制作・出演 : ディム・ボガー
ノルウェー出身のシンフォニック・ブラック・メタル三人組によるアルバム。オーケストラや合唱団など総勢101人を迎えて1年弱を費やした音世界は、まさに崇高な暗黒メタル叙情詩。終始翻弄されるのはもちろん、聴き終えた後もしばらくはまだ魔界を彷徨っているかのような気分に。
ノルウェーのブラック・メタル・バンド、ディム・ボガーのアルバム。ブラック・メタル界の伝説的なミュージシャン、ヘルハマーがドラムを担当しており、より重厚なサウンドが楽しめる。
ノルウェーのブラック・メタル・バンドの最新作。ヴェノム直系の退廃的でダークなサウンドは重厚で層もぶ厚く、スケール感満点だ。オーケストラ・パートも実際のプレイを導入、シンフォニックな臨場感はまさに迫力満点だ。力のこもった一作。
ノルウェーの5人衆の通産3枚目のアルバム。鋭き音、仰々しき楽曲、まがまがしき歌詞、恐ろしき外見(白塗り+金属武装)など、まさにブラック・メタルそのものだが、美しい旋律を携えてドラマティックに聴かせるツボを押さえた術も持つ業師なりけり。
ブラック・メタラー5人衆のミニ・アルバム。VOはデス声ながら、哀愁漂う旋律美は正統派メタルのそれでクオリティ主義に徹した曲は起伏に富んでドラマティックでさえある。アクセプトのカヴァー(5)はご愛嬌。でも、ツボを押さえたアレンジで聴き応え十分。
ノルウェー産ブラック・メタル・バンドの第4作。シンフォニックなバッキングの上を禍々しいデス・ヴォイスとヘヴィ・ギターが爆走していくスタイルは相変わらずだが、激烈さの中に耳を捉えて離さないメロディックな要素が秘められているのはさすがだ。
北欧産ブラック・メタルの95年発表の1作目音源にライヴを追加収録した特別版。不気味なトーンの中に溶け込むようなキーボードをあしらったドラマ性は本バンドならではの魅力で、まさにド迫力。ライヴ(12)〜(15)は97年録音で新旧の彼らの姿を聴き比べられる。