制作・出演 : チャイコフスキー
96年発表のチャイコフスキー交響曲全集からの一枚。標題は後に付けられたもので、ポーランドと直接の関係はない。演奏は組曲風あるいは舞曲風の本作にピッタリで、洗練された優雅さに満ちている。
1953年にチャイコフスキー博物館で発見された4曲の「パ・ド・ドゥ」を、第3幕に入れた完全なる全曲盤。デュトワによる演奏は、知的でシンフォニックな「白鳥の湖」を生んでいる。
チャイコフスキーの3大バレエ最後の作品。メルヘンチックで楽しく、小鳥の鳴き声のSEを入れるなどきわめて描写的で、聴くだけで情景が浮かぶようだ。グラズノフもツボを押さえた演奏を聴かせている。
チャイコフスキー円熟期の傑作で、長すぎて実際の舞台ではめったに聴けないオリジナル・スコアが完全収録されている。バレエ音楽の研究者としても名高い、リチャード・ボニングならではのアルバムだ。
『イマージュ』シリーズといえど、“クラシーク”(フランス語風発音)と冠すれば、内容は正統派クラシカル・コンピレーション。ラ・フォル・ジュルネ公認ということもあり、捻らず真正面から音源の質で勝負にきた。ソニー・クラシカルの分厚さを味わうセット。
世界中のオーケストラや歌劇場から引っぱりだこの指揮者、ゲルギエフ初の「白鳥の湖」。本作でチャイコフスキーの3大バレエが揃った。オーケストラも指揮者も熟知したチャイコフスキーで、21世紀の決定盤といえる。
チャイコフスキー、遅めのテンポでじっくりと取り組んでいる。抒情的というか、意外に繊細でメロウ。特に2楽章は秀逸。新鮮な感じがして面白かった。ショスタコーヴィチは、ジャズもやっているマツーエフの良さが出ている。なかなか軽妙洒脱。オーケストラもまずまず。
小中学生向けの音楽鑑賞ガイドとして最適なクラシック・コンピレーション・シリーズの第5弾。子供たちの興味をひきつけるさまざまな工夫がなされており、教室でも家庭でも安心して子供に聴かせることができる。
手軽に本格的なクラシックが楽しめる“500円クラシック”シリーズの一枚。本作では、クラシックの基本であるチャイコフスキーを収録。親しみやすく心に染みわたる、何度でも聴きたい魅力にあふれたメロディが満載だ。