出される曲がすべて有名だ。「アルルの女」も、美しいメロディに満ちている。
稀代のメロディメイカー、チャイコフスキーの真髄が堪能できるアルバム。3大バレエのおいしいところを抽出した、甘美で躍動感がある多彩なメロディの数々が繰り出されていく。
後期ロマン派の最後の巨人、R.シュトラウスの精緻で壮大な音響世界が堪能できる一枚。「ツァラトゥストラ」は、ニーチェの哲学を音楽化した音絵巻。「ティル」は、中世のいたずら者の物語をユーモラスに描写した傑作だ。
傑作を次々と生み出していた時期の作品で、古今のヴァイオリン協奏曲を代表する作品でもある。抒情的な美しさに満ちているが、高度な技巧を要求する曲ではなく、その分演奏者の深みのある演奏が味わえる。
ドイツ・ロマン派を代表するヴァイオリン協奏曲。難曲ではあるが、華麗なヴィルトゥオーゾ協奏曲ではなく、厚みのあるオーケストラとがっぷり組んだシンフォニックな協奏曲だというところが、ブラームスらしい。
モーツァルトの絶筆で未完に終わった「レクイエム」は、多くの謎に包まれている。「怒りの日」の激烈さ、最後の作「ラクリモサ」の絶美など、全編感動を誘う傑作だ。名指揮者コシュラーの指揮が味わい深い。
500円でクラシックの名作曲家の片鱗に触れることができるというシリーズ。「家路」としてもっともポピュラーな交響曲「新世界」や「ユモレスク」など、日本人の耳にすんなりとなじむ珠玉のメロディを収録している。
誰もが知ってる楽曲に改めて焦点を当てたシリーズ。「聴いたことはあるけど、曲名はわからない」といったあの曲の正体がわかる。どの曲も永遠に残るであろう不朽の名曲ばかり。